林間合宿2日目
A組は午前中はワイプシ謹製のアスレチックを遊び尽くし
今は皆でBBQを楽しんでいた
「人使ちゃん、お肉焼けたわよ あーん」
「ちょ、人前では…」パク
そして、一線を越えたバカップルはというと、
盛大にイチャイチャしていた
甲斐甲斐しく肉や野菜を焼いては心操にあーんする蛙吹
普通のカップルですらしないような行為を平然と行い…
見せつけられているA組メンバーは砂糖を吐きそうである
「チクショウ・・・見せつけやがって・・・」
「峰田…血涙でてっぞ」
「嫉妬か」
「確かにあそこまでイチャつかれたらな」
「俺…今なら“砂糖”いらない気がする」
「甘過ぎる空間だね☆」
蜂蜜に砂糖とステビアとガムシロを足したような空間
そんな中で“奴ら”はやってきた
ザッザッザッザッザッ
いや、帰ってきたのだ
1日以上掛けて、昼夜問わずの行軍の末に…
「ふふふ、ずいぶん余裕だねぇ…A組ィィィ!!
B組は地獄から帰ってきた!!
ここから先は、ずっとB組のターンさ!」
「物間!?」
「そういえば見て無かったな」
「物間……ああ居たな!そんな奴も」
「えーと、[もぎもぎ]くっ付けられた人だ!!」
「私もう、出番無いんだど思ってた」
「一発屋じゃなかったのか…」
「てか、汚いな…」
「それに…なんか臭う」
「食事中に不衛生な状態で近づかないでもらいたい!」
「汚物は消毒されろ」
食事中に血や汗の他に泥や草木の汁等で身体中が
汚れた集団が来たら誰だって嫌がる
「……扱いがあんまりじゃないかい?
そんなに臭うかな…あと僕達にもBBQを!!」
「だって…なぁ」
「あれ?また誰か来たな」
B組の後から凄い勢いで近づく影が3つ
「王よ!!失礼いたしました!!」
「B組はソッチじゃないの!!」
「コッチに来るのよ!!」
ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツである
そして、彼女達は3人がかりで手足を押さえつけ、
抵抗する物間を引き摺りながら山の中へと…
「離せ!!なんでA組ばっかり!!
不公平じゃないか!!B組にも…B組にも少しくらい!!」
「ええい!暴れるんじゃない!!」
「アンタの行動次第でまた[デクさん]が…!」
「彼は“王”!!君は“道化”なの!!」
「嫌だぁぁぁ!!僕達もBBQするんだぁぁぁぁ!!
クラスの皆と夏休みの思い出作るんだよぉぉぉ!!
焼いた肉を食べさせてくれよ!!
もう、もう…鉄の味がする生肉は嫌だぁぁぁ!!」
…山の中へと連れ戻されていった
木々の間から怨嗟の声が聴こえてくる
「本当に無様だわ あーん」
「俺も気持ちは少しわかるけど…」パク
「人使さん……自重してください峰田が死んでしまいます」