ーーーー東京都 保須市 とある裏路地ーーーーーーーーー
「・・・ハァ!!素晴らしい!!」
「・・・
裏路地にて倒れ伏すヒーローだったモノ
ソレを見下ろす二人
「緑谷君ッ・・・!!
キミは何をしたかわかっているのか!!
キミのしていることは犯罪だぞ!?」
目撃してしまったヒーローの卵
「・・・ハァ 知り合いか?」
「俺の!!仲間だ!!」
「デクさん(C)の仲間なら期待できそうだ・・・ハァ
素晴らしい提案をしよう・・・
貴様もリア充を狩らないか?」
「断る!!緑谷君、コイツは敵[ヒーロー殺し]だぞ!!
僕の兄[インゲニウム]を(社会的に)殺した奴だ!!」
「インゲニウム・・・ハァ あのリア充か 奴は偽物、
モテたいが為にヒーローをするなぞ言語道断!!
答えろ!!貴様も同類か!?」
━━━もっとも答え難いことを訊かれて黙りこむ飯田
事態を動かしたのはデクさん(C)だった
「・・・ダメだよ、ステインさん
飯田君は俺の仲間だけど
「ハァ・・・続けろ」
「飯田君、キミ 麗日さんと喋っていたよね?」
「・・・は?」
━━━予想外の言葉に飯田は言葉を失った
「芦戸さんとも蛙吹さんとも耳朗さんとも葉隠さんとも
八百万さんとも喋っていたよねぇぇぇ」
(待て、待て待て待て緑谷君は何を言っている!?
話くらい緑谷君も━━━
個性把握テストの時も、
USJ襲撃事件の時も、
体育祭の時も、
━━━まさか、嘘だろう?
緑谷君は入学初日から女子と話していない・・・だと?)
「さて、リアルが充実している飯田君
俺抜きで行った先日の体育祭の打ち上げは
た の し か っ た か い ?」
「・・・・・・ハァァァァァァ偽物がぁぁぁぁぁ」
駄目だコイツら・・・早くなんとかしないと・・・
━━━その時、絶対絶命の飯田に救世主が現れる
「と、轟くん」
━━━我等の貴公子 轟 焦凍である
この登場、世の女性がみれば
白馬に乗った王子様のように見えたであろう
(僥倖・・・なんという僥倖
我ながら素晴らしい・・・悪魔的発想だ!!)
「おい!!そこの非リア充共!!コイツを見ろ!!
イケメンで親はナンバー2ヒーロー、高身長、
高成績、[強個性]の勝ち組だぁ!!」
「飯田!?」
━━━飯田はクラスメイトを売った
彼にとって轟は白馬の王子様ではなく
丁度良い生け贄でしかなかったのだ
「・・・ハァ!!」
「・・・good night」
「グフ、グハハ、ハーハッハッハッ死ねぇいリア充め」
━━━突然の飯田の裏切りにより窮地に陥った轟
高笑いを続ける飯田
怒り心頭の敵達
轟は生き残ることができるのか!?
次回『ヒーロー死す』デュエルスタンバイッ
ーーーーーー今日の踏影ーーーーーーーーーーーーー
━━━某パチンコ店にて
Qなぜ 常闇 踏影を指名したのか?
A今週の俺のラッキーアイテムがカラスだったから
「お巫山戯で・・・?」
「いーや5割本音、半分は1年A組の人から
話を聞きたくて 君らのクラスメイトのデクさんのね」
「ホークス、なぜパチンコ店に・・・?
俺は高校生なのだが・・・?」
「んー 俺の趣味だな
ほら千円やっからテキトーに打ってな」
「・・・・・・御意」
(ったくラッキーアイテムと来たのに全然こねぇし
青保留すら『キュイーンキュキュキュキュイーン』おう!?)
~♪『荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になり~たい~』
[444]→[777]
「ホ!ホークス!我 風になっている!!」
「・・・・・・マジで?」