「ずっと1人で戦い続けいたのか…」
「魂の煌めきが違うわけだね☆」
「こんなこと…あんまりですわ」
「ひでぇな」
「そうだぜ!こんなの人の限界を超えてんよ!」
「ひぐっひぐっ…心操君かわいそすぎるよ」
「治されるのがここまで恐ろしいとはな…」
「大変言いにくいのだがまだ初日分だからな」
既にSAN値直葬されたA組のメンバーは
担任の無慈悲な一言を理解できなかった
つまり残り6日分が残っているのだ
その言葉の意味を理解した生徒達は各々行動した
青山、芦戸、麗日、口田、葉隠、峰田は
新しいエチケット袋を受け取った
爆豪を中心として上鳴、切島、耳郎、瀬呂は
学校近くの猫カフェに1ヶ月分の予約を入れた
八百万が猫のぬいぐるみを量産して
蛙吹、尾白がラッピングしていく
障子はスマホで作り方を調べながら
複製腕を器用に使い猫のあみぐるみを作ろうとし
飯田はセラピー講座の予約をいれて
砂藤は見舞い用のスイーツを考案しはじめて
常闇は贈るシルバーアクセを見繕いだし
轟は蕎麦屋に予約を入れて
なぜこんな空気になっているのかわからないデクさんは
全部、
一応、授業時間ではあるが勝手に行動する生徒を
相澤は叱れなかった
誰かの為に皆が協力する姿は美しい
……なにより自分より被害を受けた心操に同情的だった
ーーーーオールマイトside回想ーーーーーーーーーー
「わーたーしーがー
校長室に来た!!」
「オール…マイト」
「HAHAHAHAHA
心操少年!!君の担当は私と!!
かつて私の担任だった方だ!!」
やべ、つい反射的に…あ、足まで震え
いかんいかん……でもやっぱ怖ええよ
「え?怖い?」
「え?口にでてた?」
「あ、はいモロに」
「マジか・・・ゲフンゲフン
さて心操少年!!
キミに私の秘密を教えよう!!」
「え、えええ!?オールマイト!?縮んだ!?偽物!?」
やはりトゥルーフォームを見せたらそうなるよネ
「心操少年なら大丈夫だと思うが
誰かに話したりネットに書き込まないようにね」
私はダボダボになった服を捲り腹を見せた
「な!?傷!?」
「6年前に敵との戦闘中に受けた傷だ
呼吸器官半壊、胃袋全摘…度重なる手術と
後遺症で憔悴してしまってね
私がマッスルフォーム…ヒーローとして
活動できるのは今や1日3時間程なのさ…」
オイオイそんな顔をするなよ心操少年
まぁそんな優しい子でありながら
緑谷少年に立ち向かえる勇気とガッツがあるから
私の後継者に相応しいと思ったんだがね
「そして、私の[個性]!![ワン・フォー・オール]!!
この[個性]は元々は私のものじゃない…
聖火の如く引き継がれてきたものなんだ!!」
「ワン・フォー・オール…1人は皆の為に…」
「そう!!先代から私が引き継いだ!!
[個性]を譲渡する[個性]…
力を培い渡し、また培い次へ…
助けを求める声と義勇の心が紡いできた力の結晶!!」
「…でもなんでそんな大事な話を俺なんかに…」
「元々、私が雄英で教師をやるキッカケは
私の後継者を探す為だった……
そして見つけた!!体育祭第1種目で!!
多くのヒーローですら諦めた緑谷少年に
立ち向かう姿を見て!!私は確信した!!
次は君の番だと!!!」
「…でも俺の[個性]は[洗脳]で…
敵みたいな、犯罪者向けの[個性]だと言われてきて
そんな…そんな俺でもヒーローになれますか!?」
フフフ、心操少年…心配するな……
「
けして戦闘向けではない[個性]で!!
己が身を顧みず戦った!!
そんな君だからこそ私は動かされた!!
私が!!
君はヒーローになれる!!!」
「うぅぅ…オールマイト」
ああ、今は泣くがいいさ
今まで辛かっただろう
それでもよく諦めずにヒーローを目指してきた
「さて心操少年、君の職場体験だが
私の学生時代の先生が修行をつけてもくださる
私も後から合流するから先に向かっていてほしい」
「オールマイトの先生…ですか」
「ああ!場所はこのプリントに書いてあるのでね
……………心操少年、心を強く持てよ………」
「オールマイト!?産まれたての小鹿みたいですよ!?」
……本当にあの先生は容赦ないからなぁ
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わーたーしーが山梨に来た!!なんてね
あれから半日、すっかり遅くなってしまった
先生からは採石所跡地で修行していると訊いたが
心操少年は無事だろうか
怪我などしなてければいいが……