「あとは飯田だけか…」
「いや、あと飯田の知り合いが1人来るってよ」
「マジか!誰よ?」
「なんでも女に飢えすぎた奴だってよ」
「あータイプ被んねぇといいけど」
「フッならば、予備のサングラスを貸そうか?」クイッ
「いや、大丈夫、ほんと大丈夫だから」
「お、俺も間に合ってるかな…ハハハ」
男4人、駅前にて待つ
なお、本来の待ち合わせまであと30分ある
※合コンは1時間後
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「………ハァ、貴様等は偽物だな…」
そこに現れたのは純白のタキシードに
身を包んだステイン……いや赤黒 血染だった
「合コンとは言わば聖戦……
ならば正装にて挑むべきだ……
貴様等はまるでわかっていない……」
まるで敵と相対したような
重苦しい空気が漂う
いや、敵には違いないのだが…
その空気の中、発言したのは尾白だった
「フッ確かに合コンとは聖戦…
だが戦いである以上、
ないかな!?」クイックイッ
「すまない!!待たせてしまったか!!」
痛くない3人にとって福音
救いの神が現れたとすら感じた
さすが委員長、さすが飯田…!!
そう思い声の方を向くと
黒のタキシードにシルクハットまで被った
飯田?がいた
(((服装コイツもヤベェ)))
「フッそのシルクハット…なかなか似合っているぞ」クイッ
(((センスヤベェ)))
「……ハァ、なるほど、貴様はわかっているな」
(((なに?俺達がおかしいの?)))
ここで各員のファッションチェックをしよう
上鳴 電気
お気に入りのシャツにベスト、カーキ色のパンツ
カジュアルだがチャラい感じが前面にでてるスタイル
切島 鋭児郎
ファッション誌を参考に昨日アベ○ルで買い揃えた
ストールのタグは切りとった
峰田 実
ネタに走りつつも、似合っているコスプレ
注目を集めつつ、女子受けはしそうである
モテるかどうかは別である
尾白 猿夫
痛々しい、とにかく痛々しい
服装、言動、行動で…全てが痛い厨二ファッション
飯田 天哉
タキシードにシルクハット…
いったいどこで買ったのか…
赤黒 血染
純白のタキシード…よく見ると若干くたびれている
恐らく合コンの度に着ているのだろう
…終わった
かの軍師たる峰田ですら
ここから起死回生の一手を打つことは不可能だった
…が峰田はまだ知らない
心操がデクさんシリーズとの修行で知ったように
絶望に際限などないのだと…
ーーーー合コン予定の飲食店にてーーーーーーーー
『ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!!』
(三人ver)
「ハハハ!!マジウケる!」
「ちょっと福門!笑いごとじゃないわよ!!
あちき達の進退が賭かってるんだから!!」
「アンタ達…元気ねぇ
私も本気だそうかしらん?」
「ちょ、引石!?」
「あらイヤだ、マグ姉って読んで♥️
もう、幼慣染のあの子も誘えばよかったわ」
「ねこねこねこ、相手は十代男子でしょ?
刺激が強すぎるんじゃない?」
「wwwwwwww」
「笑いすぎよ…
それに早く着いたからって飲み過ぎじゃない?」
「緊張ほぐしてるんだって!それで相手の子の
情報とかはないの!?」
「あ、気になるー」
「私も気になるわね」
「ネットで知り合ったんだけど…
グレープボーイさんってハンネで低身長系男子だって」
「かわいい子だといいわね」
「フフ…今のうちにツバつけて…」