強くて×ヒーローアカデミア   作:紫煙隊

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オウセノバ×ゴウコン

 

逃走中

    飯田、爆豪、峰田、芦戸、耳郎

 

 

クラスメイト同士での共闘、裏切り、抜け駆け…

残った5人は合流したものの疑心暗鬼の真っ只中であった

 

「…ねぇ」

 

「ああ」

 

「わかってるぜ」

 

「仕方ないわよね」

 

 

空気が質量を伴い襲う

 

「テメェら!!」

 

飯田の[エンジン]の加速が乗った蹴りが━━

峰田の殺意がこもった[もぎもぎ]が━━

耳郎の一撃必殺の[イヤホン]が━━

芦戸の逃げ場を奪う[酸]が━━

爆豪に向かっていった

 

「ふざけんじゃねぇ!どういうつもりだ!!」

 

激昂する爆豪、だが4人の返しは冷やかだった

 

 

「ぐへへ、悪いとは思わんよ」

 

「ひょひょひょ、人望のなさが仇となったなぁ」

 

━━それにしてもこの2人ノリノリである(飯田、峰田)

 

「ごめんね!バクゴー、私の為に死んで?」

 

━━軽いノリでクラスメイトを死に誘う芦戸

 

「貴様も、巨乳派かぁぁぁぁぁぁぁぁあ」

 

━━なんか1人違う

 

 

事の発端は一件のメール……

元凶たる心操からのメールだった

 

 

ーーーー心操、人質sideーーーーーーーーーーーーーーー

 

「送信完了っと♪」

 

クラスメイトの大半を人質にした男、心操

彼はスマホ片手に上機嫌だった

 

「人使!!なんでこんなことを!?」

 

心操の親友たる上鳴が叫ぶ

その答は…?

 

「なんで?だってキミら、あの動画観たよね?

 俺が苦しんでいたのに職場体験楽しんでいたよね?

 俺達って仲間だろ?友達だろ?

 だったら苦しみも分かち合わなきゃ…ね?

 それとも、友達だと思っていたのは俺だけだった?

 ねぇ?教えてよ…電気くん?」

 

「それは…ッ」

 

親友の変貌(ヤンデレ化)に言葉を失う上鳴

 

「まぁ、いいや…さっき、生存者に送ったメールさ、

 今から5分おきに脱落者を出さないと人質をボるって

 送ったんだ♪あと、最後の生存者は帰っていいって」

 

それはコロシアイの開始宣告

残ったメンバーを考えれば話し合いや妥協はないだろう

 

「そんなこと!このクラスのメンバーは!

 誰一人として裏切ったりなどしません!!!

 きっと、全員がこちらに向かっています!!」

 

涙目で叫ぶ八百万

だが、他のメンバーは察していた

アイツらじゃ無理だと(主に飯田、爆豪、峰田、耳郎)

 

 

 

ーーーー生存者sideーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「もう、辞めようよ!!こんなこと!!」

 

芦戸が涙ながらに叫ぶ

少女の言葉は争いを止めた

 

「バクゴー、大丈夫?こんなに汚れて…」

 

パタパタと爆豪の制服の汚れをはたく芦戸

その姿は慈愛に満ちていた

 

誰とは言わないが

我欲の化身やら、煩悩の化身やら、嫉妬の化身すらも

おとなしくしていた…

 

「…オウ、問題ねぇ」

 

「よかった…無事で…」ダキッ

 

「んなッ!?」

 

爆豪を抱き締める芦戸

戸惑い、驚きながらも抱き締め返す爆豪

 

 

本人達ですら気付いていなかった恋心が、今……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恋心?、ラブエンド?ハッピーエンド?

 

 

   ヘドがでるぜ

 

だってコレを書いてるのって“あの”作者だぜ?

 

 

 

爆豪が抱き締め返した瞬間、

芦戸の足が加速する

 

━━それは一撃必殺にして慈悲なき攻撃

 

━━それは内臓への直接攻撃

 

━━それは反則技にしてスポーツにおける禁忌

 

俗に金的とも言う

 

 

白目を剥いて倒れた爆豪

意識は…暫く戻らないだろう

 

 

━━爆豪、参加決定(心的、肉体的にも重症)

 

 

 

 

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