強くて×ヒーローアカデミア   作:紫煙隊

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キカクガイ×テスト

 

 

ーーーー口田&耳郎ペア VS プレゼント・マイクーー

 

 

プレゼント・マイクは困惑していた

 

期末試験の実技、

職員会議にて対人戦へと決まり

『相性の悪い敵との遭遇』を前提として

プレゼント・マイクの相手は口田、耳郎のハズだった

 

プレゼント・マイクの[個性]は[ヴォイス]

耳郎の[イヤホン]と違い接触せずとも攻撃が可能

更に口田の[生き物ボイス]に対しても

プレゼント・マイクが[個性]を使用すれば

近辺の生き物は逃げるうえ、口田の[個性]を

掻き消すことが可能なのだ

いわば生徒2人にとって完全上位交換、天敵であった

 

鼻歌交じりに会場入りしたプレゼント・マイクであったが

前記したように困惑した

口田 甲司、耳郎 響香のハズだ

当然、2人とも知っている顔だ

何度も授業で会っている

少し気弱な優しい男子生徒と、

少しシャイでロックな女子生徒だ

 

 

…だったのだが、

目の前にいる黒髪ボブカットの少女はわかる

纏う雰囲気は変わっているが、まだいい

問題なのは少女の隣である

 

「hey!耳郎ガール!……その、なんだ、あのよ」

 

「どうかしました?先生」

 

「あ~ホレ、その隣にいる…黒グラビ●ス的なのって」

 

「口田くんです」

 

━━口田(こうだ) 甲司(こうじ) 身長186㎝(公式より)

 

どうみても身長が公式の数倍はあるし

どうみても身体が黒いし、岩みたいになってるし

しかも、口からオレンジの廃熱ガス吐いてるし

どうみてもグラ●モス亜種ですよね?

最小冠サイズのグ●ビモス亜種さんですよね

2Gでは泣かされましたよ

 

 

「先生、試験始めないんですか?」

 

耳郎の言葉にハッと我に帰ったプレゼント・マイク

 

「ok,ok…はい、スタート!」

 

開始と同時にグラビ…口田が口を開いた

すわ、開幕薙ぎ払いビームかと

緊急回避を試みるプレゼント・マイク

 

…だが、薙ぎ払いビームの方がましだったかもしれない

口から出たのは熱線ではなく、言葉だった

 

跪け(ヒザマズケ)

 

 

 

━━その声を聞いた瞬間、プレゼント・マイクは跪いていた

 

「な!?[生き物ボイス]は人間には!?」

 

そう、人間には使()()()()()()

あの心操主催の合コンに置いてそれは致命的、

見た目が変わるほどボられ続けた結果として

口田の[個性]は覚醒し広義通りの()()()を操る…

いや、支配することが可能となっていた

さらに魔改造された肉体により近接格闘も強化されている

 

 

しかしプレゼント・マイクとてプロヒーロー

意地で無理矢理、身体を動かそうとして気絶した

 

 

「音って目に見えない攻撃で

 聴こえた瞬間には攻撃を受けてるから質が悪いけど

 聴こえない音ならもっと効果的ね」

 

━━気絶の原因は耳郎の[個性]であった

可聴域外の音、いわゆる超音波による不可視の攻撃

見えないので確認できず、

聴こえないので攻撃を理解できず、

被弾すれば脳を揺らされ意識を飛ばす…

しかも、文字通り音速で飛んでくるのだ

最凶の攻撃であった

 

 

 

口田&耳郎ペア、条件達成

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