ーーーー常闇&蛙吹ペア VS エクトプラズムーーー
「強制収容ジャイアントバイツ」
巨大な分身体が生徒を丸飲みにする
「不味イナ…ゲテモノハ、美味ト相場ガ
決マッテルモンナンダガ…」
エクトプラズムは少し拍子抜けしていた
常闇、蛙吹の両生徒はバランスもよく
応用もできる[個性]と才能があった
ソレにしては呆気なさすぎた…
まぁ、一年生にしては…と品評をしようとしたところで
分身が破壊された
「バカナ…ナニヲシタ!?」
「バトラコトキシンよ、エクトプラズム先生」
崩壊していく分身の中から出てきた蛙吹は語る
「私の[個性]はカエルっぽいことなら大体できるの」
「ダガ、カエルニハ ソンナ毒ナド…」
「モウドクフキヤガエルって知っているかしら」
━━モウドクフキヤガエル
両生綱無尾目ヤドクガエル科フキヤガエル属
コロンビア固有種 体長5、6㎝になる
漢字で書くと“猛毒吹矢蛙”
文字通り“猛毒”バトラコトキシンを保有する
致死量は約0.1㎎、青酸カリの約2000倍である
「マサカ…ソノヨウナ毒ヲ…フフフ、ハハハ、
フハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
突如、笑い始めるエクトプラズム
何かが可笑しくて笑っているのではない
むしろ様子がおかしい
毒を持つカエルは一種類ではない
そしてカエルの持つ毒も一種類ではない
━━5-メトキシ-N,N-ジメチルトリプタミン(5-MeO-DMT)
種、個体差もあるがヒキガエルが持つ“毒”である
幻覚薬として儀式などにも使用されていた
この“毒”は5割以上の確率で人を幸せな気分にさせる
そう脳に働きかけるのだ
そして効果期間は1ヶ月にもおよぶ
「さ、行きましょうか常闇ちゃん」
「俺…何もしてない」
「ドンマイ、フミカゲ」
━━エクトプラズム、幸せな世界へ
━━常闇&蛙吹ペア、条件達成
ーーーー轟&八百万ペア VS イレイザーヘッドーーー
轟は捕縛布によって縛られ、吊るされていた
そしてイレイザーヘッドはそんな轟へと語る
「免許さえ取れれば誰でもヒーローにはなれる…」
そう心底不快そうに語る
「我々は共に“ヒーロー”という職業に分類される
事になるな…」
轟が睨み付けるがにべもしゃりしゃりもない
「俺と
もがく轟、だが捕縛布は緩まらず
口元すら猿轡のように捕縛布を噛まされているため
返事をする事すらできない
「オマエも八百万も[個性]のなんたるかを
まるで分かっていないな」
動かない轟へ迫るイレイザーヘッド
「いい機会だ。教えてやる」
両手で印を組み
「
━━領域展開━━
━━
そして、轟はネコの津波に飲まれていった
「轟さん!!」
一歩遅かった、八百万は引き返してきたが
轟は既にネコの中である
「
ネコなんかに負けるな!!とにかく早く!!
このネコの塊から出てくるんだ!!」
八百万強み、それは
「
しかしそれは
……ゆえに勝つ為には、更なる力が、
イケメン役の多い
そう、
━━━そして、轟は選択した
八百万、イレイザーヘッドは
━━轟、八百万ペア、条件達成