ーーーー飯田&尾白ペア VS パワーローダーーーー
パワーローダーは憐れんでいた
「フッ、我こそは新しきハウリアの次期首領
夢幻泡影のマーシー・O・アビスゲートⅩⅢ世!!
いざ、推して参る!!!」クイッ&ターン&ビシッ
━━ああ、なんて痛々しい
かつての、若かりし日の自分を見ているようだ
思えば、笑い方や口調、髪色、ヒーローコスチューム…
なんで、こんなんにしてしまったのだろう
当時はそれがカッコいいと思っただろうな…
いや、重機は今でもカッコいいと思うが、
もうちょっとこう…なんかあるだろう
今更キャラ変も厳しいし、
したらしたで同僚やら生徒からの目線が痛い気がする
もう、変人扱いされているから変わらないか?
でもなぁ俺、今年で40よ?
40歳で上半身半裸で茶髪、笑い方が『くけけ』って…
はぁ、もう血糖値やら血圧やらが気になるお年頃なのに
あー、早く結婚してぇー
嫁さん迎えて、家建てて、子育てして…
その前に誰か彼女くれよぉー
あ、やべ尾白…マーシーがこっち見てソワソワしてる
はぁ、この世界の先達として立ちはだかるとしますか
「くけけけっ!!よくぞ此処まで来たなマーシーよ!!
だが、貴様の躍進もここまでだ!!
我が腕の中で眠るがよい!!」シュタッ&ターン&ビシッ
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だが、このような状態において
あの“真面目な性格”の“彼”は黙っているだろうか?
いや、いるハズがなかった
「ぐふふふ、悪の帝王は2人も入らぬ・・・
老害にはここでリタイアしていただくとしよう
響け爆音
そう、飯田もノってきたのである
何故なら他に必要なモノが沢山あるからである
登場と同時に後ろで起きる謎の爆発も、
やたらとコマを埋めるゴゴゴとかの文字も、
技を放ったあとの説明も、
やたらと『・・・』や『!?』を使う表現も必要なのだ
…意味?
浪漫に意味を求めたらおしまいだろう
男とは浪漫を求める生き物なのだ
かの『○NE PIECE』の『ル○ィ』だって
『海賊王に俺はなる!!』ドン!!
だからカッコいいのだ
…もし、
『いい大学出て一流商社マンに俺はなる!!』ドン!!
だったらどうか?
連載打ち切りどころか読み切りにすら
上げてもらえないだろう
バカでいいのだ
浪漫を求めるバカだからこそ人生は楽しく
何処かに浪漫を隠しているから世界は美しい
……端からみりゃイタイだけだがな!!ハッ
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……結果として原作通りに飯田&尾白ペアは条件達成した
だが、中学二年生、もしくは廚二病の患者が見れば
喜びそうな台詞が飛び交うも、
内容としては面白味の無い模擬戦であった
だってさ、いちいちポーズとるは
説明シーン挟むはで全然すすまねぇんだもん
━━━飯田&尾白マーシー 条件達成
━━━パワーローダー 終始録画されていたことに気付き
精神に大きな傷を負う
飯田、マーシーとLINE交換した