“地面に叩き付けられたトマト”
その現場を言い表すなら的確な表現だろう
拳藤の亡骸をかき集めながら慟哭する物間
それを見下ろす峰田
峰「…あっけない、実にあっけない」
物「う、あ、あぁああああ」
峰「人の言葉で喋れよ、わからんぞ?」
B組━━『第1のお題』 [腕相撲]
出場 回原✕ VS 麗日○
宍田✕ VS 砂藤○
拳藤✕ VS 口田○
自らが出した『お題』でのストレート負け
その結果以上にそうなった過程がB組の心を傷付ける
~負傷者治療中&死亡者蘇生中~
回「治ったけど…俺はもう、」
宍「手の感覚が、ちゃんとありますぞ」
拳「え、?あ、生きて、なんで」
物「拳藤ー!!治っでよがっだー!!」
拳「え!?ちょ、物間、抱き付くな!」
A組のメンバーはそれを生暖かい目で見守る
皆(1回死んだくらいでこの騒ぎ…
もう、なんか逆に新鮮だ!)
かつて自分達が
それをB組が今、経験しているのだ
フ「落ち着いたみたいやし『第2のお題』いくでー!!」
━━A組提案『第2のお題』
[チ●コに[もぎもぎ]くっ付けて引っ張り合う勝負]
B皆「……はい?」
さっきまでの血の生臭さが香る凄惨さと
拳藤の蘇生で泣き叫んだりした状態からの落差が酷い
峰「ここはオイラが説明するっスよ
オイラの[個性]は[もぎもぎ]…
まぁ、単純に言えば”超くっつく玉”っスね」
峰田が困惑するB組メンバーの前に出て説明する
峰「んでもってこの[もぎもぎ]をお互いのチ●コに
くっ付けて紐で繋いで引っ張り合って
取れた方の負けっていうシンプルな勝負っスね」
“いやそうじゃない、どうしてそんな勝負を提案した?”
B組のメンバーは混乱の最中にあった
峰「まぁ、男気を試す勝負っスよ
受けてくれるっスよね?」
鉄「おっしゃあ!男気を試すってんなら
逃げるわけにはいかねぇ!!俺が受けるぜ!!」
拳「ちょっと!そんな勝手に決めないでよ鉄哲!
そもそも…その、お●んちんにくっ付けるって…」
蘇生早々にツッコミの仕事をこなす拳藤
(…そこ!拳藤が”おち●ちん”言ったからって喜ばない!)
だがやはり、あの男が余計なことを言い始める
物「待て拳藤…、考えてみろ!
出場するのが鉄哲ならこの勝負、負けはない!
鉄哲の[スティール]でチ●コを硬くすれば
チ●コに[もぎもぎ]をくっ付けて引っ張りあっても
鉄哲の硬くなったチ●コならまず負けない!
A組の切島あたりもチ●コを硬く出来るんだろうが
チ●コの硬さでは鉄哲のチ●コのほうが上だ!!
それにチ●コの安否を考えたとしてもだ!
鉄哲のチ●コの硬さなら怪我はしないハズだ!!」
なるほど、物間の発言は理があるにはあるが……
拳「~~!!女子の前でおちん●ん連呼したうえ
おちんち●が硬くなるとか言うなぁッ!!」トッ
物「ごるぱっ」
天の声『今のは暴力ではなくツッコミ扱いとしてセーフ』
鉄「安心しろっ!俺が勝ってくるぜ!!」
峰「ああ、公平を期すため[個性]は使用禁止っス」
鉄「俺はもうダメだ!!誰か代わりに出てくれ!!」
物「………大丈夫だ鉄哲、万が一取れちゃって
もし徹子になっても僕らは仲間さ!」
鉄「ちっとも大丈夫じゃねぇ!!」
一戦目 後藤 VS 鉄哲
B皆「……誰!?」
後「おれの事だ…人間共」
現れたのはスーツを着た長身の男
オールバックに整えた髪型、鋭い目付きも相まって
とても高校生には見えなかった
物「あれれれ?なんで部外者がでてくるのかなぁ?」
後「おれは元々は主の…1年A組 障子 目蔵…
その[個性]から生まれた[個性生物]だ」
鉄「待てや![個性]は使用禁止のハズだろうが!!」
後「そうだな、だが[個性]は禁止でも
[個性]そのものの参加はルール上では
禁止されていないハズだが?」
フ「せやな、事前に申請されたルールには
書いてあらへんな」
審判であるファットガムも参加を認めた
そして、試合のために両者に[もぎもぎ]が付けられる
後「なんだ………たった■cmか」
鉄「うるせぇっ!!戦闘モードになりゃ
もっとデケェんだよ!!」
拳「あの2人…最低ね」
小大「……ね」
柳「ウラメシい」
塩「…穢らわしい」
小森「でも、シイタケくらいしかないノコ」
取「っ………!!」(ツボに入って耐えてる)
あんまりにもあんまりな試合前のやり取りに
B組女子は辛辣である
八「変態です!変態がいます!!」
芦「そーいいながらも、モモちゃん
しっかり見てるじゃん!!」
麗「昔見た父ちゃんのよりかなり小っさい」
蛙「単3電池くらいかしら?」
耳「何でも大きさは重要じゃないけど…アレは…」
葉「透明だったらよかったのにね!」
またA組女子も辛辣であった
そして鉄哲は心までは[スティール]の対象にならない
容赦ない言葉のナイフが鉄哲の心を傷付けた
フ「ぶふ…お前ら!本当のことでも
言ったらアカンこともあるやろが!…ちっさ」
鉄「俺は心も鉄、心も鉄…大丈夫だ、心も鉄なんだ
折れない傷付かない…俺の心は鉄、鉄鉄鉄…」
フ「ほなら試合始めるで……ファイッ!!」
鉄「来いや死ようぜ真っ向勝…いでででで」
後「少し動かしただけでコレか…
こういう場合…………
『しゃらくせえ』とか言うのか?」
鉄「痛い痛い、動かすなって…」
油汗を滲ませる鉄哲
彼はその[個性]で多くの攻撃を防いできたが
その分、痛みを感じることも少なく耐性がなかった
ゆえに味わったことのない痛みに悶絶していた
後「…仕上げだ」
後藤はその身体能力を余すことなく使い跳躍した
するとどうなるか?
紐で繋いである[もぎもぎ]は鉄哲の鉄哲にくっ付けてある
反対側の後藤が跳躍したことで紐はピンと張り…
……作者も男である、これ以上は語りたくはない
ただ、ファットガムも含めたA組B組の男子全員が
内股になり、自らのムスコを押さえた…とだけ伝えよう
━━後藤○
(無傷)
━━鉄哲✕
(さよなら鉄哲の鉄哲、いらっしゃい徹子ちゃん)