鉄「大きな星が点いたり消えたりしている
アハハ、大きい…彗星かな。イヤ、違う、違うな
彗星はもっとバーって動くもんな」
物「鉄哲ゥー!!頼む、しっかりしてくれ!!
お前はこんな所で終わる男じゃないだろ!!」
鉄「お、と、こ?アラ嫌だ寧ちゃん!
あちきは性別を超越した存外…ニューカマーよん!」
物「うわぁぁぁぁ!!鉄哲ゥ!!チクショウ!
返せ!返せよ!!鉄哲の鉄哲を返せぇぇ!!」
敗北の代償として大きな…いや小さなナニカを失った鉄哲
その姿はあまりにも哀れだった
物「なんだよ!何者なんだよ!お前はァ!!」
後「見たとおりさ……単なる[個性生物]だよ」
物「生物…生物だと!?お前が!
[個性]から生まれた存在が生物を名乗るのか!?」
後藤「……ちなみに役所に届け出を出して
戸籍もあれば自動車の免許も持っている」サッ
フ「…確かにホンモンの免許やな」
障「いつ取ったんだ……?」
後「む、主すまない…
車を買ってから驚かそうと思ったのだが」
上「いや自動車学校の学費とかどーしたんだよ!?」
後「いや普通にアルバイトで稼いだのだが…」
━━【悲報】後藤、コンビニでアルバイトしていた件
峰「さて、二戦目は誰が出るんスかねぇ?」
物「二戦目だと!?まだ殺したりないのか貴様はァ!!」
峰「いやいや、そっちの[腕相撲]も
三戦だったじゃないっスか…とーぜんスよとーぜん」
フ「せやな、道理は峰田にあるなァ」
物「クソッあんな試合のあとで誰が……」
峰「しょうがないっスねぇ
そっちのレベルに合わせてあげますよ…
そっちは[個性]有りでこっちは[個性]無しで…
それならいいっスよねぇ?」
━━峰田の挑発
それは本来ならありえないものだった
[個性]によっては下手な銃火器より強力である
それに対して生身で挑むという宣言
…だが先の試合を見た後では
[個性]を使えたところでどうにもならないと
B組のメンバーは考えていた…1人を除いて
黒「俺がいこう」
物「黒色!?正気か!?」
峰「いいっスねぇ、じゃあ二戦目は…」
黒「けひひ、だが相手を指名させてもらうぜ
常闇!…の[個性]の[黒影]を指名する!!」
常「何!?」
黒「さっき確認していたルールじゃあ
[個性]そのものの参加は問題ないんだよなァ」
常「……承知した」
物(考えたな黒色…黒影は全身が黒い!
それならば黒色の[個性]で乗っ取れる!!)
黒「ひひ、同じ漆黒の宿命を背負いし者として…
常闇!…貴様の[個性]を俺は穿つ!!」
常「なるほど…貴様も深淵の理解者か…」ソワッ
マ「フッ、我のことを忘れてもらっては困るな」クイッ
物(…考えての行動なんだよな?信じていいんだよな?
そして尾白も中二だったのか!?)
黒色、常闇、マーシーの痛々しい茶番劇をはさんでから
試合の準備にとりかかる
上「なぁ、今 思ったんだけどよォ」
瀬「しっ!言ってやるなって」
上「いや黒色の黒色が黒色で黒塗りの黒色じゃん…プ」
瀬「ブフォ」
デデーン『上鳴、瀬呂、アウトー!!』ボッ
取「黒色の…く、黒色が…アハッアハハハハ!」
デデーン『取蔭、アウトー!!』ボッ
拳「あちゃーツボに入っちゃったか…」
柳「ウラメシい」
角「切奈サン、かわいそデス」
小大「………ん」
小森「あれは…エリンギ並ノコ!」
塩「穢らわしい…」
さすが黒色、一名はツボに入ったが
どこぞの[スティール]とはモノが違う
物「嘘……でしょ?」ガクッ
鉄「ちょっと冗談じゃないわよーん!!」
泡「あれで通常時……だと……」
回「俺とそんな身長変わらねぇのに…」
庄「俺だって背が伸びれば…きっと」
骨「大事なのは大きさじゃねえ!硬さだろ!」
宍「それは[柔化]が言っていいことじゃないですぞ」
鎌「タッパは俺のがあるのに……切り落とすか」
吹「ヤメテ((( ;゚Д゚)))ガクガク」
円「さっきの試合の後じゃ冗談に聞こえねぇよ」
凡「[セメダイン]で包めばサイズアップが…」
鱗「辞めておけ、かぶれるだろうが!」
なお、B組男子にはダメージが大きかったようだ
対するA組はというと通夜のような空気だった
別に黒色の黒色が原因ではない
……常闇だ
最初、常闇は嬉しかったのだ
マーシーに引き続き、クラスは違えども
黒色という同じ趣味をもつ同好の士がいて
もしかしたら友達になれるかもしれないと
密かに思っていたのだ
だが常闇は裏切られた
身長 158cm
だがその内の10cm程は逆立った頭部の羽毛である
……つまり常闇の[個性]じゃないほうの
[個性]の方の
常闇の精神状態に大きく左右される
この場合、出てくるのはおそらく本体
それも、かつてなく凶暴化して出てくるだろう
ズズズズズズズズズズズズズズズズズ
顕現せしは漆黒の竜
圧倒的な大きさとデクさんでも倒せない強さを畏れ、
A組のメンバーは[黒影]の本体をこう呼んだ
━━日本神話に登場する竜神で
常「……俺は謝らんし、反省もせん
…ひたすら己の無力を呪って死ね」
そして、二戦目が始まる…
フ「そん前にフツーに流したけど黒色、
お前、笑っとったやろ?2回も」
黒「あっ」
デデーン『黒色、ツーアウトー!!』
黒「ま、待て、せめてズボンを履かせ」
ボッ
黒「おおおおぉうぉうおおう」
ボッ チッ
黒「辞め━━ッのうっ タマ、タマにかすっお゛お゛ん」
フ「それと鉄哲もやで、星がどーのこーの
ゆうとった時に笑ったやろが
あと、尾白もや!サングラスいじくっとる時に
笑ろうてたなァ!」
デデーン『鉄哲、尾白、アウトー!!』ボッ
試合前にも関わらず黒色は瀕死
鉄哲も試合後のダメージが残る中、トドメをさされた
マーシーは…うん、痛そうだ