刺客として壊理ちゃん参戦でA組が
引っ掻き回されていた頃B組は…
洸「……チッ」
拳「え?誰?」
ツノの付いた赤い帽子がトレードマークの
目付きの悪い5歳児…
出水 洸汰が刺客として送り込まれていた
物「どうしたのかなボク?迷子かい?」
そして無用心に近づいた物間がやはり犠牲になった
洸「
物「んぉう!!」
物間の股関にはまだ[もぎもぎ]があった
ソレがクッションの役割を果たすことはなかった
…少し、考えみてほしい
例えば、柔らかな“綿”がついていれば
衝撃を吸収してダメージは少なくなるだろう
例えば、“ファウルカップ”を着けていれば
衝撃を通さなかっただろう…
だが物間はリトル物間に直接[もぎもぎ]がくっついていた
[もぎもぎ]はゴムのような物体だがある程度の固さもある
股関に中身が詰まったゴムボールをくっつけて
ソコを殴ったらどうなるか?
答え→今の物間の様にもんどり打つ
しかし、洸汰は止まらない
まるで親のカタキに対するように
物もっこりの“もっこり”部分を執拗に責め立てた
洸「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ…オラァッ!!」
鉄「物間もう泡吹いてるぞ!?」
小森「物間君のマッシュルームが
マッシュドマッシュルームになっちゃうノコ!!」
拳「小森なんで上手い事いった!?」
悲劇は終わらない
A組で言えば心操が嫌がっても、傷ついても、
なんだったら死んでも執拗にボられたように…
ただ悲劇のベクトルが物間は違っていた
説明すると最初の一行で読者は何が起きるか悟るだろう
まず物間は[もぎもぎ]によりトイレを我慢していた
そして執拗な打撃による衝撃は陰嚢に留まらず…
下腹部、主に膀胱を幾度となく襲っていた
さらに言えば物間は痛みにより気を失っており
尿道周辺の靭帯が弛緩し始めていた
たかが5歳児のパンチで気絶するなど情けないとは
男性であれば口が裂けても言えないだろう
理解できない女性の読者の為に解説をしよう
“痛み”を数値化する際に使う単位は
一説によれば
『人が耐えられる痛みの限界値』がおよそ45delである
そして『出産時の痛み』が57delである
これは『骨が20本同時に折れた痛み』と同等だそうだ
人の限界を越えた痛みに耐えて
出産をする女性は偉いとは思う…思うのだが
『普通に金的をされた痛み』9000delである
これは気絶しても仕方がない
だから物間が黄色い水溜まりを作っても仕方がないのだ
洸「へっ!きたねえ水芸だ」
そして物間の人徳が成せる業だろう…
水溜まりに倒れる物間を助ける者はいなかった
だって、ばっちいし…
鉄「待てや!俺のダチにここまでされて
大人しく返すと思ったか!?」
宍「まったくですぞ!親の顔が見て見たいですなァ!」
洸汰の前に立つ鉄哲と宍田…
洸「
デデーン「宍田、鉄哲(倫理的に)アウトー」
宍「すいませんでしたぁぁ」 ボッ
鉄「なんで俺まで!?」 ボッ
洸「
拳「いやもう言わなくても大丈夫だから!」
拳藤が洸汰を止めようとするが
洸汰は止まらない…
なぜなら
洸「偶然近くにいたデクさん(当時中学生)が参戦して
ヒーローの存在意義を疑問に思って引退…
今は地元で水産業をやってます!
出水水産をどうぞよろしく!!」
営業広告担当の店の看板息子 出水洸汰
彼は己の仕事をキッチリこなした
拳「広告!?」
洸「お昼にはママが食堂も開きます!
新鮮な魚のメニューがいっぱいあります!!
一番美味しいのはチキンカレーです!」
拳「カレーなの!?」
洸「お客さんが来てくれないと
ボクの夕御飯が余り物だけになります!」
拳「切実!?」
洸「火ィ通せばイケるって
パパが焼いた刺身が出てきます!」
拳「いやそれはそれで美味しそうだけど…」
洸「サラダ代わりにと言って
大根のツマが大量に出てきます!」
拳「それはちょっと…やだな」
洸「おやつが煮干しか干しエビになります!」
拳「……」スッ(´・ω・)っ千円札
洸「同情するなら買ってくれ!
同情するなら買ってくれ!」パシィッ
嵐のように言いたい事を言って洸汰は去っていった
残ったのはモヤモヤした心と痛み、
…そして黄色い水溜まりだった