A「皆、辛い目にあったね。もう大丈夫。僕がいる。
いくらでもやり直せる。もう笑ってもいいんだ。
そのために僕がいるんだよ。
全ては君達のためにある。」
━━━心操の日記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○月 △日 晴れ時々血の雨
今日は夏休みに入ったのに学校に呼び出されました。
そして、『笑ってはいけない雄英高校24時』という、
新しい校内行事をやりました。
“例のボタン”を押せたのは楽しかったです。
だけど、特定の生徒への当たりが強い気がしました。
僕がビンタされそうになった時は泣きそうになりました。
でも
かの邪知暴虐の
A組の生徒もB組の生徒も辛い思いをしたのだからと
全員で某浦安の舞浜方面にある”ランド”に行きました。
運んで暮れた黒霧さんに皆でお礼を言いました。
昼過ぎからだったので遊べた時間は少なかったけど、
皆でいっぱい遊びました。
B組の人とも血生臭い敵対ではなくて、
笑顔がある穏やかな時間が過ごせたと思います。
今度は全員で“リゾート”で泊まろうと言ってくれました。
学校に帰ったあとは、空き教室で男女別で寝ます。
初めてやったけど、枕投げが楽しかったです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さて、生徒達は悪の帝王によって救われたが、
教師達には説教地獄が待っていた
A「さて、雄英の教師諸君……なにか弁明はあるかな?」
生徒達がお土産に買ってきてくれた
“甲高い声で笑うネズミ”の付け耳を装着しながらも
態度は大焦熱の獄炎のような灼熱を思わせ、
言葉は摩訶鉢特摩の極寒を思わせた
根「待って欲しいのさ!僕達はただ生徒達に笑顔を…」
A「黙れ齧歯類!![ハイスペック(笑)]が!
僕が来なければあと何人被害者を出していた!?」
根「その件に対しては大変遺憾であり…」
A「はぁ、笑顔にさせる…笑顔を取り戻す為に
このイベントを起こったのはいい。
僕も毎年(目は見えないけど)年末に見るしね。
…で、なんで笑顔にさせるハズのイベントで
お仕置き係にデクさんシリーズを浸かった!?」
根「なんでって…オールマイトが…」
A「オールマイト!!オールマイト!!オールマイト!!
そう!最近の理不尽は大体オールマイトのせいだ!
全部、オールマイトだ!!」
根「さすがにそれは言い過ぎなのさ」
A「許可を出した根津校長…君にも責任はあるね。
デクさんにボられた経験は?
常人なら1回で心が折れて、
10回もボられたら心が壊れるんだけどね。」
根「嫌なのさ!?それだけは…それだけは!?」
A「生徒達の痛みを知るといい…連れていけ!!」
相、山「えらほらさっさ~」
根「は、離して欲しいのさ!僕にはまだやることが…」
A「あとは…君達からは何かあるかな?」
ブ「私からはB組の生徒を助けていただいただけでなく、
その“ランド”にまで…」
A「ブラドキング君、クラスで扱いに差をつけるのは、
教師としてはやってはいけないよ。」
ブ「いや、その、恥じ入るばかりです…
あ!それと、生徒達は帰さなくてよかったので?」
A「ふふ、修学旅行や林間学校みたいで
いい思い出になると思ってね。
学校に泊まるなんて、なかなか出来ないからね。
夜の学校って青春っぽくて素敵だろう?
実は僕も大昔にだけど、弟と夜の学校に忍び混んで
窓ガラスを壊して回ったり、
芝生の上に寝転んで星の数を数えたものだよ。」
雄英の夜は更けていく…