誰がどんなライダーに変身するかはお楽しみってわけで。
世界の破壊者と怪盗と「ゼロワン」
その男は母港を見下ろしていた。
その男は目的の男を探していて―――この世界で見つけた。
そしてこの世界には少女を「生み出す」キューブが存在していると聞く。
「さて、と。この世界の"お宝"は何処にあるかな?ねえ、そこの君?」
「…貴方はお呼びじゃないのだけれど…。まあいいわ。あと…お宝とやらはSGで探す気は無いわよ?せいぜい自分で探しなさい?」
「連れないね。…まぁいいか。君、気を付けなよ?」
男が振り返った時には既に声の主は消えていた。
「…士。この世界のお宝も独り占めにはさせないよ?」
だが、男はそんな事はどうでもよかったようで彼もまた行動を始める。
世界の破壊者を追いかけるのは世界を股に掛ける怪盗。
夢の守人と怪盗が出会うとき、新たな運命が始まりを告げる。
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「どうしたんですか?プロデューサー。」
「ああ、春香か…。…いや、何。少し知り合いと会ってくるだけだ。」
「知り合い…ですか?」
「…まぁ、な。」
知り合いと言いながら物憂げな表情を浮かべるプロデューサーに春香は少しだけ首を傾げた。
「…なんでそんな物憂げな表情浮かべてるんですか…?」
「アイツは厄介事しか持ち込まないからな…。」
「ええ…?」
ぼそりと呟かれたその言葉は春香を不安にさせるには十分なものだった。
というか「厄介事しか持ち込まない」とはどういうことなのか。
余りにも気になった春香は士にこっそりと聞くことにした。
「…厄介事ってなんなんですか…?」
「ああ。主にアイツのせいで本来
「でも、プロデューサーさんも仮面ライダーですよね…?」
それをいうなら士だって本来春香たちの世界には存在しないはずの「仮面ライダー」だ。
まぁ、この世界には飛電或斗というゼロワンに変身する少年がいるが。
「ああ、ここに居ましたか。士様。春香様。」
「…ベルファストか。どうしたんだ?まさか海東の奴がやってきたのか?」
そんな事を春香と話しているとぬっとベルファストが現れた。
彼女はこの母港において、財政管理を一任されている。
なおかつ彼女はメイド長として客への対応なども行っている。
一言で言えば彼女は激務をこなしながら戦闘にも参加するという完璧超人なのだ。
「で、そいつはなんて言ってた?」
「"ここに士が居るのは知ってるよ"と。―――貴方のストーカーか何かですか?」
「違いない。」
そう言うが早いか士はさっさとオーロラカーテンを開き元の世界に退散しようとする。
が、そのカーテンは何者かの干渉―――もとい銃撃によって簡単にかき消されてしまった。
「…海東。何か用か?」
「全く酷いじゃないか士。せっかくこの僕が来てあげたってのにさ。」
「お前はお呼びじゃないんだ。…やれやれ。」
その男は見るからに「イケメン」と呼べる風貌をしていた。
だがその体からはどこか胡散臭い雰囲気もにじみ出ている。
この場にエンタープライズや妙高、その他KAN-SENが居たら間違いなくとっ捕まえているだろう。
かくいうベルファストもこの男が変な気を起こしたら速攻制圧して営巣にでも送るつもりだ。
「…士。少し場所を変えよう。」
「分かった。」
だが、いつになく真剣な様子で語り掛ける海東に士は何か思う事があったのかすぐに同意。
そして、ベルファストと春香を残し士と海東という男はこの世界から消え去った。
「…置いてかれたー!?」
「多分帰ってくると思いますよ…?」
そして春香は一人置いてかれたかと慌てるのだった。
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「士。…君は『衛星アーク』について知っているだろう?」
「…まあな。そうじゃなかったらこの世界には足をはこんでない。」
「…なら、士。あの世界の敵の事は知っているかい?」
「『セイレーン』の事か?」
士と海東。
二人は人気のないビルの屋上で話していた。
下を見れば人に紛れて耳にモジュールを装着した人影がちらほらと見かけられた。
「士。これが本来、
「そうだな。たしかにこの世界にはゼロワンが必要だ。」
「でも今の士が居る世界にヒューマギアは…、いや、仮面ライダーゼロワンが守るべき存在は居るのかい?」
「…なるほどな。つまりあの世界は――――」
「ああ。本来ならばあの世界に
そう。本来ならあの世界に"仮面ライダーゼロワン"は存在しないはずだ。
例え過去に存在していたとしても今の飛電或斗に「ゼロワン」に変身できる資格は無い。
だってゼロワンには「飛電の社長」―――さらにいうならば「ヒューマギアの特許を持ち、なおかつ飛電の関連会社の社長である」ことが変身条件なのだから。
或斗は飛電の社長でもなければ「飛電或人」本人でもない。
「…まさか、海東。お前の言うあの世界のお宝っていうのは―――」
「そう。彼の事さ。」
海東はそう言うと一枚のカードを取り出した。
それを士に投げつけると用が済んだと言わんばかりに姿を消す。
「厄介なことになってきたな…」
士はそう独り言ちた。
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【帰ってくれ】厄介事がやってきた【ヤンホモ】
1:ヘルライジング転生指揮官
あかん、どうしよ。やばいやばい…!
2:ヘルライジング転生指揮官
これまでの登場人物紹介
・ワイ
仮面ライダーゼロワン。最近はショタなのに稽古つける側になっている。
・瑞鶴姉
ワイの姉の内の一人。
最近アタッシュカリバーをエンチャントできるようになった。
・エンター姉
ワイの二人目の姉
最近アタッシュアローで艦載機飛ばせるようになった。
・門矢士
仮面ライダーディケイドにして765プロの現P
なんか海東に付きまとわれてるっぽい
・海東さん
多分仮面ライダー。
そもそも士さんの知り合いな時点でお察し。
一部KAN-SENの間でひそかにやべー奴疑惑が上がっている
・綾波
マイベストフレンド。
最近アタッシュカリバーとプログライズホッパーブレードを使いこなした
・ジャベリン
マイフレンド
最近綾波のアタッシュウェポンを物欲しげにみている
・ラフィー
マイフレンド
いつも寝ている。
最近のお気に入りは信濃さんの腹上。
・Z23
マイフレンドにして同居人
最近ラフィーを起こすのにアタッシュショットガンを使うようになった
3:ヘルライジング転生指揮官
海東さんがキューブを何個か持ち去った模様
4:名無しの転生指揮官
ええ…?
5:名無しの転生指揮官
何やってんの…?
6:名無しの転生指揮官
おバカ…。
7:名無しの転生指揮官
あれ割と危険物だからなァ…
8:決闘蟹転生指揮官
そもそもメンタルキューブってセイレーン産なんじゃなかったか…?
9:名無しの転生指揮官
嫌な予感しかしない。
10:名無しの転生指揮官
アナザーライダー生まれそう。
11:名無しの転生指揮官
おのれディエンドォォォ!
12:プリズム★アトラ転生指揮官
…うん。
13:名無しの転生指揮官
あかん。
14:カードゲーマー転生指揮官
穏やかじゃないですね
15:ヘルライジング転生指揮官
そもそもこの世界のセイレーンってゼロワンドライバーを複製できるんですよね…。
海東さんが行く世界によっては新たなアークが生まれるぞコレェ!
16:名無しの転生指揮官
/(^o^)\ナンテコッタイ
17:名無しの転生指揮官
\(^o^)/オワタ…
18:名無しの転生指揮官
チノナマの時と言いさぁ…。
19:依存転生指揮官
なんでディエンドはそう厄介事ばかり…
20:名無しの転生指揮官
アナザーの時もそうだったし…!
21:ヘルライジング転生指揮官
というわけでさっさとディエンドを捕獲しないと不味いことになります。
22:名無しの転生指揮官
別の世界にアークなんて作られたら最悪すぎるわ!
23:名無しの転生指揮官
でもメンタルキューブって基本的にはKAN-SENだったりその艤装くらいにしか使われないんじゃ
24:名無しの転生指揮官
でもさぁ…。
黒いメンタルキューブもあるじゃん?
25:名無しの転生指揮官
ちなみに聞くけど盗まれたメンタルキューブの色ってわかる?
26:ヘルライジング転生指揮官
そりゃただのメンタルキューブだったらこんな大騒ぎになってない。
「黒いヘドロ」を垂れ流す「赤黒の」メンタルキューブなんだよなぁ…。
27:名無しの転生指揮官
どう見てもそのキューブさぁアークに接続してるよね…。
28:名無しの転生指揮官
それで建造したら滅亡迅雷が生まれそうだな…
29:名無しの転生指揮官
そもそもアークゼロになるじゃね(絶望)
30:名無しの転生指揮官
今、ゼロツーも使えないしこれ、イッチ詰んだんじゃ…?
31:名無しの転生指揮官
世界滅亡待ったなしじゃねぇか…
32:名無しの転生指揮官
絶望しかねぇ…
33:名無しの転生指揮官
でもこれ、この世界から脅威が一つ消えたと考えられるんじゃ…
34:名無しの転生指揮官
持ち込まれた世界にアークが生まれるだルルォ!
35:ヘルライジング転生指揮官
どうしよ…
36:名無しの転生指揮官
さらば
37:名無しの転生指揮官
いい奴だったよ
38:名無しの転生指揮官
海東とセイレーンが結託してたりしてな…
39:名無しの転生指揮官
>>38
あかん。
40:名無しの転生指揮官
もうだめだぁ…おしまいだぁ…
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「すいません、それを返してもらえませんか…?」
「嫌だね。これは既に僕の"お宝"だよ…。まぁ本命じゃないけどさ」
少年―――飛電或斗は目の前にいる海東と名乗る男と向き合っていた。
その男の手に収まっているのは赤黒く染まった立方体―――本来のものとは異質な"メンタルキューブ"が握られていた。
このキューブは以前或斗がセイレーンからゼロツーを奪取した際に入手したものだ。
だが、セイレーンが持っていたものが碌なものであるはずもなく。
以前の量産艦暴走の原因の一端を担っていたのがこのメンタルキューブだ。
それ以降、このキューブに関する研究プロジェクトは凍結され厳重に管理されることとなったはずだ。
だが。
何故目の前の男がそのヤバいキューブを持ち出せたのかは未だに謎である。
が、それをそのまま持ち去ろうというのなら或斗も黙ってはいない。
「…ここで貴方を止めさせてもらう…!」
「面白い…やってみたまえ。僕も全力で応えようじゃないか。」
海東はまた特殊な形の銃を用意。銃身を伸ばしそこに一枚のカードを挿入した。
海東は銃を空に向ける。
一方の或斗はオーソライズを完了させたライジングホッパープログライズキーを展開。
そして、互いの意地を通すため、覚悟を込めた言葉を叫ぶ。
天に向けられた銃口から二十の幻影が海東に重なり新たなライダーの姿を作り上げる。
一方の或斗もまたいつものようにゼロワンへと変身を果たした。
「さあ、かかってきたまえ。―――飛電或斗。」
「それはこっちのセリフですよ…この盗人!」
海東が変身した仮面ライダー―――もといディエンドは自らの変身アイテムでもある銃をゼロワンにむけ。
或斗もまたアタッシュカリバーの切っ先をディエンドに向け。
そして、同時に互いに飛び掛かった。
登場人物紹介
・海東大樹
飛電或斗の正体にを掴んでいる。
或斗本人がその真実を知る時はいつか来る。
取り敢えず誘い出すためにやべーキューブを盗んだ。
・飛電或斗
この世界において非常にイレギュラーな存在らしい。
少なくとも本来ならば「仮面ライダーゼロワン」には変身できないようだが…?
・門矢士
或斗の正体を何となく察してはいた。
だがそれは彼自身が彼自身の手で知るべきだと思い放置。
少なくともこの世界のゼロワンは彼しかいないと思っている。
・春香
海東やべー奴説を上げた張本人。
さて少しばかり話がややこしくなってきましたが単純にまとめますと
「本来なら或人しか変身できないはずのゼロワンに或斗が変身している」というのが返上です。
さてところで皆さんはヒデンリンカーを覚えていますか…?