青き航路と夢の守人   作:ダンちゃん1号

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開戦!ゼロワンVSディエンド!

太陽が青空を照らし、白い雲が浮かぶ中―――

 

「やあ。」

 

海東大樹は先日の一件が無かったかのように母港に現れた。

しかしながら過去の遺恨というのは中々に消えないのだ。

 

「何をしに来た。」

「…今回は飛電或斗に用があって来たんだ。君たちを害するつもりはないから下がり給え。」

「それで『はい、そうですか』と引き下がれる程アンタを許したつもりはないんだ。」

「それもそうだね。ならばここで待つとしよう。君が見張りとしていても構わないよ。」

 

結果ボルチモアは海東大樹を見張ることになった。

この時間なら飛電或斗がここに来るまでそうそう時間はかからない。

業務に多少の遅れは出るが先の一件からこの男を放置する方が危険だと確証を得ることができた。

 

「ところで君は―――いつまで飛電或斗の事を信じていられるのかな?」

「どういうことだ?」

「―――彼には彼自身さえ知らない秘密があるってことさ。」

 

急に違う話題を振り始める海東に警戒心を露わにするボルチモア。

しかしながら、既に我慢の限界は来ていた。

それこそ、次、目の前の男が飛電或斗の話題を出したら全力で殴りかかる。

そんな確信がボルチモアにはあった。

 

「―――何が言いたい。」

「だからさ、()()()()()()()()()()()()()()()()()―――」

「黙れ。」

「…おっと。失礼。」

 

或斗の事を疑わせるような発言にとうとうボルチモアはキレた。

鋭い殺気を漂わせ自身の胸倉を掴んだボルチモアを見て海東は小手を上げて抵抗の意は無いことを示す。

それでボルチモアの気が収まるかと言われれば別だが。

 

「どうやら彼は相当愛されているようだね。」

「それはそうさ。…彼は私達の恩人さ。だから―――。」

「許さないってわけか。」

 

一体この男は―――海東大樹は何を考えているのか。

ボルチモアというKAN-SENは既にこの男の事がさっぱり分からなくなっていた。

 

 

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1:ヘルライジング転生指揮官

【おのれ】ライダーウォーズ開戦【ディエンド】

 

2:ヘルライジング転生指揮官

あのせこくて姑息で図太い海東某が決闘を申し込んできた。

 

3:ヘルライジング転生指揮官

場合によっては(ゼロツー使えないんで)ヘルライジングを解放する予定です。

 

4:名無しの転生指揮官

マスロゴ以上にディエンドへのヘイトが高いwww

いいぞもっとやれ

 

5:名無しの転生指揮官

母港に迷惑かけたんだから当たり前だよなぁ!?

 

6:名無しの転生指揮官

そうだそうだ!

取り敢えず様子見でシャイニングホッパー…使える?

 

7:ヘルライジング転生指揮官

なんやかんやで今まで使う機会が無かったけど行けるで。

 

8:名無しの転生指揮官

!?

 

9:名無しの転生指揮官

なん…だと…?

 

10:ヘルライジング転生指揮官

なんならあれやで。

 

千早姉の一件の時点で実は持ってた。

 

11:名無しの転生指揮官

じゃあ使えよ!?

 

12:ヘルライジング転生指揮官

>>11

貴方は全身筋肉痛でライブができるというのですか?

 

13:名無しの転生指揮官

確かにキツイわ…

 

14:名無しの転生指揮官

正直言ってすまんかった

 

15:名無しの転生指揮官

そこは気合でどうにかしろよぉ!

 

16:名無しの転生指揮官

シャイニングホッパー使えないんで許してくださいってかぁ!?

 

許してやるよォ!

 

17:名無しの転生指揮官

なんでここにはこんな上から目線が湧くんだ…!?

 

18:名無しの転生指揮官

意味が分からないよ…

 

19:名無しの転生指揮官

ところでなんでディエンドがライダーウォーズ申し込んできたんだ?

 

20:ヘルライジング転生指揮官

知らん。俺の管轄外だ。

あの母港に迷惑を掛けた盗人の事などな!

 

21:名無しの転生指揮官

あーあ。イッチ怒ってるよ…。

 

22:名無しの転生指揮官

イッチはあれだしな。

母港第一の人間だしな。

 

23:決闘蟹転生指揮官

そんな反応するのも分かるが。

 

24:依存転生指揮官

今回ばかりはディエンドが悪い。

 

25:超次元蹴球指揮官

そうだね。

よし、イッチ!ヘルライジングを解禁しよう!

 

26:名無しの転生指揮官

知ってた

 

27:名無しの転生指揮官

ふふふ…いっそのことゼロツー使えば…?

 

28:ヘルライジング転生指揮官

ゼロツードライバーアジャスト中だっつてんだろ!

 

29:名無しの転生指揮官

しゃーないな

超次元ニキ!超次元の必殺技を教えておやり!

 

30:超次元蹴球指揮官

いいよ!

取り敢えず僕が教えられるのは

・天空落とし

・流星ブレード

・アストロゲート

・ビッグバン

・スペースペンギン

・ネオ・ギャラクシー

位かな。あ、後はラスト・デスゾーンがあったわ。

 

31:ヘルライジング転生指揮官

じゃあ流星ブレードで。

 

32:名無しの転生指揮官

キック力40t越えの脚力から放たれる流星ブレード…!?

 

33:名無しの転生指揮官

タマシイ・ザ・ハンドはタマシイが逝きそう。

 

34:超次元蹴球指揮官

まぁそれなりの特訓は必要だから対ディエンドには間に合わないんだけどね!

 

35:名無しの転生指揮官

ダメじゃん。

 

36:名無しの転生指揮官

もうだめだ…

 

37:名無しの転生指揮官

せめて…皇帝ペンギンを…

 

38:名無しの転生指揮官

流星ブレードで…皆に…笑顔を…

 

39:超次元蹴球指揮官

取り敢えずコツを紹介するための動画上げとくから。

 

40:名無しの転生指揮官

まさかの通信教育スタイルwww

 

 

 

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飛電或斗に申し込まれた演習。

その相手は他の何物でもないディエンド―――海東大樹であった。

その事を告げられた或斗の目の光は死んだ。

当たり前である。

この男のせいで二人の姉や母港の皆が多大な迷惑を被ったのだから。

或斗にとって最も大切なのは自分の命ではなくこの母港の仲間だ。

だからいくらでも自分に迷惑を掛けてもらっても構わないが、母港に迷惑を掛けた人間はもれなくぶっ潰す。

それが間違いだろうと何だろうと()()()()()()()()()()()

だから或斗は海東大樹という人間が大嫌いであった。

というか或斗のいる母港の全KAN-SENが海東の事を嫌っている。

なんやかんやで胡散臭い士は受け入れられているが、それは行動の差だろう。

 

「というわけでシャイニングホッパーを解禁したいんだ。」

「どういう訳か分からないけど既に使えるぞ?」

「うん。知ってた。」

 

人工知能ゼアの中で現実から逃げたい一心で溜め息を吐く。

もちろん逃げることは許されないし、逃げてしまえばこの母港でいいように海東大樹が暴れることになってしまう。

それは、ダメだ。

そんな事は絶対に許されてはならない。

この母港には例の"黒いメンタルキューブ"や、ヘルライズプログライズキーなど危険物がたくさんあるのだ。

それをあの性根がねじ曲がっている海東が使えばどうなるのか分からない。

碌な事は起きないだろうという事は簡単に予測できるが。

 

「そもそも一対一という申し込みもどれだけ信頼していい物やら。」

 

どうせあのこすい盗人はライダー召喚能力を用いて多数対一の狡い戦術を仕掛けてくるだろう。

そんな狡い戦法を取っておきながら徒手空拳の実力も高い。

どこかのTCGにおける手札誘発以上に厄介な相手を前にシャイニングホッパーだけで足りるのかと思う。

もっぱら或斗が心配しているのはシャイニングホッパーで戦闘後の筋肉痛だ。

 

「ごちゃごちゃ考えんなって。或斗。」

「父さん…。」

「お前はその"ディエンド"ってライダーよりも強いさ。―――心で負けたら勝てる戦いも勝てなくなるぞ?」

「そう、だね。―――父さん!俺と模擬戦してよ!」

「よし来た!」

 

ここは人工知能ゼア内部。

模擬戦を行うには現実で傷がつかない、疲労しない、同じプログライズキーを使えるなどやりたい放題だ。

 

「俺の全てを、お前に伝えるよ。」

「分かった。見てて―――今の俺を!」

 

そして二人は互いに変身して向き直りライジングホッパープログライズキーを展開。

ゼロワンドライバーへと叩き込んでその姿を変え―――

 

「行くぜ!或斗ォッ!」

「うおおぉぉぉおおぉぉぉ!」

 

二人のゼロワンがド派手にぶつかり合った。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「待っていたよ飛電或斗。」

「…一対一の正々堂々とした勝負、ですよ。」

 

そして決戦の日。

或斗と海東は互いに向き合い互いの得物をその手に持っていた。

海東大樹はネオディエンドライバーというらしい変身デバイスを。

或人は()()()()()()()()()()()()()()()()()()を。

 

示し合わせたかのように二人は互いの変身シークエンスに突入する。

海東はネオディエンドライバーに自身のライダーカードを挿入。銃口を天に向ける。

一方の或斗はシャイニングホッパーキーをいつもの如くオーソライズ。

その後、シャイニングホッパーキーを展開するとそのキーを空へと掲げた。

瞬間光の柱がシャイニングホッパーキーに降り注ぎ光のゲートを生成。

鍵を開けるように捻ればライジングホッパーのライダモデルを乗せたシャイニングホッパーが現れる。

 

「変身ッ!」

『プログライズ!』

 

ネオディエンドライバーから幻影が射出されるのと或斗がシャイニングホッパーキーをゼロワンドライバーに叩き込んだのはほぼ同時だった。

データネットが2匹の飛蝗を捉えて或斗の身に更なる力を宿す。

 

The rider kick increases the power by adding to brightness!(ライダーキックは輝くことでその力を増す!)

『SHINING HOPPER!』

When I shine,darkness fades.(俺が輝くとき、闇は晴れる)

 

「あれが…シャイニングホッパー…!」

「凄い…!すごいよ…!」

 

そこに居たのは仮面ライダーゼロワン シャイニングホッパー。

黒を基調とし、所々に蛍光イエローの装甲が付き、どこか鋭利な印象を与えるそれは、しかしながらゼロワンの強化形態にふさわしいと言えた。

 

「お前を超えられるのはただ一人―――僕だ!」

「面白い。試してあげよう。君の力を!」

 

或斗は新たな武装であるオーソライズバスターをアックスモードにして構えディエンドへと飛び掛かった。

 

 

 

 

 

 




登場人物紹介
・飛電或斗/仮面ライダーゼロワン
シャイニングホッパーへと強化。
或斗と模擬戦した。
その内流星ブレードを覚えるかもしれない。

・海東大樹/仮面ライダーディエンド
ヤンホモ

・ボルチモア
珍しくキレた。
まぁ命がけで戦っている少年の事をバカにされたら誰でもキレる。
普段は陽気なお姉ちゃん。


次回でこの章は完結!というわけでアンケート結果ですがどっちもが一番多かったのでどっちも書きます!
取り敢えず細かい設定とか練らなきゃいけないので今回でアンケートを終了。
得票数が多かった
①蟹
②超次元
の順番となります。

決戦:どれが見たい?

  • 決闘蟹
  • 超次元蹴球
  • どっちも
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