叛逆の牙in ZEXAL(?) 作:リ・コントラクト・ユニバース
区切りが悪かったので今回は短め
「誇り高き隼よ!英雄の血潮に染まる翼翻し、革命の道を突き進め!
【RR-レヴォリューション・ファルコン】!!」
CNo.21 RR-レヴォリューション・ファルコン
闇属性 鳥獣族 ランク6 エクシーズ
ATK2000/DEF3000
攻撃表示 CORU4
現れたのは革命の隼。
RRの中でも、ライズ・ファルコンと並んで有名なカードだ。その活躍っぷりは必殺技名を冠するリメイクカードまで作られるほどで……当然素のこのカードも強力であることに変わりはない。
「レヴォリューション・ファルコンの効果発動。ORUを一つ使い、このターン、相手モンスター全てに攻撃できる!更に特殊召喚された相手モンスターと戦闘するダメージステップ時、相手モンスターの攻撃力を0にする!」
RRをランクアップさせた場合、召喚成功時に破壊とバーンを行う効果もあるが……これは自分のカードの縛りで発動できていない。
発動されたら大惨事だ。
それにしてもこれはまずい。
ブラック・ミストは戦闘で無敵と言ったが、レヴォリューション・ファルコンはその上をいく。
攻撃宣言時に効果を発動するブラック・ミストでも、ダメージステップで攻撃力を0にされれば意味がないのだ。
だが……。
「……バトル!レヴォリューション・ファルコンでダーク・リベリオンとブラック・ミストに
「この瞬間、罠カード【攻撃の無敵化】発動!このターン、俺への戦闘ダメージをゼロにする!そしてブラック・ミストの効果も発動する!攻撃力を半分にして、その分を吸収する!」
「ならレヴォリューション・ファルコンの効果!特殊召喚された相手モンスターの攻撃力をゼロにする!」
『何っ!?』
CNo.21 RR-レヴォリューション・ファルコン
ATK2000→1000
No.96ブラック・ミスト
ATK650→1650→0
No.108ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン
ATK3000→0
No.同士の戦闘ならどちらにせよ破壊は避けられない。
ダメージを防がなければ、俺のライフは一気に消し飛んでしまう。
4000というライフは、RRを相手にするにはあまりにも少なすぎる。
革命の爆撃を受けた竜と悪魔は無惨にも爆散して消え失せた。
せっかく重い素材を揃えてまで出したブラック・ミストが……。
『チッ、オレの分身がこうも簡単にやられちまうとはな』
「……私はカードを1枚伏せ、これでターンエンド!」
瑠那
LP:3600
手札:0
モンスター:CNo.21 RR-レヴォリューション・ファルコン
魔法・罠:2(セット) ナンバーズ・ウォール(永続罠)
「俺のターン!」
なかなか厳しい展開だ。
俺はナンバーズを呼び出して戦闘させなければレヴォリューション・ファルコンを倒せない。
にも関わらず効果破壊はできず、レヴォリューション・ファルコン自体も戦闘に関してはほぼ無敵だ。
となれば、またもや次のドローに全てがかかっているというわけだ。
俺のライフは満身創痍、心なしか身体もだるくなってきた気がする。
『確かに状況は最悪だな……だが見ろ、あの女の様子を』
「?」
ブラック・ミストが瑠那を顎で指す。
瑠那のライフは3600もあって、ゼピュロスのデメリット以外でダメージは受けていない。
なのに、瑠那は息を荒げて、痛みを堪えるかのような表情を浮かべている。
『ランクアップにカオス化……あれは人間が使っていい力じゃあない。そのツケが今、苦痛になってあの女を襲ってるってワケだ。このままデュエルを長引かせていれば……あの女、今に力尽きるぜ』
「なんだと?」
バリアン……それは確かZEXALにおける敵の名前だったか。
RUM-バリアンズ・フォースなんかは代表的なカードで、例に漏れずリアルダメージを与えてみたり人間を洗脳してみたりする凶悪な奴ら……だという話はどこかで聞いたことがある。
瑠那の目的がなんなのかは知らない。
だが、自分の身を危険に晒してまでそんな奴らと戦っているのだから、生半可な覚悟ではないだろう。
そんな瑠那に、俺が勝っていいのだろうか?
負けたくないと言ってデュエルを続行した俺だが、今更になって意思が揺らいできた。だが……。
結局俺にできることは何もない。
ただ次のカードをドローして、未来に望みを託すしか……。
「ドロー!……!幻影霧剣の効果発動!墓地から除外することで、墓地の幻影騎士団を蘇らせる!俺が特殊召喚するのは幻影騎士団ステンドグリーブ!そして幻影霧剣が除外されたことで、ティアースケイルも蘇る!」
幻影騎士団ステンドグリーブ
闇属性 戦士族 レベル3
ATK1200/DEF1600
守備表示
幻影騎士団ティアースケイル
闇属性 戦士族 レベル3
ATK600/DEF1600
守備表示
「レベル3のモンスター2体でオーバーレイ!現れろ、【彼岸の旅人ダンテ】!効果によりデッキの上から3枚を墓地に送り、攻撃力を上げる!……!」
彼岸の旅人ダンテ
光属性 戦士族 ランク3 エクシーズ
ATK1000→2500/DEF2500
攻撃表示
『どんなモンスターエクシーズを呼び出したところで、レヴォリューション・ファルコンの前には無意味だぞ!』
「わかってるって!狙いはそこじゃない……!」
今墓地に落ちたカード。
これが勝利の鍵となる。
一発逆転の勝利を掴むか、ジワジワと追い詰められて負けるか———ここが運命の分かれ道。
「墓地から【シャッフル・リボーン】の効果を発動!このカードを墓地から除外し、フィールドのカード1枚をデッキに戻すことで———1枚ドローする!」
今ここであのカードを引き当てなければ……!
意思は依然揺らいだまま、だがしかし、俺にその資格があるのなら……カードは嘘をつかないはずだ。
頼む、俺のデッキ!勝ったら神棚にでも立てて拝むから!
「ドロー!……よし、来たぜ!俺は【死者蘇生】を発動!墓地から特殊召喚するのは……ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンだ!」
「No.108……!」
No.108 ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン
闇属性 ドラゴン族 ランク4 エクシーズ
ATK2500/DEF2000
攻撃表示 ORU0
デッキは応えてくれた。強貪で除外されてやしないかとヒヤヒヤしたが……なんとか引き当てることができた!
蘇る俺のエース。
ORUは無く、効果は使えない。
だがこの状況でこんなに頼もしいモンスターは他にいないだろう。
「けど、効果は使えない。例え効果を使えたとしても、レヴォリューション・ファルコンには敵わない!」
「確かにな!……だがな!そんなことはこいつを見てから言うんだな!俺は墓地からサイレントブーツを除外!デッキから幻影騎士団と名のつくカードを手札に加える!俺が加えるのは……こいつだ!【RUM-幻影騎士団ラウンチ】!!」
そう、ランクアップができるのは何もRRやCNo.だけじゃない。
エクシーズの名を冠する四天の龍が一体、ダーク・リベリオンもまたランクアップによって進化することができる!
「RUMですって……!?一体、あなたは……」
『何がどうなってんだよ……!?』
新たなイレギュラーの登場に、驚愕する二人。
ブラック・ミストは一応俺の味方なんじゃないのかよ!そんな目で俺を見るな!
そんなことより、まずはデュエルに勝つことだ!
「速攻魔法、【RUM-
腹が痛い。
いや腹じゃない。
胸?頭?足?全部だ。
全身が軋むように痛い。かと思えば焼けつくような熱さが首から駆け巡って全身を貫く。もうわけがわからない。
EXデッキを確認すれば、やはりこのカードもCNo.になっていた。
カオスナンバーズはバリアンの力と瑠那は言い、人間の力で扱える代物じゃないとブラック・ミストは言った。
この痛みはその代償か。
瑠那はこの痛みに2度も耐え、なお俺の前に立っている。
凄まじい精神力だ、流石デュエリスト。
……なら俺も頑張らないと。
俺だって、一端のデュエリストなんだから。
遊戯王の主人公たちは何度だって、そんな逆境を打ち破って勝利を得てきたのだから。
瑠那だってそうだろう。でも、だからこそ俺は勝ちたい。
ダーク・リベリオンが紫の光と化し、次元の渦へ突き進む。
突き進んだ先には、黒い門。紋章が付いた鎖状がその勢いのまま破壊され、ついに門は開かれる。
門の向こうで黒い光が爆発を起こす。
その光の中で、108の数字が描かれた。
「……モンスター1体で、オーバーレイ・ネットワークを再構築ッ!カオス・エクシーズ・チェンジ!!現れろ、【CNo.108】!!」
★4→★5
108
「煉獄の底より———未だ鎮まらぬ魂に捧げる叛逆の歌!永遠に響かせ、現れよ!
【ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン】!!」
CNo.108 ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン
闇属性 ドラゴン族 ランク5 エクシーズ
ATK3000/DEF2500
攻撃表示 ORU1→2
カオス化はランクアップ先がカオスナンバーズだから自動的にくっついてきただけでテキストはOCGのものと同じです