神次元ゲイムネプテューヌV〜審判を超えし者〜   作:namco

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お待たせしました。今回は戦闘シーンのみ。



では、どうぞ。


第八話 激戦、そして決着

「テンツェリントロンベ!!」

 

「エオリエーネ!!」

 

 

 

ホワイトハートは自身をコマのよう回転させながらこちらに向かってきており、手に持った斧で叩き潰そうとしてくる。ものすごい勢いで突っ込んでくるが、俺は落ち着きながらハンマーを取り出し、ハンマーの先に炎を纏わせながらホワイトハートと同じように回転して迎え撃つ。

 

 

 

「・・・っ!ゲフェーアリヒシュテルン!!」

 

「アンスタブルマイン!!」

 

 

 

技が相殺されたのを見ると、ホワイトハートは魔力を凝縮した青い球体を生み出し、斧をバットのように振って球体を打ち出す。それに対して俺は炎の球体を魔力を使って生み出し、ゴルフボールを打つようにしてハンマーで球体を打ち出し、向かってくる球体にぶつけさせる。炎の球体がひとつの青い球体にぶつかると同時に爆発し、爆発の余波で他の青い球体も誘爆する。

 

 

 

「てめえ・・・あたしの技の真似ばかりしやがって・・・!」

 

「私達のことも忘れないでよね!」

 

 

 

ホワイトハートがルドガーと対峙していると、ホワイトハートの後ろからノワールの声が聞こえてきた。ホワイトハートはそれに気付き、とっさにその場から離れる。離れると同時にノワールの大剣が振り下ろされ、畳の床に傷をつける。

 

 

 

「くっ!この程度・・・!」

 

「あら、そっちから来てくれるなんて、手間が省けたわ~。」

 

「!?」

 

 

 

避けた先にはプルルートが待ち構えており、手のひらの先に魔法陣を展開して雷の魔力を纏わせていた。

 

 

 

「痺れるのは好きかしら?サンダーブレード!!」

 

「ぐあああ!?」

 

 

 

魔法陣の先から雷の刃が飛ぶ。それがホワイトハートに当たり、閃光を体から発しながら飛ばされる。

 

 

 

「この!」

 

「ルドガー直伝・・・!」

 

 

 

飛ばされながら空中で体勢を立て直し、攻撃の準備に入ろうとする。だが、飛ばされた先にはネプテューヌがおり、落ちてくるタイミングに合わせて攻撃を放とうとしていた。

 

 

 

「虎牙破斬!」

 

「うわっ!?」

 

 

 

ネプテューヌが太刀を下から振り上げ、そのまま勢いを落とすことなく下へと振り下ろす。ホワイトハートは襲い掛かってきた斬撃に驚き、斧の腹の部分で防ぎ、受け止めた時の衝撃を利用して後方へと退く。

 

 

 

「ネプテューヌ、お前虎牙破斬なんていつ覚えたんだ?」

 

「あなたと一緒にクエストに行ってる時よ。見よう見真似でやってみたけど、なかなかいいものね。この技。」

 

「見よう見真似って・・・一応、その技教えてもらったものだぞ?教えたわけじゃないから直伝でもないし。」

 

「え?そうなの?」

 

「暢気に喋ってんじゃねえ!!」

 

 

 

ネプテューヌと喋っていたらホワイトハートが俺達に向かってきて斧を振り下ろしてくる。俺達は左右に分かれて斧を避ける。避けると同時に斧が床に叩きつけられ、その衝撃で床の破片が舞う。

 

 

 

「うおっ!?」

 

「っとと・・・!」

 

 

 

破片が舞い、視界が一瞬だけ遮られる。その隙を見つけてか、ホワイトハートは俺に狙いを定めて斧を勢いよくぶつける。

 

 

 

「喰らえ!!」

 

「うあ!?」

 

 

 

ぶつかる瞬間にハンマーで防ぐが、衝撃までは消せずそのまま吹っ飛ばされて教会の窓の所から落とされる。

 

 

 

「ルドガー!?」

 

 

 

ネプテューヌがルドガーの心配をして救助に向かおうとするが、ホワイトハートが行かせないと言わんばかりに、魔法陣を瞬時に展開して氷弾を放ち、ネプテューヌの足を氷漬けにして身動きを取れなくさせる。

 

 

 

「くっ!?」

 

「お前は後だ。今はあいつを先に倒す!」

 

「逃がさないわよ!」

 

「あら~。あたしのこと忘れるなんてひどいんじゃない~?」

 

「忘れてるわけじゃねえさ。だがな、この中で一番厄介そうな奴から潰す。それが・・・。」

 

 

 

ホワイトハートは半歩ほど下がると同時に魔法陣を展開させ、天井に向かって氷弾を放つ。

 

 

 

「戦いの常識だろ!!」

 

 

 

天井に着弾すると、天井が崩れてノワールとプルルートの行く手を阻む。ホワイトハートはその隙にルドガーの飛ばされた窓のほうへと進み、外へと飛び出していった。

 

 

 

「待ちなさい!」

 

 

 

ノワールが止めようとするが、既にそこには誰もおらず、あるのは崩れた天井の瓦礫と、足を氷漬けにされたネプテューヌ、そしてノワールとプルルートだけであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教会の窓から吹っ飛ばされ現在落下中のルドガーは、このままでは地面と激突してしまうと危機感を抱き、ハンマーの先端から魔力刃を出現させ、教会の壁へと突き刺し、ハンマーの柄の部分を握って落下の勢いを利用し、鉄棒で回転するかのように一回転し、ハンマーの柄の部分にバランスを取りながら立つ。

 

 

 

「ふう・・・危うくもんじゃ焼きになるところだったな。ん?」

 

 

 

柄の上に立って一息ついていると、何かの気配を感じ見上げる。自分が吹っ飛ばされた場所と同じ窓からホワイトハートが飛び出してくる。そしてこちらに目掛けて突っ込んでくる。

 

 

 

「お前から先にぶっ倒させてもらうぜ!!」

 

 

 

そう言って斧を勢いよく振り下ろし、ルドガーを真っ二つにせんと襲い掛かってくる。だがルドガーは焦ることなくハンマーを壁から引き抜き、ハンマーから双剣へと持ち替えて下に落ちる。落ちていく最中にホワイトハートからこちらに襲い掛かってくる斧の連撃を捌き、時には斧の勢いを利用して別の方向へと跳び、ホワイトハートから距離を取る。

 

 

 

「この・・・ちょこまかと!」

 

 

 

攻撃が裁かれていることにイラつき、斧の振りも次第に大きくなる。ルドガーは空中で双剣から双銃へと持ち替えてホワイトハートに狙いを定めながらトリガーを引く。

 

 

 

「トライスパロー!!」

 

「なっ!?」

 

 

風を纏った弾丸が撃ち出され、ホワイトハートは動きを慌てて止め、風の弾丸を斧の腹で防ぐ。しかし、それがいけなかった。

斧でホワイトハートの視界が遮られたのを確認したルドガーは、双銃からハンマーに持ち替え、足元に魔法陣を一瞬だけ生成し、魔法陣を蹴りながらホワイトハートの元へと近づく。

 

 

 

「はっ!?」

 

 

 

斧をよせたとき、既に目の前にはルドガーがおり、ハンマーをバットように振りかぶって勢いよくホワイトハートの腹を目掛けて振り抜いた。

 

 

 

「はあっ!」

 

「ぐああっ!?」

 

 

 

腹にハンマーが直撃し、打たれたときの衝撃で吹っ飛ばされ、教会に戻されていく。ルドガーによって飛ばされたホワイトハートは何の偶然か、ルドガーが出てきた窓のところから入り込み、そのまま室内へと戻っていった。

ホワイトハートが吹っ飛ばされた後、ルドガー教会の中庭に着地し、息をつく。

 

 

 

「ふぅ・・・っと、急いで戻らないとな。」

 

 

 

少しだけ息をつき、呼吸を整えた後、急いで謁見室へと続く廊下へと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うあああ!?」

 

「あらお帰りなさい~。」

 

 

 

ホワイトハートがルドガーによって吹っ飛ばされ、先ほどまで戦っていた謁見室へと戻ってきた。起き上がろうとするが、腹に直撃したハンマーの痛みが抜け落ちず、斧を支えに立ち上がることしか出来ない。

 

 

 

「ぐっ・・・!」

 

 

 

腹を押さえ、痛みをこらえるが、それは最も大きすぎる隙を生み出す。その証拠にノワールが大剣に炎を纏わせて大きく跳躍して叩きつけようとしていた。

 

 

 

「真っ二つにしてあげるわ!ヴォルケーノダイブ!!」

 

「うああっ!!」

 

 

大剣が自身に叩きつけられる瞬間に辛うじて避けるが、ノワールの攻撃による衝撃で吹っ飛ばされてしまう。

 

 

 

「くそ・・・!あたしが・・・!こんなぽっと出の連中に・・・!」

 

「悔しがってるところ悪いけど、さっさと決めさせてもらうわ!!」

 

 

 

足が氷漬けの状態から復活したネプテューヌがホワイトハートに目掛けて突っ込んでくる。そのことに気付いてホワイトハートは避けようとするが、蓄積したダメージと疲労で動けない。

 

 

 

「喰らいなさい!見よう見まねの・・・!」

 

 

 

ネプテューヌは自身の得意な属性である雷を剣に纏わせ、ホワイトハートをサマーソルトキックで打ち上げ、滞空しているホワイトハートに向かってジャンプし、剣を横に回転しながら叩きつけてホワイトハートを吹っ飛ばす。

 

 

 

「紅蓮翔舞改め、紫電翔舞!!」

 

「ぐああああああああっ!?」

 

 

 

吹っ飛ばされたホワイトハートはそれが決定打となり、謁見室にあった椅子へと叩きつけられ、椅子が壊れて自身も倒れて動かなくなった。

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