神次元ゲイムネプテューヌV〜審判を超えし者〜   作:namco

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第十三話 反撃開始

「こっからが本番だぜ・・・覚悟しやがれ!!」

 

 

 

女神化の光が収まると、そこには女神化したブランが立っていた。その様子にアクダイジーンは驚愕の表情を浮かべながら狼狽える。

 

 

 

「馬鹿な・・・!こんなことがありえるのか!?国民達の目の前で無様に負けたのだぞ!?その時にシェアがなくなって女神化が解け、女神ではなくなったというのに、なぜ女神化がてきておるんじゃ!!?」

 

「ありえるから今目の前で起こってるんだろ?」

 

 

 

目の前で起こったことを受け入れられずにただ否定するアクダイジーンにルドガーは静かに語る。

 

 

「この世に絶対なんていうことはない。たとえ緻密な計算で練られた作戦であっても、絶対に成功するなんてのはない。特に、お前達みたいな悪党の立てたものは絶対にな。」

 

 

 

俺の言葉を聞いてアクダイジーンは、ぐぬぬと歯を力強く噛み締める。

 

 

 

「・・・まあ、これも可能性が低かったとはいえ、想定内の出来事だ・・・!まだ手はある・・・!」

 

「この期に及んでまだ足掻くのか?諦めろ。それとこの場では死亡フラグだぞそれ。」

 

「ふん。そんなフラグなぞ、この手でへし折ってくれるわ・・・モンスターども!こやつらの足止めをしろ!!」

 

「逃がすかよ!!」

 

 

 

ブランがアクダイジーンに向かっていくが、アクダイジーンが手を挙げて合図を送ると、先程俺達を拘束していた四足歩行戦車がアクダイジーンと俺達の間に割って入り、アクダイジーンは教会の奥へと逃げていった。

 

 

 

「邪魔だ!!」

 

 

 

ブランが手に持った斧を一閃させると、戦車は真っ二つに叩き切られ爆散した。

その後、逃げたアクダイジーンを追いかけようとするが見失ってしまい、ブランは舌打ちする。

 

 

 

「逃げられたか・・・!」

 

「ブラン!大丈夫!?」

 

「ネプテューヌか・・・ああ。平気だ。」

 

 

 

ネプテューヌが近付いて聞くと、ブランは平気だと言い返す。

 

 

 

「にしても、あのオヤジ、逃げ足だけは早いのね。」

 

 

 

ノワールがアクダイジーンが逃げていった通路を見ながら呟く。

 

 

 

「だけど、そう遠くに入ってないはずだから手分けして探して・・・っ!?」

 

 

 

俺は手分けして探そうと言おうとしたその時、教会全体に揺れが走った。

 

 

 

「なんだ!?この揺れは!?」

 

「教会全体から・・・一体何が・・・!?」

 

 

 

ノワールが揺れの大きさを予想する。確かに、この揺れは尋常じゃない!って、危な!?

 

 

 

「天井落ちてきた!?なんか危なそうだから外に出たほうがいいんじゃない!?」

 

「うん〜にげよ〜。」

 

 

 

ネプテューヌに促され、全員教会の外に向かって走り出す。走っている最中に、教会内に取り付けられてる

スピーカーから声が聞こえてきた。

 

 

『ふはははは!!どうかね?女神の諸君?』

 

「アクダイジーン!てめえ、一体何しやがった!!」

 

 

 

どうやら声の主はアクダイジーンのようだ。ブランが聞こえてきた声に対して大きく怒鳴るように言う。

 

 

 

『何をしたかじゃと?その答えは、この教会を脱出して外から見れば分かるぞ?ではな。』

 

 

 

その言葉を最後に声が聞こえなくなった。

 

 

 

「畜生!ふざけやがって!!」

 

「落ち着いて、ブラン。今はとにかく脱出しよう!」

 

 

 

怒りに声を荒げるブランをネプテューヌがなだめ、教会からの脱出を促す。確かに、こんな所にいつまでも居られないな。急いで脱出しよう。

そう思いながら俺達はスピードを上げながら教会の出口へと向かって走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあ、はあ・・・ここまでくれば大丈夫かな?」

 

 

 

教会の外に出て、ネプテューヌが足を止めると同時に俺達も足を止めて息を整える。

 

 

 

「ねえ!あれ見て!」

 

 

 

ノワールに促されて教会の方を見ると、教会は跡形もなく崩れ去り、ただの瓦礫と化して解体された住居のようになった。

 

 

 

「教会が・・・。」

 

 

変身を解いたブランがつぶやく。そりゃそうだ。長年住んでいた家が壊されたんだ。感慨にふけるのも無理はない。

 

 

 

「また建て直せばいいんだ。俺達も協力するさ。」

 

 

 

ブランを安心させるように俺は言う。

 

 

 

「・・・ありがとう。」

 

 

 

あまり表情に表に出さなかったブランが微かに笑った。よかった。少しは元気が出たみたいだ。

 

 

 

「ちょっと!確かに教会が崩れたのもあるけど、問題はその先よ!崩れた中から何か出てきてる!!」

 

「え?」

 

 

 

ノワールに見ている場所が違うと指摘され、崩れた教会をもう一度見る。すると、崩れた瓦礫の中から巨大な何かが現れ、体についた瓦礫を落としながら立ち上がろうとしている。

 

 

 

「あ、あれって・・・。」

 

「もしかしなくても・・・。」

 

「もしかしなくても〜?」

 

「ど、ど、ど・・・!」

 

「「「「ドラゴン!?」」」」

 

 

 

ネプテューヌ、ノワール、プルルート、ブランの順番に驚いて、一斉に口を揃える。現れた何かの正体は四足歩行のドラゴン。大きさはかなりの巨大で、ブランが住んでいた教会と同じくらいの大きさであった。そして体は全身が機械で出来ており、背中には巨大な翼と、背骨や肩、足の付け根にあたる部分には砲台が取り付けられていた。

 

 

 

『フハハハハ!!これがワシのこの作戦の切り札!対女神用決戦兵器、その名も「アンチゴッデスドラゴン」じゃあああ!!』

 

「その声はアクダイジーン!?」

 

 

 

ブランがドラゴンから発せられた声の正体に気付くと、怒りの声をぶつける。

 

 

 

『どうじゃ!国家予算を横流しして作った決戦兵器。その強さは他を圧倒するほどじゃぞ?』

 

「・・・あなた、国家予算までアクダイジーンに任せてたの?」

 

 

 

ノワールに指摘されるブラン。それを聞いて顔を抑えて俯く。

 

 

 

「・・・本当に面目ないわ。」

 

『手始めにこの街を滅茶苦茶にして、ワシらの新しい基地作りの基盤にしようとするかのう?』

 

「!?正気かテメエ!!」

 

『至って正気じゃ!!』

 

 

 

ブランがアクダイジーンの言葉に反応し、聞き返すとアクダイジーンは即答する。

 

 

 

『さあ、新たな時代の始まりの前夜祭じゃ!!真昼間ではあるがな。派手に暴れるぞ!!』

 

 

 

―――グオオオーーーーー!!!

 

 

 

ドラゴンが動き出し、足を踏み出すと同時に足元が陥没する。動きは遅い。だが、大きさが大きさだ。動く度に地面を揺らし、足元の近くにあった家などが崩壊する。

 

 

 

「うあああ!?」

 

「誰か!助けてー!!」

 

「嫌ーーー!!」

 

『ハアーーーッハッハッハ!!』

 

 

 

アクダイジーンは高笑いしながらドラゴンを動かし、歩いてきた方向をあっという間に更地に変えていく。

ルウィーの住民達は悲鳴を上げ、恐怖に駆られて逃げ惑う。

 

 

 

「なんて無茶苦茶な・・・!目的達成の為なら街一つ壊してもいいって言うの!?」

 

「やっぱり七賢人て悪い奴らだったんだ!!」

 

 

 

ノワールの怒りにネプテューヌが便乗する。確かにそうだ。目的達成のためとはいえ、街を壊すのはやりすぎだと思う。連中は・・・七賢人はそれほどまでにして女神が邪魔だというのか!?

 

 

 

「このままじゃ全部壊れるぞ!?」

 

「戦うにしても、人間達が邪魔でまともに戦えないし、かと言って守りながら戦うのは難しいわよ・・・!」

 

「じゃあどうすれば・・・!」

 

 

 

俺達がどう対抗すればいいのかを考えていたその時。

 

 

 

「住民のことでしたら、我々にお任せ下さい!」

 

「?」

 

 

 

突如後ろから声が聞こえてきたから振り向いてみると、そこには厳つい鎧を身に付けた武装した集団がいた。

 

 

 

「お前ら・・・確か国の傭兵団・・・なんでお前らが・・・それに任せろって・・・?」

 

 

 

ブランが聞く。すると。

 

 

 

「あの放送を見て、ブラン様の本当の気持ちを知り、俺達もこうして馳せ参じたのです!!」

 

「我々の住んでいるこの国を、連中の好きにはさせません!!」

 

「一度は裏切っておきながらこんなことを言うのは図々しいのは百も承知・・・ですが!」

 

「俺達は戦いたいのです!この国のために・・・何よりブラン様の為に!!」

 

 

 

傭兵団の言葉にブランは鼻の奥がツンと来るのを感じた。敵の策略によってシェアを失ったとはいえ、こうしてもう一度自分を信じてくれる国民達がここにいることに。

 

 

 

「お前ら・・・!」

 

 

 

胸の奥からこみ上げてくるものを見せないために彼等に背を向ける。

 

 

 

「国民達のこと・・・頼んだわよ!」

 

「了解しました!行くぞ野郎ども!!住民を一人残らずこの街から避難させるんだー!!!」

 

「「「おおーー!!」」」

 

 

 

リーダーらしき人物の号令により、傭兵団は散り散りとなり、街の中に消えていく。あとは彼らに任せても大丈夫だろう。

 

 

 

「いい人達だな。」

 

「ええ。あたしの自慢の国民よ・・・。」

 

「・・・さあ、俺達にはまだやることが残ってるぞ?」

 

「わかってるわ・・・みんな・・・。」

 

 

 

ブランが俺達に体を向ける。

 

 

 

「力を・・・貸して。」

 

「・・・まあ、こうなった以上、逃げるのもどうかと思うしね。最後まで付き合ってあげるわよ。」

 

 

 

ノワールが。

 

 

 

「今更そんなの言いっこなしだよ〜。」

 

 

 

プルルートが。

 

 

 

「そうだよ!友達が困ってるのに力を貸さないわけ無いでしょ!」

 

 

 

ネプテューヌが。

 

 

 

「取り戻そう。ブランの・・・友達の国をな。」

 

 

 

俺が締めて言う。

 

 

 

「ありがとう・・・みんな。」

 

 

 

ブランが礼を言うと、改めて今もなお暴れ続けているドラゴンに向き合う。

 

 

 

『ふははは!!全ては我々の理想のためにーーー!!』

 

「あたしはもう、迷わない・・・もうくじけない・・・!この国の女神はあたしだ・・・!だから・・・!」

 

 

 

―――とっとと家に帰りやがれーーーー!!!

 

 

 

ブランの咆吼とともに、体から光が発せられ、収まると同時に女神化が完了する。

それに続くように俺達も変身し、戦闘態勢に入る。

 

 

 

「いくぞーーー!!!」

 

「ええ!」

 

「聞かれるまでもないわ!」

 

「せいぜいいい声で泣きなさいよね!」

 

 

 

俺達はドラゴンに向かって一斉に走り出し、攻撃を開始した。




新しい小説でも書こうかな~。主人公はTOBのベルベットかロクロウ又はシグレで。一応ネタはあるけど。

ベルベットが過去へ飛んで未来を変えたり、シグレとロクロウが「シグレ」繋がりで艦これで暴れまわったり。

ターミネーター:新起動×TOBとか、TOB&TOZ×FF8とか。

とにかく書きたいのがいっぱいだ。
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