神次元ゲイムネプテューヌV〜審判を超えし者〜 作:namco
最近PS5買いました。
一般販売されてなくて通販で買いました。
ほぼ倍近い値段でした。
でも手に入ってうれしいです。
今回も繋ぎみたいな感じになった上に短いです。
続きはなるべく早く投稿できるようにします。
では本編どうぞ。
「来ましたね。」
リーンボックスの森の深部にて一人の女性が待ち構えていた。
「あまりに遅いものですから、臆病風に吹かれたのかと思いましたわ。」
「さすがにあんな脅迫まがいな台詞言われて放って置くわけにはいかないしな。」
リーンボックスの女神―――ベールは自身の側に長槍を突き立てながら挑発じみた言葉を放つ。その表情は早く俺達を叩き潰したくて仕方がないと言わんばかりの好戦的な笑みを浮かべている。
「・・・あなたに恐れることなんて何一つないわ。」
ブランが言い返す。因みに女神全員とミラも一緒に来ている。
「ねえ、ここまで来てなんなんだけど・・・私達、無理して戦う必要が無いんじゃないの?」
ノワールが言う。
「いいえ、これはプライドの問題ですわ!」
「プライド?」
思わず俺は聞き返す。
「わたくしがあなた達より優れていることを証明しないことには、納得がいきませんもの!」
「ああ、そう・・・。なんで他の国の女神ってこうもメンドクサイのかしら・・・。」
ノワールが呆れながら呟く。小さく呟いたためか回りには聞こえなかった。
「さあ、お喋りはここまでにして、戦いを始めま・・・!」
「ああ、ちょっと待った!」
「って、なんですのいきなり?」
いざ戦いを始めようとしたベールに向けてネプテューヌが割り込む。
「戦う前にさ、ベールって女神メモリー持ってない?」
「ええ、幾つか持っていますが、それがなにか?」
「実はね・・・かくかくしかじかで。」
「まるまるうまうま~なの~。」
「なるほど・・・大体わかりましたわ。」
「あなたもその説明でわかるのね・・・。」
ネプテューヌとプルルートの説明を理解するベールに呆れるミラ。
「というわけで、譲ってほしいかな~なんて。」
「ふうん・・・そういうことでしたら・・・。」
「おお!これは脈あり!?」
「・・・断らせていただきますわ。」
「さっすがベール!太っ腹!やっぱり譲って・・・なんですとー!?」
「当たり前ですわ!仮にその話が本当だとして、敵に塩を送るおバカさんがどこにいるんですの!?」
「そんな~。」
ネプテューヌが気落ちし、orzの体制でがっかりする。
「あの・・・どうしてもダメなんですか?」
ネプギアが再度聞く。
「ダメです。」
ベールが即答した。
「お願いします!このままだと私、お姉ちゃんと一緒に過ごすことができなくなっちゃいます。どうにか譲ってください!」
「・・・そこまでして欲しいのですか?」
「はい!」
ネプギアの必死の懇願にベールは少し考え込む。そりゃそうだ。女神メモリーは適合すれば強力な力を手にすることが出来るのだ。おいそれと渡すことはできまい。
「・・・いいでしょう。そこまで欲しいのなら差し上げましょう。」
「本当ですか!?」
マジか!?
「ただし、条件がありますわ。」
「条件?」
ベールの言葉にネプギアは聞き返す。
「わたくしと戦い、勝つことが出来たら差し上げます。」
「なーんだ、簡単そうじゃん。」
「その代わり、そちらが負けた場合は、あなた方の国をリーンボックスの傘下の国として下っていただきますわ!」
「「「「「!?」」」」」
「傘下に下るですって!?」
「・・・随分大きく出たわね・・・!」
ノワールとブランが睨み付けながら言う。
「当然でしょう?女神メモリーを渡すと言うことは、国を作る女神を生み出し、ましてや国家間におけるライバルを増やすことにもなりますわ。」
「それは・・・確かに。」
「言えてるわね・・・でも。」
「何もおかしいことではありませんわよ?謂わばこれは国家間に置ける戦争・・・規模はそれほどまでに発展していますわ。あなた方が望むものを手に入れたいのなら、わたくし達はぶつかり合う運命にある・・・よって、この戦いになんの疑問を抱く必要はありませんわ。」
「うわぁ・・・ベールが真面目なこと言ってる・・・。」
「理解していただけたのなら武器を構えてください。まとめて凪ぎ払って差し上げますわ。」
ベールは自身の側に突き立てていた槍を引き抜き、軽く振り回したあと両手に持って構えた。
「・・・どうやらやるしかないみたいだな。」
ルドガーは時計を取り出し、骸殻の力を解放して変身する。
「そうみたいね。けど、ここまで来たんだから今さら退かないわよ。」
「・・・やってやるわ・・・!」
ノワールとブランも女神の姿へと変身し、それぞれの武器を構える。
「うわぁ・・・みんな真面目すぎてわたし空気だ・・・。こう言う真面目な雰囲気苦手なのに・・・。」
「何なら下がってなさい。ここはあたし達で何とかするから。」
「ええい!こうなったらなるようになれ、だよ!」
ネプテューヌも女神の姿へと変身し、剣を構えた。
「それならあたしも~。え~い!」
気の抜けた掛け声と同時に女神の姿にプルルートは変身する。
「さあ、じっくりと楽しみましょうか?」
「あの・・・私達は・・・。」
「下がっていましょう。この状況で今のあたし達じゃどうすることもできないわ。」
そう言って、ネプギアとミラは戦いの範囲外へと離れていった。
「さあ、さっさと終わらせましょう。そっちから戦争を吹っ掛けてきたんだからこれだけの人数を相手にしても文句言わないでよね!」
「確かに、人数ではそちらの方が圧倒的・・・こちらが不利ですわね。」
「なんだよ、怖じ気づいたのか!?」
「ご心配なく。こちらもあらかじめ、助っ人をお呼びしたので。」
「助っ人?」
ルドガーはベールの言葉を復唱する。それと同時にルドガー達が歩いてきた道から足音が聞こえてくる。
足音に気付いたルドガーは、聞こえてきた方向に目を向けたその瞬間、その表情を驚愕へと変える。
「え・・・?」
その顔に見覚えがあった。いや、忘れられる訳がない。
「よう。」
なぜなら。
「久しぶりだな。」
現れた人物は。
「ルドガー。」
ルドガーの兄、「ユリウス」だったからだ。
「・・・兄さん。」