神次元ゲイムネプテューヌV〜審判を超えし者〜 作:namco
11月の半ばに行われた近所(と言っていいのか)のカードショップのデュエマの大会で優勝しました。
それ以降は優勝できず…。準優勝まではいきました。
ジョー星ゼロルピアのループがかなり面倒です。
いざ戦闘を始めようとしたとき、それに割り込むように別方向から声が聞こえてきた。声の正体を確かめるべく聞こえてきた方向に目を向けると、そこには驚きの人物がいた。
「ベール!?お前、休んでるんじゃなかったのか!?」
ユリウスが驚きの声を上げる。
「やはり、自分の国で起こっている騒動は自分で解決しなければと思いまして、治療魔法や治療薬を使って無理矢理治して来ましたわ!」
無理矢理治してきたって、随分無茶をするな。下手をすれば体に後遺症が残ってもおかしくないぞ。
「それに、妹であるネプギアちゃんの晴れ舞台に姉であるわたくしが駆け付けるのは当然ですわ!」
「あの、だからわたしのお姉ちゃんは・・・!」
「何度も言わせないで頂戴。ネプギアはわたしの妹よ!」
「・・・またやかましいのが増えたぞ。しかもこの国の女神か。主役が登場するにはいささか遅すぎるのではないか?」
「むっ!仲間のピンチに女神が駆け付ける!何て熱い展開だ!」
「貴様は黙ってろ!」
「・・・なんだか、想像していたのとは違う様子ですわね。てっきり血も涙もない冷酷無比な極悪人を想像していたのですが。」
「あの二人の夫婦漫才もどきはスルーしていいわよ。付き合いきれないから。」
「そうですか・・・。」
ベールがこの場のカオスな状況に困惑はしたものの、ネプテューヌの言葉によってひとまず沈静化する。
「まあいい。ここで貴様等をまとめて潰せるチャンスが回ってきたものだ。ここで始末してくれる。」
マジェコンヌが杖を構えて戦闘体勢に入り、俺達に向かって言う。
「あら、たった二人であたし達を相手にするの?さすがに厳しすぎるんじゃないかしら?」
ノワールが挑発を行う。だがマジェコンヌは余裕の表情を崩さずに言い返す。
「確かに、人数は多い。が、一度に纏めて相手にする必要はない。」
「どういうこと?さっきから矛盾してるわよ?」
ミラが言う。
「もう少し分かりやすく言おうか・・・人数を分けて叩きのめしてやろうと言っているのだよ。」
「どうやってだよ?」
ブランが頭に疑問を浮かべる。すると、マジェコンヌは懐から何かスイッチらしき物を取り出す。
「こういうことさ!」
マジェコンヌが手に持ったスイッチを押すと、天井付近にいくつもの魔法陣が展開され、陣の中から何かが出てくる。
「コイツは!?」
兄さんが魔法陣から現れた何かに驚く。人型のロボットのその背中に取り付けられた巨大な翼、両腕には剣のようなのような武装が取り付けられている。
「あれはまさか・・・シュジンコウキ!?」
現れた機械型の巨大モンスターに驚きの声を上げたのはベールだった。
「それだけじゃない!ライバルキにコウケイキまでいるぞ!いずれも接触禁止指定のモンスターだ!!」
続いて声を上げるユリウス。姿こそほぼ同じだが、それぞれが接触禁止指定種のモンスターが出現したことに全員が身構える。
「これで完全にとまではいかんが数の差は埋まった。さあ、始めるとしようか…私の憂さ晴らしをな!!」
「この拳、全力で振るうぞ!」
マジェコンヌとコピリーエースは改めて戦闘態勢に入り、こちらに向かって突撃してきた。
「散れ!」
ユリウスの声に反応すると同時に全員が散り散りになり、それぞれの敵と対峙する。
「わたくしの国でこのような狼藉を働いたことを―――後悔させますわ!!」
回避と同時にベールは女神化し、長槍を構えてマジェコンヌと対峙する。
「お前とは以前も戦ったな…あの時のリベンジだ!全力で行かせてもらうぞ―――!!」
「本当にうるさい・・・。」
「これ以上被害が広がる前にさっさと片付けさせてもらうぞ!」
ルドガーとユリウスはコピリーエースと対峙し、双剣と槍を構えながら戦闘に入る―――。
「兄さん、一つ聞きたいが、変身はできるか?」
前にルドガーがユリウスに質問する。
「変身?」
「ああ、俺は女神メモリーの力を使ってもう一度変身することができた。もしかしたら兄さんも出来るのかなって。」
「お前と同じようにか・・・出来るかもな。ちょうど一つ持ってる。」
「ずいぶん都合がいいな・・・。」
「細かいことは気にするな。」
そう言ってユリウスは時計と女神メモリーを取り出して骸殻の力を開放し変身する。骸殻の力がユリウスの全身を覆い、ブルーブラックの鎧を形成した。
「よし。変身成功だな。」
「案外あっさりできたな。」
「むむっ!戦いの準備は出来たようだな。では遠慮なくいくぞ!」
コピリーエースはそう言いながらキャタピラのギアを回しながら兄弟のもとへと突っ込んでいく。それを迎撃するために二人は武器を構えた。
「シュジンコウキにジセダイキ、そしてコウケイキ・・・よく手懐けたものね。」
ネプテューヌが三体の危険種モンスターと対峙しながら言う。
「ただの危険種ならともかく、接触禁止指定されてるモンスターを手懐けるなんて、相当な腕の持ち主ってこと?」
同じように対峙しているノワールがネプテューヌの言葉に答える。
「連中には技師がいるって話だったな。頭脳回路とかいじくって向こうの手駒にしたんだろうよ。」
ブランが言う。
「機械型のモンスターの制御をする程の技術・・・中身を見てみたいな・・・!」
ネプギアは目を輝かせながら三体を見つめる。
「中身を解析するなら倒してからにして頂戴。ここから先は一秒たりとも気が抜けないから。」
「わかってるよお姉ちゃん!」
「機械って、痛めつけても泣かないのよね・・・だからそんなに乗り気じゃないんだけどぉ。」
プルルートが鞭剣を片手で弄びながら愚痴をこぼす。
「あなたたちってこういう時にまでマイペースなのね・・・ついていくのに苦労するわ。」
「あら?あなたはルドガーの所に行かなくていいのかしら?」
ミラが危険種と戦う戦闘メンバーに入っていることにプルルートは質問する。
「今のあたしだと足手纏いにしかならないわ。だからこっちの討伐に協力させてもらうわ。それに・・・。」
腰から剣を抜き、目の前の敵へと意識を集中させる。
「似たような修羅場はそれなりに潜ってきてるもの。あなた達の足手纏いにはならないわ。」
「・・・ふふっ。気に入ったわ。後で一緒にお茶会でも開きましょ。」
「ちょっと。妙なフラグ立てないで頂戴。」
ミラのことを気に入ったプルルートは戦いが終わった後の約束を取り付けるが、そこにネプテューヌが突っ込む。
「そろそろ敵も痺れを切らしてきた頃みたいね。来るわよ!」
ノワールが敵の様子をその場にいる全員に知らせ、突っ込んでくる三体を二人一組になりながら対峙する戦況が出来上がる。
ネプギアとミラがコウケイキと、ノワールとブランがライバルキと、ネプテューヌとプルルートがシュジンコウキと対峙する。
「女神の力…見せてあげるわ!」
「じっくりと楽しみましょう!」
次の話では戦闘シーンに力を入れます。
どうか次話投稿まで今しばらくお待ちください。