神次元ゲイムネプテューヌV〜審判を超えし者〜 作:namco
時刻は昼頃。
俺達は現在、ノワールの教えのもとにクエストをこなしていた。俺は本来ネプテューヌ達の監視目的だったのだが、ノワールに頼んで俺も初心に帰って一緒に授業を受けることにしたのだ。もちろん、イストワールからの任務をこなしつつだ。
風来洞の一件から数日が経ち、二人はなんだか最近絶好調なようにも見える。いや、むしろ絶好調すぎる。時には一日はかかるクエストを半日で終わらせたり、一気に三つも終わらせたり、アイテム納品のクエストを受けた瞬間に渡して終わらせたり、クエスト以外でもノワールの書類チェックも隅から隅まで見てメモして一緒に渡したりなど、とても普段の様子からは考えられないほどの仕事っぷりだった。
気になって聞いてみれば・・・。
「ふっふ〜ん、わたしだってやるときはやるんだよ。それを普段はしないだけで。」
「やらなくてもいーすんがやってくれるもんね〜。」
と、言っていた。こいつら・・・出来るなら最初からやれ。
そんな心の声は決して表には出さずにテーブルの上に昼食のトマトソースパスタとデザートのプリンを人数分乗せて食べ始める。
「んん〜!やっぱりルドガーのトマトソースパスタは何時食べても美味しい〜〜!」
「ほんとにね〜。」
「トマトはそんなに好きじゃないけど、確かに美味しいわね。」
「はは、そう言われると嬉しいよ。」
フォークでパスタを絡め取り、口に運んで喜ぶみんなの様子を見て俺は思わず頬が緩む。やっぱり自分の作った料理を食べてくれる人がいると嬉しいものだ。
「そういえば思ったんだけどさ、ルドガーっていつ頃から料理を作り始めたの?」
「?」
ネプテューヌが突如として聞いてきた。
「ほら、なんだかこういう手の込んだ料理って一朝一夕で作れるようなものじゃないじゃん?だからさ、いつから作ってるのかな〜って、気になったんだけど。」
「あ、それ、あたしも聞きたい〜。」
「まあ、私も気になると言ったら気になるわね。」
いつの間にか他の二人も同じことを聞いてきた。そんなに聞きたいのか?
「聞きたいな〜。」
「聞きたい〜。」
「・・・まあ、無理して話さなくてもいいけど・・・。」
ノワール、お前はどっちだ。・・・まあいいか。わかったよ。聞かせよう。
「俺が初めて料理を作った時は、大体七歳くらいだったな。」
「そんな前から!?」
「ネプテューヌ、少し黙ってて。」
ノワールが釘を刺し、続ける。
「あの時の俺は、兄さんが仕事で疲れた顔で帰ってくることが多かったからなんとか元気付けようとしたんだ。しばらく考えても思いつかなかったがある時、キッチンの上にあったトマトを見て、それを使った料理をしてみようと思って料理を始めたんだ。でも、思っていたより上手くいかなくて、手に火傷とか切り傷を負ったりなどと失敗ばかりしたよ。苦労してやっとできたと思ったら、トマトの大きさも不揃いでパスタは伸びたり焦げ目だらけだった。でも兄さんは、そんな失敗作とも言えたパスタを美味いって言いながら食べてくれた。美味いって言ってくれたから、その時から俺はたくさんの料理を作るようになったんだと思う・・・こんな感じかな?」
説明し終えると、三人は目元を抑えながらパスタを食べていた。なんで?
「ルドガーって、その時から兄思いだったんだね。」
「ルドガーはえらいね〜。」
「ほんとにね。お兄さんのために料理なんて、優しいじゃない。」
「・・・優しい、か・・・。」
・・・顔を上げたとき目元が赤かった気がするが、見なかったことにしておこう。
その後の会話は、くだらない話から面白い話をしながら食事の時間をみんなで過ごしていった。
「ごちそうさまー!」
「ごちそうさま〜。」
「ご馳走様、おいしかったわ。」
「お粗末さまでした。」
食べ終えたパスタの皿を片付け、洗いながらこれからのことを考える。午後からは何をするか少し考えたが、ノワールが今日の仕事はもうないと言っていたのを思い出した。
本来なら今日中に終わりそうにない仕事量だったが、ネプテューヌ達が意外な働きを見せてくれたおかげで仕事が午前中に片付いてしまったのだ。
だとすれば、今日は午後がこのまま休みとなり久々に街の中を探検しようと思いながら食後のお茶を運ぼうとしたルドガーだが、それは突然に終わる。
「ブラックハート様!ブラックハート様!」
警備兵らしき人が慌てて入ってきてノワールと向き合う。
「あなたは、国境警備の・・・?」
「あー・・・これはよくあるパターンだね。さあ休憩だーっていう時に高確率でトラブルが発生するっていう・・・。」
「え〜?お茶おあずけ〜?」
ノワールが目の前にいる人物のことを思い出そうとしているとき、ネプテューヌはこの状況を呆れながら説明し、プルルートはお茶が飲めないことにがっかりしていた。
「はあ・・・はあ・・・、たっ、大変です!一大事です!国家存亡の危機です!!」
警備兵が息を切らしながらノワールに伝える。国家存亡の危機だって!?どういうことだ!?
「落ち着きなさい。何があったのか、ちゃんと説明して。」
ノワールが警備兵に落ち着かせるように言い、状況を知ろうとする。
「は、はい!・・・すみません、あまりのことに混乱しておりまして。まったく、なぜ自分が当直の日にこんなことが起こるのか。明日だったら非番で、家でゆっくりしていたのに・・・。」
おい、いくら落ち着けと言われたからってそんなに落ち着いていると。
「落ち着きすぎよ!早く本題を言いなさい!」
「す、すみません!」
ほら、怒られた。
「実は・・・ルウィーの女神が、単身で我が国に乗り込んできたんです!」
「な、なんですって!?」
ルウィーの女神が?ラステイションに乗り込んできた!?
「ルウィーの女神ってことは・・・ブラン!?わ、どこどこ?どこにいるの?」
「あたしも会ってみたい〜。どこどこぉ〜?」
プルルート、お前はもうちょっと緊張感を持ってくれ。
「現在は国境付近で、待機して頂いていますが。」
国境付近で待機・・・か。単身で乗り込んできたとはいえ、相手は一国の王様みたいなものだ。なるべく失礼のないように対応するのがベストだろう。相手が何の目的でこちらに来たのかは分からないが、とにかく相手を刺激させないようにしよう。よし、早速向かって・・・あれ?待機させていただいている?
「それで、おとなしく待ってるの?ちゃんと見張りはつけた?」
「あ・・・すみません。慌てて飛んできてしまったので、そこまで気が回らず・・・。」
・・・って、おい!今そいつは一人ってことか!見張りもつけないでいたらこっちに飛んでくるかもしれないんだぞ!見張りは最低二〜三人は付けろよ!
「バカッ!それがあなたの仕事でしょ!」
「で、ですからすみませんって!」
ダメだこの警備兵、早く何とかしないと・・・。
「ノワールってば部下に恵まれないねー。」
それは言うなネプテューヌ。
「あんまり怒っちゃ可哀想だよぉ〜、よしよし。」
「な、なんとお優しい・・・あなたこそが、女神・・・?」
さすがはプルルート、この状況を利用して信者を手懐けるとは・・・。
「こら!勝手に人のとこの信者を手懐けないで!・・・はあ、もういいわ。向こうがその気なら見張りなんて意味ないでしょうし。」
ノワールが部屋の壁に掛けていたレイピアを手に取り、腰に下げる。
「その場合は、私が止めに行かないと・・・急いで向かうわ。」
そう言ってノワールは、部屋から出ていった。その様子を見ていたネプテューヌ達は慌てて追いかけていく。
「あ、待って待って。わたし達も行くよ!」
「おいてかないでぇ〜。」
「・・・はあ。」
誰もいなくなった部屋の中で、俺は頭を掻きながら溜息を吐く。次から次へと問題ばかり起こるなあ。そう思いながら俺も部屋を出て行き、ルウィーの女神がいると思われる場所へと向かった。
・・・その時俺は警備員からルウィーの女神がどこにいるのかを聞き忘れていた事を思い出して慌てて教会に戻ったことは言うまでもない。
-バンディクラッシュ-
「ここか・・・やっと追いついた・・・。」
「あ、ルドガー。遅かったね。」
バイクでぶっ飛ばしてきた俺はすぐさまネプテューヌ達と合流した。
「悪い。ルウィーの女神がどこにいるのか聞きそびれて慌てて警備兵に聞きに行ってたら遅くなった。国境付近だけじゃわからなかったから・・・。」
「あ〜、確かに、どこにいるのかまでは聞きそびれてたもんね。」
「まあ、ルドガーは何度か来たことがあるといってもルウィーの国境の方までは行かなかったからしょうがないわね。」
「お恥ずかしながら・・・。」
顔を赤くしながら頭を掻いて目を三人から逸らす。なんだか俺だけ知らないっていう状況が恥ずかしくなってきて俺はまともにみんなの顔が見れなかったが、その時プルルートが近づいてきて肩に手を置いていった。
「だいじょうぶだよぉ〜。これから知っていけばいいんだよぉ〜。だからぁ〜、元気出してぇ〜。」
「・・・ああ。そうだな。ありがとう。」
「えへへ〜。褒められたぁ〜。」
「そろそろ行くわよ。向こうが待ちくたびれてるかもしれないし。」
「はーい。」
「は〜い。」
「ああ。」
ノワールの一声に全員が返事をし、この付近に居ると思われるルウィーの女神を探すのであった。
この森を探索してしばらく経ったが、未だにルウィーの女神を見つけられていない。もしかして、見張りをつけていないからその隙にどこかに移動したとか?ありえるな。あの警備兵は見張りも置かずにノワールのところに来たのだから移動して当然か。わざわざこちらが来るまで待つ必要がない。むしろ、乗り込んできたのなら直接ラステイションに行ってもおかしくはないのだ。
・・・今こうして冷静に考えると、あの警備兵は先のことを全く考えずにただ知らせればいいと思っていたんだろうな。でなければあんな間抜けなことをするはずがない。一度警備体制を見直したほうがいいのでは?
「ねっぷふーん。こっちのブランはどんななのかなー?」
「ねぷちゃん嬉しそうだねぇ〜。ブランちゃんってどんな子なの〜?」
ブラン?もしかしてルウィーの女神の名前か?
「んっとね、おとなしくて頭が良くて・・・ほっとくと、何時間でもじーっと本ばっか読んでる子、かな。」
なんでネプテューヌはそんなにルウィーの女神---ブランのことを知ってる・・・って、そういえば以前にネプテューヌが別の次元から来たっていう話を聞いたな。もしかしてそっちの次元でも「ブラン」っていう人がいて、その人も女神なのだろうか?
「あなたとはまるで正反対ね。」
「あはは、そうかも。でも、遊んだりする時はけっこー気が合うんだよ?わたしのボケに対して冷静で絶妙なツッコミを入れてくれてさ。」
「へえ〜、すごいねぇ〜。」
「ふーん、そうなんだ・・・あの、それは、あれなの?向こうの私よりも、あなたと気が合ってたりして・・・。」
ノワール、何を聞きにくそうに聞いてるんだ?
「それは難しい質問だね・・・ひょっとしてノワール、ヤキモチとか妬いちゃってたりする?」
「だだ、誰がヤキモチなんて・・!」
否定してもその表情からどう思っているのか丸分かりだぞ?
「心配しなくてもだいじょーぶだよ!わたしはノワールのこと、大好きだから!」
「だ、だから違うって!大好きとか、そんな・・・!」
そんなに否定することはないんじゃないか?好きだと言われたらありがとうと言うもんだぞ?否定し続けていると、ひねくれた性格になるぞ?
ま、俺はこの状況が個人的に面白いので黙っておくことにする。
「あ〜。ねえねえ、誰かいるよ〜?」
「?」
プルルートが何かに気付いたらしく、その方向に指を指す。遠くにいて姿がぼやけているように見えるが、よ〜く目を凝らして見てみると、そこには確かに人影みたいなものが見える。
「あれがブランちゃん〜?」
俺達はその人物に向かって更に足を進めると、その輪郭がはっきりとしてくる。もみあげの部分が長い水色の髪、肩がむき出しの白と赤のボディスーツを身に纏った、少女と行っても過言ではない程の小柄な身体をした小さな女の子が確かに一人腕を組みながら佇んでいた。
「あ、ナイスタイミング・・・で、どこどこ?」
ノワールが身を乗り出してブランを探している。先程の話題から抜け出せてホッとしているようだ。
それに続いてネプテューヌも身を乗り出しながらブランを探すが、すぐに見つかった。
「むう、いいところだったのに・・・。と、それより、今はブランブラン・・・。おお、あれは正しく・・・!?げげっ!ぷるるん!あの状態のブランに近づいちゃダメ!」
「ふえ?」
ブランの姿を見つけると同時に、ネプテューヌがプルルートに注意を促す。
「ふーん。向こうは随分気合が入ってるわね。そっちがその気なら・・・。」
だがノワールはブランの姿を見つけると同時に力を解放して女神の姿へと変身する。
「こっちもこの姿で相手してあげないとね!」
そう言ってブランの下へと飛んでいった。
「ああ〜、待って〜。ネプちゃん、あたしたちも行こうよ〜。」
プルルートがネプテューヌに促すが、ネプテューヌは体を震わせながら拒否する。
「だからダメだって!ブランは普段すっごくおとなしいけど、一度キレたらすっごくおっかなくなるの!その上、変身しちゃうと・・・!」
ネプテューヌは続けて言う。
「常時キレっぱなしになるんだよ!」
常時キレっぱなしになるって、大丈夫かその女神?
「・・・とにかく隠れるぞ。見つかったら襲い掛かってくるかもしれないしな。」
「うん!」
「は〜い。」
俺達は近くの草陰に隠れて、事の成り行きを見届けることにした。
「お待たせー。来てやったわよ。」
「げっ、こんな時に来るのかよ。間が悪すぎるぜ・・・。」
「げって何よ、げって!人の顔を見るなり失礼ね。」
「・・・ふん。思ったよりチャラついた顔してやがるんだな。」
「チャラついた?ああ、挨拶が遅れたわね。ラステイションの女神、ブラックハートよ。それにしても驚いたわ。ルウィーの女神がこーんなお子様だったなんて。」
「余計なお世話だ!つーか、新興国ってのはなってねえな。客をこんなところに待たせやがって。」
「お生憎様。ウチの国は得体の知れない方を入れる訳には行きませんし。」
「調子に乗ってんじゃねえぞ。ルーキー女神の分際で・・・!」
「そのルーキーに脅かされているロートル女神に言われてもねー。」
「・・・うわー、こわー。やっぱブランこわー。」
ネプテューヌは身をガタガタと震わせながらノワールとブランの対峙を見守っていた。俺とプルルートもその様子を見ていた。
ノワール、対抗したい気持ちはわかるが相手をあまり刺激するもんじゃないぞ。下手したら戦闘になるぞ。
「でもぉ、ノワールちゃんも負けてないよ〜?」
そういう問題か!二国の首領がここにいて、お互いの言葉一つで戦争になるかもしれないんだぞ!?だからここは穏便に・・・。
「こっちのノワールは、ブランの真の恐怖を知らないからだよ。ブランは本気になると、辺り構わず鈍器のようなモノを振り回すからね!」
・・・済みそうにないな。はあ、胃がチクチクと痛くなってくるぞ。
「おお〜。鈍器のようなもの〜。」
プルルート。目を輝かせるな。
「その一撃は大地を砕き!触れるもの全てを薙ぎ倒し!そして築かれた死屍累々の山の上には、鬼の形相で仁王立ちするブランが!」
「やぁ〜!怖いぃ〜!ブランちゃん怖いぃ〜!」
そんなに怖いのか?俺からすれば時空を司る大精霊の力やクランスピア社の社長のパンチの方がよっぽど怖いんだが?
「そう。ほんとに怖いんだよ、ブランは。・・・ま、今のはかなり盛ったけどね。」
盛ったのかよ!?人を紹介したり説明したりする時は正確に伝えろ!!
「ねぷちゃん、よくそんな怖い子とお友達になれたね〜。」
突っ込むところはそこか!?もっと別にあるだろ!?
「まあ、さっきも言ったけど普段は大人しくていい子だし。」
・・・本当にか?お前の言葉は普段が普段だからどうも信用できんぞ。信頼はできるけど。
「それに・・・変身後って言ったら、ぷるるんの方が何百倍もおっかないし・・・。」
確かに、俺もあの時感じた。初めて会った時の、背中がゾクゾクと冷たくなるようなそんな感覚を。俺はあの時、本能的に悟っていたのかもしれない。プルルートを怒らせてはいけないと。怒らせたらこの世の終わりが来ると。
・・・想像しただけでも身が震えてくる。うん。やめよう。思考をシャットダウンしよう。うん、そうしよう。
「え〜。あたしそんなに怖くないよぉ〜。」
・・・お前は一度変身した姿を鏡で見たほうがいいんじゃないのか?
「いやいやいやいやいやいや。」
ネプテューヌが全力で首を振って否定する。
「そんなに首振らなくてもいいのに〜。ぶぅ。だったら試してみようよぉ〜?今から変身してブランちゃんのところに行ってくるからぁ〜・・・。」
やめろ!それをやったらカオスになるどころか、この辺が地獄と化すぞ!!
「わあー!やめて!それマジやめて!!」
ああ〜もう、いろいろな意味で面倒臭くなってきた。こいつらの会話が収拾つかなくなる前に強引にでも纏めなければ・・・いつまでもこの微妙にずれた会話が続いてしまう。
ここでどうにかして、話題を切り出さないと・・・!
そう思っていたそんな時。
「ブラックハート様ー!事件です!一大事ですー!」
教会で会った警備兵がこちらに向かって走ってきた。ちょうどいいタイミングだ!このカオスな空間から抜け出せる・・!
「何があったの?」
ブランとの会話を中止し、警備兵と向き合うノワール。警備兵から聞かされた内容はブランを除く、ここにいた誰もが驚愕するものだった。
「は、ラステイションのゲーム工場が、何者かに襲撃されているとのことであります!」
「なんですって!?それで、その何者かっていうのは?」
ノワールが警備兵に問い詰める。が、帰ってきた返答は。
「え?いえ、わかりません。わからないから何者か?なわけでして・・・。」
・・・使えない警備員の役に立たない返答でした。
「それは分かってるけど、人数とか、規模とかの報告は!?」
「・・・あー、すみません。そこまで聞いていませんでした。」
「・・・ここで言わせてもらうわ。あなた、クビよ。」
「え!?そんな!勘弁して下さい!」
「さっさと荷物まとめて仕事場から出て行きなさい。話すことは以上よ。それと、ルウィーの女神!」
「お、おう。」
「結局何しに来たのかわからないけど、これ以上余計なことするんじゃないわよ?いいわね!?」
そう言ってノワールは空を飛んでゲーム工場のある場所へと向かった。
「そんな〜!ブラックハート様〜!お許し下さい〜!!・・・くぅ・・・!」
「・・・今のは自業自得だと思うぞ?」
俺は落ち込んだ警備員に近付いて、ゲーム工場のあるところを聞き出すとネプテューヌ達と一緒にノワールを追いかける。
「なんかこの展開、二度目のような気もするけど、ま、いっか。じゃあね〜。」
「ばいば〜い。」
「あ、ああ。ばいばい・・・。」
俺はバイクに乗って、ネプテューヌ達は変身してバンディクラッシュを後にした。
「・・・。」
ひとりポツンと残されたブランは、しばらく状況が飲み込めないでいたが、やがてハッとし、空に向かって叫ぶ。
「うああああ!本当に何しに来たんだ!わたしはよぉっ!?」
・・・ほんとにね。
次回予告
警備兵の報告通りにラステイションのゲーム工場に来てみれば、そこはもう滅茶苦茶に破壊されていた。俺達はこの破壊活動を行った犯人を見つけるために工場内を探索する。そこで見つけたものとは・・・。
次回、神次元ゲイムネプテューヌ〜審判を超えし者〜
「七賢人再び 巨大ロボ コピリーエース」
「こんな奴さっさと片付けるぞ」