神次元ゲイムネプテューヌV〜審判を超えし者〜   作:namco

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ロックマンエグゼとゼノブレイド3にハマって遅れました。

ではどうぞ。

閑話なので短いです。


閑話

 ミラと共にクエストから帰ってきたルドガーは、採取してきたキメラのサンプルをイストワールに渡し、その際にミラが女神の力を手にしたことを報告する。

 

「そうですか。まさかミラさんまで女神の力を手に入れるとは・・・。」

 

「あたしも驚いたわ。ゲイムギョウ界(こっち)に来てから驚きの連続よ。」

 

「イストワール、女神メモリーってのは、こうもポンポン都合よく出現するものなのか?」

 

「その件に関しては、こちら側でも分かってないことが多いんです。出現率がかなり低く、お目にかかるのは一生に一度あるかないかというほどなのです。」

 

「だが、こうも都合のいいタイミングで女神メモリーが出現するとなれば、何かしらの意図みたいなのを感じるな。」

 

「ネプテューヌさんの言葉を借りるなら、この世界を独自の視点で見ている存在がいて、その方が力を貸しているのではないかと。」

 

「この世界?独自の視点?」

 

「それこそが・・・いえ、考え過ぎですかね。何はともあれ、ミラさん。これからどうします?」

 

「どうって?」

 

「女神となったあなたは建国して国を作ることができます。そしてその国の象徴として人々を導く権利を持ったわけですが・・・。このままプラネテューヌに残るのか、それとも建国するのか、どちらをなさいますか?」

 

「さあね。今の所はそういうの考えてもパッとしないし、現状はこのままでいいわ。建国とかその他どうのこうのは後で考えるわ。」

 

「それは良かったです。もし建国するとなれば、ただでさえ少ないプラネテューヌのシェアが更に少なくなって国の存続に関わるところでした。」

 

「それが本音かよ・・・まあ、分からなくもないが。」

 

 その後、いくらか言葉を交わしてルドガー達はそれぞれの自室へと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――プラネテューヌ教会 ルドガーの自室

 

「さて、寝るか。ふあぁぁ・・・。」

 

 イストワールへの報告が終わったその日の夜、本日の仕事を終えたルドガーは眠りに付こうとしていた。

 明日からまた忙しくなりそうだと思いながらベッドに入ろうとしたその時。

 

―――コンコン。

 

「ん?」

 

「ルドガー。わたしだけど、いい?」

 

「ネプテューヌか?いいぞ。」

 

―――ガチャッ。

 

「夜遅くにごめんね。ちょっと手伝って欲しいの。」

 

「何をだ?」

 

「子供達が泣き止まなくて・・・。」

 

「わかった。今行く。」

 

 そう言ってルドガーは最後の一仕事だと思いながら部屋を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「うわあああん!」」」

 

「ほらほら泣かないで〜。」

 

「うわあああん!」

 

「ダメだ〜、何やっても泣き止まない・・・。お腹空いてるわけでも、おしめでもない・・・何なんだろ〜?」

 

 子供部屋に入るとプルルートが子供達をあやしていた。

 

「大変そうだな、プルルート。」

 

「あ、ルドガー!助けて〜、全然泣き止まない〜。」

 

 泣き止まない子供達を相手にし、困惑しているプルルートはルドガーに助けを乞う。

 

「何が原因で泣いてるんだ?」

 

 ネプテューヌに聞いてみる。

 

「それがさっぱり・・・。」

 

「ネプテューヌが何かやらかしたんじゃないのか?」

 

「流石のネプ子さんでも赤ん坊相手に何もしないよ!」

 

「まあそれは置いといて。」

 

「スルーされた!?扱い酷くない!?」

 

 ネプテューヌを無視してプルルートに聞いてみる。

 

「腹が減ったのか?それともおしめか?」

 

「どれも違うみたい〜。ミルク飲ませようとしても飲まないし、おしめも濡れてないし~。」

 

「おもちゃ使ってもだめだったー。」

 

「「「うわあああん!」」」

 

 原因を考えても子供達は泣き続けている。原因がわからない以上、今は子供達を落ち着かせるしかない。何かないかと考えているその時、一つの案が浮かぶ。

 

「・・・アレをやってみるか。」

 

「アレ?」

 

「アレってなぁにぃ〜?」

 

「いいから任せとけ。・・・よっと。」

 

 そう言ってルドガーは三人の子供を纏めて持ち上げる。纏めて持ち上げたことによってまだまだ軽い子供の体重が一気に腕に掛かるが、そこは踏ん張る。

 そして、子供を軽く揺らしながらルドガーはあることを始める。それは―――。

 

「♪〜♪♪♪〜♪〜♪〜。♪〜♪♪♪〜♪〜♪〜♪♪〜。」

 

「うわぁぁ・・・あう?」

 

「♪〜♪♪♪〜。♪〜♪♪♪〜。♪〜♪〜♪♪♪♪♪♪〜♪〜♪〜。」

 

「すぅ・・・すぅ・・・。」

 

 ルドガーが歌を歌い終えると、子供達は先程まで泣いていたのが嘘であるかのように落ち着きを取り戻し、眠りについた。

 子供達が眠りについたのを確認すると、ルドガーは三人を降ろして、布団をかけた。

 

「ふぅ・・・。」

 

「おお〜、ルドガーすご〜い。」

 

「このネプ子さんですら苦労した子供達をあんなに早く寝かしつけるなんて・・・。」

 

「兄さんが昔、子守唄代わりに歌ってくれてな。これを聞いていると不思議と落ち着いたんだ。」

 

「「へぇ~。」」

 

「こういうことがまた起こったら歌ってみるといい。歌い方教えるから。」

 

「うん、わかった!」

 

 ネプテューヌが勢いよく返事をする。

 

「ねぇねぇ〜、その歌ってどんな曲名〜?」

 

 プルルートが聞いてきた。ルドガーは答える。

 

「これはな―――。」

 

 証の歌って言うんだ。

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