神次元ゲイムネプテューヌV〜審判を超えし者〜   作:namco

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短い期間で連続投稿する強い意志を持つ秘訣が知りたい。
アドコレ版ロックマンエグゼ6にてエリアスチールの*が欲しいです。トレーダーガチャのためのチップを集めるの大変です。

キャラクタークエスト ミラ編 エピソード1 前編の文章を一部修正しました。
神次元側にバーチャフォレストは存在しませんでした。


第三十話 同時多発事件発生

 オオトリイ大森林の事件から数日が過ぎたある日、イストワールから驚愕の事実が知らされた。

 

「あのモンスターの遺伝子情報に人間の情報が混ざっている!?」

 

「はい。信じられないことに・・・。」

 

「でも、あたし達が見たのは確かにモンスターだったわよ?見た目こそかなり変わっていたけど。」

 

「おふたりの持ってきてくれた情報を疑うわけではありませんが、何度調べてもそのキメラと呼ばれるモンスターの遺伝子情報の他にも人間の遺伝子情報が検出されるのです。」

 

「どういうことなんだ・・・?」

 

 イストワールから告げられた話にルドガーとミラは疑問を浮かべ、頭を悩ませる。

 

「そもそもキメラというのは自然に生まれるものではなく、人為的に作らなければ生まれない、生物学の倫理に反するものなのです。」

 

「だが現にそいつは現れた。だとすると考えられるのは・・・。」

 

「誰かが生み出した、ということになるわね。どういうわけか人間の遺伝子情報が組み込まれた状態で。」

 

「問題は誰が何の目的で生み出したのかだ。」

 

 ルドガーとミラはキメラがなぜ生まれたのかを考えるが、いくら考えても結論は出ず、結局はイストワールにさらなる調査を任せることしか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな衝撃的な事実が告げられた日から、数年の月日が流れ―――。

 

「くらえーっ!ねこぱーんち!」

 

「ねぷうっ!あ、危なかった。んもう、まだ子供のくせに、なんて鋭い一撃・・・でも、まだまだー!」

 

 プラネテューヌの教会にて騒がしい日常が繰り返されていた。

 強いて変わったことといえば、子供達が大きくなったことだ。

 

「ぴーしぇ!ねぷこなんてやっつけちゃいなさい!」

 

「ねぷねぷー。がんばるですー。」

 

 アイエフもコンパも成長して、手もそれほどかからなくなった。

 そんな三人の遊び相手にネプテューヌはなっている。

 

「ほんと、子供って成長が早いわね。」

 

 子供達が戯れている様子を見ながらミラは言った。

 

「そうだな。手がそれほどかからなくなったとはいえ、それでもまだまだ振り回される毎日だよ。ま、それが嬉しいと思ったりもするけど。」

 

 ミラの言葉にルドガーが返す。

 

「それにしても・・・。」

 

 ネプテューヌがいる場所から別の方向に目を向ける。

 

「すっかり女神達の溜まり場になってるな・・・。」

 

 ルドガーが目を向けた方向には各国の女神がテーブルに座っていたり、ソファで寛いでいたりした。

 

「なによ?何か文句ある?」

 

 と、ノワールが言う。

 

「いや?特にはないが、仕事大丈夫なのかって。」

 

 テーブルの上に来客用の手作りクッキーとお茶を置いて三女神に問う。

 

「・・・大丈夫よ。あらかじめ片付けて時間を作ってるわ。」

 

 出されたクッキーを齧りながらブランは言う。 

 

「わたくしの場合は、ネプギアちゃんがどうしてもと言うので、姉として仕方なく・・・。」

 

 お茶を飲みながらベールはネプギアの姉を名乗る。

 

「あの、だからわたしのお姉ちゃんはベールさんではなく・・・。」

 

「遠慮することはありませんわ。さあ、ネプギアちゃん。わたくしの胸に飛び込んでくださいまし。」

 

「はうぅ、柔らかいのに包まれて・・・。」

 

「ああ!ネプギアがエロパワーで誘惑されてるー!渡すもんかー!」

 

「いいな〜ぎあちゃん。ねえねえ〜、ノワールちゃ~ん。あたしたちもしようよ〜。」

 

「え!?え、えと・・・そんな恥ずかしいことしないわよ!」

 

「じゃぁじゃぁ〜、ブランちゃん〜。」

 

「・・・いいわよ。むしろウェルカム。」

 

「えへへ~。ぎゅう〜〜〜!」

 

「なっ!?」

 

 そう言ってブランに抱き着くプルルート。それに驚くノワール。

 

「えへへ〜あったかいね〜。」

 

「・・・(どやぁ)」

 

 勝ち誇った笑みをノワールに向けるブラン。

 

「むむむ・・・!」

 

 ブランとプルルートが仲良くしている様子を見せつけられて悔しげな表情を浮かべるノワール。

 全く、変に意地をはらないで素直になればいいというのに。

 

「あ、あの?皆さん?」

 

「ん?どしたの?いーすん。」

 

「ああいうのは、子供達がすぐ真似したがるので、よく、ないです・・・よ・・・?」

 

 各々が抱き合う様子を見てイストワールが忠告をするが、そんな様子を無視するかのように子供達がイストワールの元へと集まってくる。

 

「いすとわーる、ぎゅー!」

 

 アイエフが。

 

「ぎゅーれすー。」

 

 コンパが。

 

「ぎゅぎゅー!」

 

 ピーシェが一斉に抱き着き、子供達に埋もれて見えなくなってしまった。

 

「くるし・・・お願いですから、それ以上は・・・や、め、て・・・。」

 

 子供達に一斉に抱き締められたことによってイストワールの意識が沈んで行き、シャットダウン寸前にまで追い込まれてしまう。

 

「わあー!?いーすんさんが押しつぶされちゃいます!!」

 

「はみ出る!はみ出ちゃうから!口から魂的な物がはみ出ちゃうからやめてーーー!!」

 

「「「はーい。」」」

 

 ネプ姉妹によってなんとかイストワールは開放され、一息つくのであった。

 

「はあ、はあ、危うくペシャンコになるところでした。もう、それもこれも、みなさんがちゃんとお仕事しないからですよ!」

 

「えー?それは流石に言いがかりすぎない?」

 

「そうだよ~。あたし、最近はちゃ~んとお仕事・・・。」

 

 紫の女神二人が抗議するが、それを子供達が言い潰す。

 

「ぷるるーとは全然おしごとしないわよね。」

 

 アイエフが。

 

「おひるねばっかしてる!」

 

 ピーシェが

 

「いっつもねいっしょにねてるです~。」

 

 コンパが言った。

 

「わあ~!それは内緒~!」

 

 子供達に言われたプルルートは、慌てた様子で口元に指を当てる。

 

「内緒も何も、毎日だらけきった様子で過ごしてますけど。」

 

 イストワールが呟いた。

 

「しょーがないなーぷるるんは。子供にまで馬鹿にされちゃって。その点わたしは・・・。」

 

「ねぷこは、だめがみよね。」

 

「だめがみさまですー。」

 

「だめがみ!ねぷてぬはだめがみ!」

 

 揃いも揃って子供達に駄女神認定された。

 

「なっ!?駄女神!?」

 

 この世の終わりであるかのような表情を浮かべながら

 

「ぷっ・・・ダ女神。」

 

 ノワールが吹き出しながら復唱する。

 

「・・・的確すぎる表現ね。」

 

 ブランも顔を若干にやけさせながら感想を述べる。

 

「子供は素直ですわねー。」

 

 ベールは笑みを浮かべながら言った。

 

「ちょ、ちょちょ、ちょっと!?どこでそんな言葉覚えたの!?」

 

 ネプテューヌは言われたことにショックを受けながら子供達を問い詰める。すると意外な答えが返ってきた。

 

「ねぷぎあがいってたわよ。」

 

 アイエフが。

 

「ぎあちゃんがいってたですー。」

 

 コンパが。

 

「ねぷてぬのこと、だめでかわいいっていってた。」

 

 ピーシェがそう言って締めくくった。

 

「ネプ・・・ギアが・・・?」

 

 事の真相を聞いてショックを受けたネプテューヌはその場でフリーズした。

 

「ご、誤解だよ!お姉ちゃん!わたしはダメな女神はダ女神だねって話をしただけで、お姉ちゃんのことじゃ・・・!」

 

「語るに落ちてるぞネプギア。」

 

「ルドガーさん!?」

 

「ネプギアが・・・ネプギアが・・・信じてたのに・・・信じてたのに・・・!」

 

「誤解だよ!誤解だってお姉ちゃん!確かにそう言ったけど誤解だよ!」

 

「・・・つまり二人揃って子供に馬鹿にされまくってるのね。」

 

 ノワールが一連のやり取りを見ながら辛辣な言葉を呟く。

 

「ぷる~ん・・・。」

 

 そのコメントによってプルルートがorzの体勢で沈んだ。

 

「やれやれね。ネプギアも加わって少しはマシな国になるかもと思ってたけど・・・。おまけに凄腕のエージェントまでいるというのに、これじゃ当分はラステイションの天下が続きそうね。」

 

 呆れていた様子で紫の女神の様子を見ていたノワールが今の発言で部屋の温度が一気に下がった気がした。

 

「・・・いつ、あなたが天下を取ったのかしら?」

 

 一番初めに反応したのはブランだった。表情筋を震わせながらノワールに視線を向ける。

 

「流石に聞き捨てなりませんわね。」

 

 ベールも同様に視線をノワールに向ける。

 

「あら、ただ事実を述べただけよ。実際、獲得してるシェアは断トツなんだし。」

 

 ノワール、自慢したいのは分かるが煽るな。

 

「・・・あんま調子に乗るんじゃねーぞ。」

 

 口調こそ静かだが怒りの視線をノワールに向けるブラン。

 

「はいはい、誰かさんは図星を突かれるとすぐキレちゃうのよねー。」

 

 おいノワール。あんまり煽ると後から痛い目見るからやめとけ。

 

「あまり油断していると、足元をすくわれますわよ。」

 

「むしろ掬ってみて欲しいものだわー。最もそういうことできる相手はいないけどねー。」

 

 自分がトップにいるせいか調子に乗った発言を連発するノワール。まったく、そんな風だから友達ができないんじゃないのか?

 

「ノワールちゃん、何だか嫌な子になってる~・・・。」

 

「わたしの経験談からすると、あーゆーふうに言った後のノワールって、大抵ロクな目に会わないんだよねー。」

 

 紫の女神二人が言う。

 

「あー、何だか目に浮かぶようだよ。数分後には、予想外の事態に慌てふためくノワールの姿が・・・。」

 

 いや、流石にそんな確率の低い出来事が今ここで起こる筈が・・・。

 そんなことを思っていると突然として教会の電話が鳴り響く。

 

―――ジリリリリ!

 

 ・・・鳴ったな。

 

「あら?教会の電話が?珍しいですね。」

 

 イストワールが電話の音を聞いて首を傾げる。」

 

「俺が出る。はい、こちらプラネテューヌ。・・・はい、います。わかりました。少々お待ちください。ノワール。お前宛に電話だ。ラステイションの教会から。」

 

「え?何かしら、今日はオフだって言ったのに。もしもし?変わったわ。それで・・・え?」

 

 ノワールが電話を変わった途端、その顔が一瞬で驚愕に染まった。

 

「国中のネットワークが滅茶苦茶!?なんでそんな・・・ハッキング!?」

 

「あらあら、さっそく足元をすくわれたようですね。」

 

 さっきの意趣返しをするかのように挑発するベール。

 

「・・・盤石ってどういう意味だったかしら?」

 

 ブランも同様に挑発し返す。

 

「そ、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!これはきっと、七賢人の仕業で・・・。」

 

「驕れるノワール久しからず。ただ春の夜の夢のごとし・・・。」

 

「おお~、ねぷちゃんインテリっぽい~。」

 

 そんな諺あったっけか?ホントネプテューヌの言ってることがたまに、いや、殆どがわからん。

 

「あなたたち・・・、もういいわよ!このくらい、一人で解決できるんだから!!」

 

 そう言ってノワールは教会を出てラステイションへと帰っていった。

 

「あ、ノワールさん!・・・よかったの?お姉ちゃん。」

 

「ちょっと揶揄い過ぎちゃったかなー?ノワールが煽り耐性低いの忘れてたよ。」

 

 罪悪感がこれっぽっちも抱いていない様子でネプテューヌは言う。

 

「・・・あれくらいいい薬よ。」

 

 ブランがいつの間にか持ってきた本を読みながら言った。

 

「そうですわ。あの子は一度痛い目を見たほうが・・・。」

 

 ベールもそう言いながら手に持ったカップを口に運ぼうとしたその時。

 

―――ジリリリリ。

 

「あ、また電話だ。はい。もしもし?」

 

 教会の電話が再び鳴り、ネプギアが手に取った。

 

「珍しいですね。普段は滅多に鳴らない筈なのにあばばばばば!」

 

 今度はイストワールの体が震え始めた。

 

「こ、今度はわたしの内臓電話!?な、なんでしょうか?」

 

 こうも連続で電話が来るなんて、これは何か事件が起きる前触れか?

 

「あー、これは定番のパターンかな?嫌な予感がビンビンするよ・・・。」

 

 ネプテューヌが俺と同じことを思っていたらしい。となるとこれは・・・。

 

「はい、わかりました。ブランさん!ルウィーの教会で大暴れしてる人がいるみたいです!」

 

「えっ・・・!?」

 

 ネプギアが電話で聞いた内容をブランに伝え、そのことを聞いたブランは驚く。

 

「はい。確かにお伝えしますね。ベールさん。リーンボックスにて気味の悪いモンスターが出没しているとのことです。現在、ユリウスさんが対処に当たってるって。」

 

「何ですって!?」

 

 イストワールも同様にベールに伝え、ベールは驚く。

 

「あ~やっぱし。」

 

「ねぷちゃんの嫌な予感的中だ~。」

 

「また凝りもせずに手出してきやがったか・・・!今度こそ思い知らせてやる!!」

 

「わたくしの国が、二度も襲撃を許すなどと・・・こうしてはいられませんわ!」

 

 そう言って二人は自国の問題を解決すべく、教会から出ていった。

 

「ばいば~い、気を付けてね~。」

 

「ふう、一気にみんないなくなっちゃったね。これで少しは静かに・・・。」

 

 三女神が居なくなったことでネプテューヌは気を抜こうとするが、子供達が難しそうな話が終わったと思い、ネプテューヌに駆け寄った。

 

「ねぷこ、いつまでしゃべってんのよ。」

 

「つまんないですー。」

 

「さっきのつづき!つづき!」

 

「あー、なんないよね。この子たちがいるんだもんね。よし、もういっちょやるか!」

 

 そう言ってネプテューヌは子供達との遊びを再開した。つーか、世界でヤバい状況になっているというのにのんびりしてていいのか?

 

「ルドガーさん。」

 

 そう思っているとイストワールから声をかけられた。

 

「どうした?」

 

「世界各国で異常が同時に発生したこの事態、恐らく七賢人が本気で仕掛けてきたと思われます。よって、ルドガーさんに依頼します。」

 

 真剣実を帯びた声色で俺に向かって言った。

 

「世界各国を巡って、各国の事件解決に努めて欲しいのです。プラネテューヌの防衛に関してはこちらの女神に任せるので、各国の女神の補助をしてください。各国への連絡はこちらからしますので。」

 

「わかった。その依頼を受ける。」

 

「ちょっと。あたしを置いてけぼりにしないで頂戴。」

 

「ミラ?」

 

 いざ行こうとしたその時、ミラから声をかけられた。

 

「世界中が今大変なんでしょ?だったらあたしにも協力させて。」

 

「いいのか?」

 

「少なくとも、あの子達には恩があるもの。それを返したいわ。」

 

「わかった。力を貸してくれ。」

 

「ええ。」

 

「ありがとうございますミラさん。ではお二人とも、よろしくお願いします。」

 

「ああ!」

 

「ええ!」

 

 こうして、世界各国の異変を解決するために、俺達は動くのであった。

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