神次元ゲイムネプテューヌV〜審判を超えし者〜   作:namco

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またおまたせしてすみません。
今回は次回への繋っぽくなってしまいました。
それでもよろしかったらどうぞ。


第三十二話 子供達の追跡

―――プラネテューヌ 教会

 

 

 イストワールから連絡を受けて急いでプラネテューヌに戻ってきたルドガーは、イストワールから事情を聞くべくプルルートの部屋に入る。

 

「イストワール!子供達が誘拐されたと聞いたがどういうことだ!?」

 

「どうも何もそのままの意味です!ルドガーさんがリーンボックスに向かって少ししたあとに、部屋の中にガスみたいなのが充満したと思ったら全員眠ってしまって、目が覚めたら子供達だけがいなくなっていたんです!」

 

「なんだと!?」

 

「意識が完全に落ちる前に誘拐犯らしき人物が電話か何かで会話していたのを聞いたのですが、どうやら七賢人の仕業らしいんです。」

 

「アクダイジーンが言ってたのはこのことか・・・!」

 

「今ネプテューヌさんとプルルートさんが誘拐犯を追っています。ルドガーさんも早く向かってください!」

 

「どこへ向かったんだ?」

 

「眠ってしまう直前に聞いたもので曖昧かもしれませんが、誘拐犯はルウィーのルートを使うと言っていました。恐らくここから北東の山道に向かったのだと思います。今なら急げば合流できると思います。大至急向かってください!」

 

「分かった!」

 

 ルドガーは教会を飛び出し、バイクに乗ってフルスピードで北東の山道へと向かった。

 

 

 

―――ハネダ山道 入口

 

 

 

 山道の入口に到着したルドガーはバイクから降り・・・ることはなくそのまま爆走し、道中のモンスターを蹴散らしながら進んでいく。

 

「七賢人・・・子供すら誘拐する組織に落ちぶれたか・・・!」

 

 七賢人に対する怒りを燃やしながらアクセルを吹かし、山道を駆け抜けた。

 しばらく進んでいると、見覚えのある背中が見えてくる。もしかしたらと思い、スピードを落としながら近付いて声をかける。

 

「ネプテューヌ、プルルート!」

 

「あ、ルドガー!」

 

 見慣れた後ろ姿はやはりネプテューヌとプルルートであった。

 ルドガーはバイクから降りて二人と合流する。

 

「イストワールから大体の聞いた。捜索を手伝う。」

 

「ありがとう、ルドガー。お願いするよ。」

 

「プルルートもそれでいいか?」

 

「・・・。」

 

 ルドガーがプルルートに声をかけるが、返事がなかった。

 

「プルルート?」

 

「うん?な~に~?」

 

「いや、捜索の手伝いをするって言ったんだが・・・。」

 

「ありがと〜。お願いするね〜。」

 

 そう言ってプルルートは先へと進んで行った。

 

「・・・なんだか、様子が変だったな。」

 

「ルドガーもそう思う?実は教会を出てからあの調子なんだ。何時ものほほんとしてるぷるるんが何だか怖いような気がしてさ・・・。」

 

「今ここで考えても仕方ないな。とにかく、子供達を探そう。」

 

 そう言ってルドガーはネプテューヌと共にプルルートの後を付いて行く。

 

―――〜♪。

 

「ん?」

 

 歩こうとした瞬間、ルドガーのGHSに電話がかかってくる。

 

「もしもし?」

 

『あ、ルドガーさん。ネプギアです。』

 

「どうした?」

 

『ラステイションでの事件が片付きました。大体の事情はイストワールさんから聞いたので、そちらに向かいます。』

 

「分かった。俺は今ネプテューヌとプルルートと一緒に行動してる。後で合流しよう。俺達はこのまま子供達の捜索に当たる。」

 

『分かりました。では。』

 

 その会話を最後に通話が途切れた。

 

「ネプギアから連絡だ。ラステイションの事件が片付いたからこっちに来るって。」

 

「おおー!流石ネプギア!仕事がはやいねー!」

 

「プルルートも聞いたな?このまま捜索を・・・あれ?」

 

 プルルートの姿を探すが見当たらない。

 

「ぷるるん?どこ行ったの?」

 

「まさかそのまま先に進んだんじゃ・・・?」

 

「もー、ぷるるんったらこんな時でもマイペース何だから。」

 

「逆じゃないのか?」

 

「え?」

 

「もしかしたら、子供達を攫われた焦りと怒りで早く見つけなければって気持ちが先走ってるんじゃないか?」

 

「あのいつもマイペースのぷるるんが・・・かもしれないね。なら急いで見つけないと。」

 

「道はほぼ一本道だ。このまま進めば合流できそうだ。急ごう!」

 

「ええ!」

 

 その会話を最後に、今度こそ足を進めるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しばらく進んでいると、人影らしきものが見えてくる。

 

「あれは・・・。」

 

「コンパだ!」

 

「見つけた〜!」

 

「ぢゅぢゅっ!?女神!?それとエージェント!」

 

「あーっ!ねぷねぷー!」

 

 ネプテューヌの姿を見たコンパは喜びの表情を浮かべながらネプテューヌ達に駆け寄った。

 

「どうやらこの道で合ってたみたいだな。」

 

「うう、時間稼ぎは何やってたっちゅか・・・。」

 

「ネズミさん〜・・・ネズミさんが、うちの子を誘拐したんだぁ〜・・・。」

 

「ぢゅっ!?ど、どうか命だけは・・・。」

 

 プルルートが静かに怒りを燃やしながらネズミを締め上げようとするが・・・。

 

「ぷるちゃん、ねずみさんはいいひとですぅ!おうちにかえそうとしてくれたですぅ。」

 

「・・・ほえ?そぉなの〜?」

 

 コンパの言葉によって怒りが沈んでいった。

 

「た、助かったっちゅ・・・。とっさに庇ってくれるなんて、やっぱりこの子はおいらの天使・・・!」

 

「でも、あいちゃんとぴーちゃんがつれてかれちゃったですぅ・・・おばちゃんがつれてっちゃったですぅ・・・。」

 

「おばちゃんってことは、あのオバサンだね!」

 

「複数に別れてやるとは、随分手の込んだやり方だな。おいネズミ、ソイツはどっちへ行った?」

 

「ぢゅ?いくらなんでも、そこまで教えられる訳が・・・。」

 

 その時突如としてプルルートがネズミの頭を掴み上げて顔面を近付ける。

 

「どこ行ったの〜?」

 

 顔こそいつも通りだが、怒りを含めた声音でネズミに質問する。

 

「・・・こっちの道を真っ直ぐに進んでいきましたっちゅ。」

 

「ありがと〜。みんな〜、いくよ〜。」

 

 聞きたいことを聞けたプルルートはネズミをそこら辺に投げ捨ててさっさと進んでいった。

 

「うわぁ・・・ぷるるん、凄く怒ってる。怒りが爆発寸前だよ・・・。」

 

「普段怒らないやつが怒った時のほうが一番怖いと言うが、まさにその通りだな。」

 

「この先ぷるるんと行くのが怖くなったんだけど・・・。」

 

「腹括れよ。それよりも、残りの二人も必ず助けるぞ。」

 

「あいちゃん・・・ぴーちゃん・・・。」

 

 不安がるコンパを抱き上げて、同じ目線に合わせながらルドガーは言った。

 

「大丈夫だ。二人は必ず助ける。だから俺達を信じろ。」

 

「ほんとですぅ?」

 

「ああ。約束する。」

 

「・・・はいです!」

 

「いい子だ。」

 

「おーい、ルドガー!早くー!」

 

「今行く!」

 

 コンパを抱えながらルドガーはネプテューヌ達の後を追いかけた。




次回、ある意味残酷な描写(グロテスクではない)あり。

ヒント

ぶるあああああ!!
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