神次元ゲイムネプテューヌV〜審判を超えし者〜   作:namco

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今後の繋ぎみたいになってしまった。
なかなか進まない・・・。
オリジナル要素を組み込むと違和感がないように繋ぐの大変ですね。
他の作者さん方はすごいですね。

ではどうぞ。


閑話

 誘拐作戦が失敗して数日が経ったある日、七賢人アジトにてある会話が行なわれていた。

 

「レイちゃん〜?ちょっといいかしら?」

 

「は、はい!?何でございましょう!?」

 

 桃色を強調したパワードスーツを身に纏ったオカマ口調の男がキセイジョウ・レイに話しかける。

 

「こないだの誘拐事件から何か挙動不審な態度が目立つんだけど・・・なにか悩み事?」

 

「な、悩み事と言っても、それなりにあるので、どれがどれだか・・・。」

 

「ええ。このままじゃ色々と長くなりそうだから・・・。」

 

 そう言うとオカマ口調の男はどこからともなくヘルメットらしき何かを取り出す。

 

「な、何ですか?そのヘルメットみたいなのは。」

 

「これはね、頭の中身を見るための装置、といったところかしら。」

 

「あ、頭の中身を?」

 

「そ。途中まで順調だったあの時のレイちゃんの身に何があったのかそれを知るためにね。わざわざ作ってあげたのよ。」

 

「そんな凄いものを作ったんですか?」

 

「そ。それで、金髪の子供を連れているときに何故失敗したのかわかるようにね。」

 

「あの、その、それって、プライバシーの侵害に当たるのでは・・・?」

 

「悪党やってるあたし達にそんなの関係ある?」

 

「ははは・・・ごもっともで。」

 

「というわけでレイちゃん。これ被って。」

 

「何が「というわけ」ですか!?私の記憶見てもなんの面白いことありませんよ!!」

 

「大丈夫よ。必要な部分以外は見ないつもりだから・・・多分。」

 

「多分て!多分て言いましたよね!?」

 

「そ〜れ。」

 

「いやあああ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ〜なるほどねぇ。挙動不審だったのはそういうことだったのね。」

 

 一連の騒動の記憶を見たオカマは、レイが挙動不審だった理由を理解するとヘルメットを片付ける。

 

「ううう・・・黙っていてすみません。」

 

「こういうときこそ報連相でしょ?まぁでも、これはこれで使えそうね。問題はどうやって連れて来るかよね。流石に睡眠ガス(前と同じ方法)は使えないだろうし、プラネテューヌの教会には必ず誰かが子供達には付いているだろうし・・・せめてエージェントと女神もどきの女をどうにかしてまた離せないかしら。」

 

「誘拐事件(以前)のようなことがあるから警戒度が上がってると思うので、必ずどちらか一人は子供達のそばにいるかと・・・。」

 

「おまけに戦闘能力は二人共高いし、どうすればいいのかしらねぇ。」

 

 どうすればいいのか共に悩んでいたその時。

 

「お困りのようですね。」

 

「あ、リゼルさん。」

 

 新メンバーであるリゼルが部屋に入ってきた。

 

「そのことについてなら、私に少々考えがございます。」

 

「へぇ。どんなの?」

 

「それはですね・・・・・・というのはどうでしょう?」

 

 リゼルが立てた作戦内容を話すと、オカマがマスクの下で渋い顔をする。

 

「ふ~ん?あたしにひと肌脱げってこと?」

 

「幸いにもあなたの素顔を知るものはいません。仮に失敗しても近付く事ができますので、作戦を2つに分けて行えば、その子供を連れてくることができるかもしれません。」

 

「なるほど。気は進まないけど、必要ならやってみようかしらね。」

 

「ではお願いしますよ。私も準備しますので。」

 

「あ、いってらっしゃ~い。」

 

 部屋から出ていった二人をレイは見送るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 同時刻、誘拐事件から数日が経ったプラネテューヌの教会にて。

 

「ぐりぐりぐり・・・ぐしぐしぐし・・・。」

 

 床にクレヨンを散らかしながらピーシェは何かを描いている。

 

「何やってるんだ?ピーシェ。」

 

「これはね、ねぷてぬと、ぴぃと、るどがと・・・みんなの絵!」

 

「みんなのか?」 

 

「うん!」

 

 描いている途中ではあるが、ピーシェは見せてくれた。画用紙の中にはネプテューヌやプルルート、ネプギア、イストワール、アイエフ、コンパ、ルドガー、そしてピーシェが描かれていた。

 

「へえ・・・上手いものだな。」

 

「うん!ぴぃ、いっしょーけんめーかいた!」

 

 お世辞にも上手いという訳では無いが、ピーシェの心が籠もっていることが伝わり、見ていて温かい気持ちになる。

 

「あ、ピー子、ルドガー。何やってるの?」

 

「ネプテューヌ。今ピーシェの描いた絵を見てたんだ。」

 

「ピー子の絵?見たい見たい!わたしも見たい!」

 

「あたしもいいかな〜?」

 

「いいよ!みせてあげる!」

 

 ピーシェが書いた絵を、ルドガーに見せたようにネプテューヌ達に見せる。

 

「おー、真ん中のこれわたしだ。で、隣がぷるるんかな?」

 

「ほんとだ〜。その隣がぎあちゃんかな〜?」

 

「他にもあいちゃんやコンパ、いーすんもいる!あ、ミラとルドガーも!教会に住んでる一家大集合だね!」

 

「これ、ねぷてぬたちにあげる!」

 

「え、いいの?」

 

「うん!」

 

「ありがと!大事にするね!」

 

 ネプテューヌはピーシェが描いた絵を受け取った。

 これが後の奇跡を呼び起こすものだとは、誰も予想がつかなかった。

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