神次元ゲイムネプテューヌV〜審判を超えし者〜   作:namco

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最近になってサモンナイト3をプレイしています。PS2は一応壊れてはいませんが、一部のソフトが遊べなくなってしまいました。
経年劣化かな・・・。修理に出そうとしたら無理だと言われました。修理するための部品が無いって言われました。
PS3またはPSVITAでダウンロードして遊ぼうにしても妙に面倒な手続きを踏まなきゃならなくなるし、ままならないものです。



閑話

 エディンの建国宣言から数日が経ったある日、ルドガー達は無事に退院し、イストワールのいる教会へと集まっていた。

 

「全員そろいましたね。」

 

 教会の謁見室は重苦しい空気に包まれている中でイストワールが言う。

 

「現状の確認も大事ですが、それよりも重要な事実が判明しましたので、その情報の共有をしたいと思います。皆さん、手元の資料をご確認ください。」

 

 イストワールに促され、テーブルの上に置かれた資料に目を通す。

 

「その資料はルドガーさんが持ち帰ってきた七賢人の研究資料を元にして作成されたものです。詳しいことはそれに書かれていますが、その中で最も重要とされる部分を抜粋して話します。」

 

 そう言ってイストワールは一度区切り、意を決して話す。

 

「重要な話は二つあります。ルドガーさんとミラさんが今まで戦ってきたキメラのようなモンスターと、誘拐された子供達の行方。何方から聞きますか?」

 

「(どれから聞くか・・・。)」

 

―――L1キメラモンスターから R1子供達の行方から

 

―――R1子供達の行方から

 

「子供達の行方から頼む。」

 

「わかりました。子供達の行方ですが、エディンに囚われていることが判明しました。以前ルドガーさん達が持ち帰ってきた研究資料に挟まれていたメモに書かれていたのです。」

 

 そう言ってイストワールはメモを取り出して読み上げる。

 

『誘拐してきた子供達はあたし達が新しく建てる国に移すわ。取り返そうとしても無駄よ。あなた達はその子供達を始末せざるを得なくなるから。by心の性別はピュアな乙女のアノネデス PS:お風呂上がりのノワールちゃんは色っぽくてステキよ♡』

 

「手紙ですら巫山戯なきゃ気が済まないのかしら、あのオカマ・・・って、お風呂上がり!?アイツそんなものまで撮ってたの!?」

 

 読み上げた文章に悪態をつくノワール。

 

「怒りはご尤(もっと)もですが、落ち着いてください。」

 

「・・・手紙の内容が本当なら、子供達を始末せざるを得なくなるってどう言うことかしら?」

 

 ブランが聞く。その瞬間イストワール、ルドガー、ミラは顔を曇らせる。

 

「此処から先を聞くと、これから戦い辛くなると思います。それでも聞きますか?」

 

 念を押すように言うイストワールにノワールは頷いた。

 

「なぜ始末せざるを得なくなるのか。それは・・・。」

 

「それは?」

 

「子供達が女神メモリーのせいでモンスターとなってしまっているからです。」

 

 その言葉を聞いた瞬間、謁見室が静寂に包まれた。

 

「・・・それは本当なんですの?」

 

 ベールが聞く。

 

「はい。ルドガーさんとミラさんが集めたモンスターの肉片や、我が国の研究機関で解析した結果と、このアノネデスの資料を照らし合わせたら、子供達がモンスター化していたという残酷な結果に行き着いたのです。」

 

「なんてことを・・・!」

 

「・・・虫唾が走るわね・・・!」

 

「あのオカマども・・・こんな下衆な事を!」

 

 各々が怒りを上げ、七賢人達にぶつける。

 

「この事実が判明した以上、これから現れると思われます七賢人によって生み出されたモンスターを可能な限り生け捕りにしてほしいのです。サンプル確保とモンスター化された子供達の保護とモンスターから人間に戻す為に、どうかご協力をお願いしたいのです。」

 

「それでしたら、わたくし達も手を貸しますわ。聞いた以上、全力で協力いたしますわ。」

 

「・・・あたしの国の方も力を貸すわ。七賢人には借りがあるもの。それを百億倍にして返さないと気が済まないわ。」

 

「私だって!子供達を元に戻す研究なら全力で手を貸すわ!それにこんな非道な行い、絶対に許すわけにはいかないわ!」

 

「皆さん・・・ありがとうございます。」

 

「・・・。」

 

 その中でも一人だけ意気消沈している者がいた。

 

「ネプテューヌ?」

 

 ネプテューヌであった。

 会議が始まってからずっと大人しくしている。いつもならどんなシリアスな雰囲気でもふざけ倒すようなバカが服着て歩いているような彼女の様子にルドガーは逆に心配する。

 

「ピー子・・・。」

 

 ルドガーはハッとした。ピーシェも七賢人に連れ去られたのだ。だとすればモンスター化させられてもおかしくはないのだ。

 そう考えてしまうのも無理はない。特にルドガーの元いた世界でも残虐な性格をしていたリドウもいるのだ。ピーシェに何かされていると思うと心配で仕方がないのだ。

 そんなネプテューヌの様子を見たルドガーは声をかけた。

 

「ネプテューヌ。ピーシェが心配なのはわかる。何としてでもエディンの中を探って、ピーシェの無事を確かめるんだ。エディンに、七賢人の好きにさせないために、今は前を向いてくれ。お前が立ち上がらなきゃどうにもならない。だから・・・。」

 

「わかってるよ。ルドガー。でも少しだけ、時間を頂戴。頭の中、整理したいんだ。」

 

「・・・なるべく早くな。」

 

「うん、ありがとう。ルドガー。」

 

 そう言ってネプテューヌは謁見室を出ていった。

 

「・・・プルルート。」

 

「な〜に〜?」

 

「ネプテューヌを頼む。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・何やってんだろわたし。悩んでる暇なんてないのに。」

 

 バルコニーにてネプテューヌが暗い顔をしながら街を眺めていた。

 一見、何事もないいつもの光景が目に入るが、気分が上がらない。

 いつもなら何気ない日常の風景に小さな幸せを感じながら見下ろしているのだが、何も感じず、胸の内に黒い穴が広がっているのだった。

 

「ピー子・・・。」

 

「ねぷちゃ〜ん。」

 

 プルルートがバルコニーに足を運ぶ。

 

「ぷるるん・・・。」

 

「ピーシェちゃんのことで悩んでるんだよね〜。」

 

「やっぱりわかっちゃう?」

 

「ねぷちゃんが分かり易すぎるんだよ〜。」

 

「これでもポーカーフェイスに定評のあるネプ子さんで通ってるんだけどなー。」

 

「その割にたまにやるトランプでボロ負けするよね〜。」

 

「うぐっ、痛いところを。」

 

「それでねねぷちゃん〜。これからどうするの〜?」

 

「やらなきゃいけないことは一応頭には浮かんでるんだよ。けどね、ピーシェがさらわれるきっかけを作ったのは私だから・・・こうやって改めて口にすると・・・ごめん、やっぱり辛いよ・・・。」

 

「うん・・・それは〜、辛いよね〜。」

 

「もしピーシェに会えたとしても、アイツ等の手でモンスター化してたらどうしようって思うと、怖くなって・・・。」

 

「・・・。」

 

「よしんば、モンスター化してなくても、どんな顔して会えばいいのか分からなくてさ・・・。」

 

「そういうのはさ〜・・・後で考えればいいんじゃないかな〜?」

 

「え?」

 

「今ここで考えても答えなんてすぐ出るわけじゃないし〜、出たとしても〜、すぐに出来るわけじゃないよね〜。」

 

「まあ、そうだけど・・・。」

 

「それに〜、普段おバカなネプちゃんが何か考えても〜、絞りカス程度の案しか手ないだろうし〜、今考えたって仕方ないと思うよ〜?」

 

「さりげなくわたしをディスってる!?」

 

「だからさ〜、今は出来ることをやろうよ〜。」

 

「・・・そうだね。今は出来ることをやるしかないもんね。ありがとうぷるるん。おかげで元気出た!よーし!七賢人の企みなんか潰して、ピー子を必ず取り返すんだから!!」

 

「お〜!」

 

「(アレなら大丈夫そうだな・・・。)」

 

 二人のやりとりを見ていたルドガーはネプテューヌを元気付けようとしたがプルルートの説得によってその必要がなくなったのでバルコニーの入口から黙って去って行った。

 

 

 

―――そして、10年の月日が一気に流れる。

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