神次元ゲイムネプテューヌV〜審判を超えし者〜   作:namco

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おまたせしました。ヴェスペリアにハマってました。
それと今回は短いです。


第四十一話という名の幕間みたいなもの 

 エディン建国の宣言から10年の月日が流れた。

 建国された当時は世界中から注目を集め、シェアが自然とその国に集まるようになった。

 エディンの運営方針としては、女神を擁立しているのは形だけで、実際は七賢人が運営するのだと触れてはいるが、それは表向きの理由であり、その実態は裏で闇商人に生物兵器を売りつけているというブラックな国家なのだ。

 その生物兵器の正体は誘拐してきた子供達であり、女神メモリーの力によってモンスターへと姿を変えられた元人間なのである。

 そのモンスター達を世界各国に放ち、世界中に恐怖と不安を煽らせるのがエディンのやり方なのである。

 当然、女神達はそのモンスターに対処するために出撃し、倒すのではなく可能な限り保護し、モンスターに変えられた子供達を元に戻すために専用の施設へと隔離するのであった。

 当然それを黙って見ているエディンではなく、女神達に対する嫌がらせとしてイエローハートを送りつけて返り討ちにするという方法を取ったのだ。

 イエローハートとの戦闘では今の所勝てた試しがなく、まともなダメージを与えることがないまま敗北することが多く、事実上撤退せざるを得ない状況に追い込まれているのであった。

 エディンからの嫌がらせ、モンスターに変えられた子供達の対処、イエローハートとの対応―――。絶え間なく襲い掛かってくる問題にまともな対処法が思い浮かぶことなく、ただ時間を浪費する日々が過ぎるのであった。

 そして、エディンとの戦いが始まってから、10年の月日が流れるのであった―――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そっちへ行ったぞ!」

 

「了解!ウインドカッター!」

 

「ギャオオアア!!」

 

 ルウィーのダンジョンのひとつである回帰の草原にて、ルドガーとミラが大型のモンスターと戦っていた。

 しかし、それはただの大型モンスターではなく、ドリームドルフィンと呼ばれるイルカ型のモンスターをベースに、体の各所に別のモンスターの体の一部を取り付けたキメラのようなモンスターであった。

 イルカのヒレに位置する場所には鋭いブレード状のような物が取り付けられ、腹と肩に当たる部分には小型のガトリングガンが装着されていた。

 これだけならば無理矢理改造された痛々しいモンスターだと感想を抱くが、それだけではない。

 その正体は七賢人の手によってモンスターの姿に変えられた子供達であり、この十年の間にネプギアやイストワール達の尽力によって女神メモリーによって変えられたモンスターであるかどうかを判別する装置が作られ、それによって保護がしやすくなった。

 根本的な解決とまではいかなくとも、モンスターと子供達の区別が付かないまま退治されることは少なくなった。

 そして現在、エディンから放たれたモンスターの対処をするべく、ルドガーとミラは目の前のキメラモンスター―――キメラドルフィンと対峙していた。

 

「終わりだ!ジ・エンド!!」

 

「ぐぎゃおおお!?」

 

 ルドガーの放った衝撃波によってキメラドルフィンは地に落ち、そのまま気絶した。

 

「ふぅ・・・。」

 

「お疲れ、ルドガー。」

 

「ああ。イストワールに連絡して、回収班を寄越してもらう。」

 

 変身を解いたルドガーはGHSを取り出してメールを送り、イストワールに連絡を飛ばした。

 

「エディンからの嫌がらせ・・・どんどん増えてきてるな。」

 

「今月に入ってから七件目ね。」

 

「七賢人は一体、最終的には何をやろうとしているんだろうな・・・。」

 

「この世界のシェアを大量に独占しようとするのはまだわかるわ。そのために邪魔な他の国のシェアを下げるために裏工作をする。それだけじゃないってこと?」

 

「ああ。裏工作が得意なあのリドウの事だ。この十年でどれだけ計画が進んでいるのか分からないが、七賢人に手を貸すだけっていうのはありえないと思う。確証はないが・・・。」

 

「前の世界じゃ裏で色々進めてきたものね。警戒して損するなんてことはないと思うわ。」

 

「そうだな。回収班が来たら今日は引き上げよう。このあたりはもう他にモンスターの反応はないしな。」

 

「ええ。」

 

 回収班が到着したあと、残りの作業を引き継がせて2人はプラネテューヌへと帰っていった。

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