神次元ゲイムネプテューヌV〜審判を超えし者〜   作:namco

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第四十七話 因縁の再会

 ネプテューヌ達がアノネデスと戦い始めたその頃、ルドガー達は隠し通路を進んで行き、丁度最深部へと辿り着いたのであった。

 

「何だ?このデカい機械。」

 

 最深部へと到着したルドガーが発した言葉がこれだ。いくつものコードが繋がれた巨大な装置と、何かの数値が記された大きなモニター。これだけでも十分な怪しい雰囲気を放ち、見るものを圧倒していた。

 

「もしかして、コレが?」

 

 巨大な装置を見たミラが自分達が探しているものなのかと疑問点を浮かべる。

 

「わたし、調べてみますね。」

 

 ネプギアが目の前の巨大な装置と繋がっている端末を操作して情報を引き出そうとする。

 

【パスワードを入力してください。】

 

 しかし、端末の画面にそのような文字が浮かび上がり、これ以上進むことが出来ない。

 

「パスワードか。まあ当たり前か。何かヒントになりそうなものは無いのか?」

 

 ユリウスがそう言って辺りを見渡すが、それらしきものは見当たらない。

 

「それでしたら任せてください。この端末をハッキングしてロックを解除してみます。少し時間がかかると思うので、少し待っていて―――。」

 

「おっと、そうはさせないぜ?」

 

 ネプギアがハッキングを始めようとした途端に、一人の男らしき声が聞こえてきた。

 

―――コツ コツ コツ

 

「やぁやぁ皆さん、ようこそこの秘密研究施設の俺の研究室へ。ユリウス元室長と偽物さん、そしてルドガーくん?」

 

 聞こえてきた足音の方向に目を向けると、ルドガー達は顔を強張らせ、現れた人物の名を口にする。

 

「リドウ・・・!」

 

「お久しぶりだねぇ、こうして対面するのは。」

 

「どうしてここにいる?エディンに居るんじゃなかったのか?」

 

 ルドガーが尋ねると、リドウは理由を話し始める。

 

「そりゃ保険てやつだよ。こういう重要な施設には見つけられた場合の事を想定して、見張りや戦力を置いておくのは常識だろ?」

 

「相変わらず用意周到だな。リドウ。」

 

「褒められてもあまり嬉しくないですよ。元室長。」

 

「聞きたいことは色々あるが、二つ答えろ。お前の目的は?ピーシェはどうした?」

 

 ルドガーがそう質問すると、リドウは近くにあったテーブルに腰を掛けながら話す。

 

「その質問、まともに答えると思うか?」

 

「だろうな。だったら、力尽くで聞き出す!」

 

 そう言ってルドガーは双剣を構えるが、リドウはそれに対して待ったをかける。

 

「そう慌てなくても、答えを持ってるやつがいるからソイツを連れてって尋問したほうが早いぞ?」

 

「どういう事よ?」

 

 ミラがそう聞き返すと、リドウは立ち上がり、部屋の隅にあったロッカーに手を掛ける。

 

「こういう事。」

 

 ガチャリと、勢いよくロッカーの扉を開けると何かが飛び出し、床にドサリと倒れる。

 

「ぐっ・・・!」

 

「お前は!?」

 

「あなたは!?」

 

 倒れた人物を見て、ルドガーとミラが驚愕の声を上げる。

 

「二人とも知り合いか?」

 

 驚きの声を上げたルドガーとミラに、ユリウスが尋ねる。

 

「ああ。俺はよく知ってる。」

 

「アタシは十年前にルドガーが運ばれてきたときに見かけたわ。」

 

「そういう訳だから、そいつ渡すから見逃してくれない?」

 

「・・・いいだろう。ここは手を引いてやる。ただし。」

 

「ルドガーさん!終わりました!」

 

「お前は見逃すがコイツは破壊させてもらう!!」

 

 ルドガーの背後で巨大な装置が爆発し、装置に繋がれてる端末も連鎖的に爆発して破壊される。

 

「あ〜らら。やってくれたね。」

 

「お前とは何れケリを着けてやる。それまで首洗って待ってろ。」

 

「ルドガー行くぞ!ココはいずれ崩壊する!」

 

「この男の回収もしたわ!早く!」

 

「早く逃げましょう!!」

 

 ルドガー達が去ると、部屋を出ると同時に出入り口が塞がれ、リドウは一人取り残されてしまう。が、リドウは慌てることなく踵を返し、崩れ去る部屋の奥へと歩き出していった。

 

「首を洗って待ってろ。ね。ま、本当の楽しみは、最後まで取って置くもの。そっちこそ、精々束の間の平和を味わうといいさ。ククク。」

 

 その直後、部屋は大爆発に飲まれ、全てが炎に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――ネプテューヌSide

 

 

「この揺れは!?」

 

 アノネデスと戦っていたネプテューヌ達が施設の揺れに気付き、腕を止めて辺りを見渡す。

 

「あら〜、コレはマズイわね。地下の装置が破壊されちゃったようね。」

 

「と言うことは、ルドガー達が!?」

 

「そういうことになるわね。残念だけど、ココは引かせてもらうわ。」

 

「逃さないって言ってるでしょ!!」

 

 アノネデスの言葉にノワールが反応し、逃げようとするのを防ぐ為にアノネデスに向かって剣を構えて突撃する。

 

「パパーーー!!」

 

「なっ!?」

 

 しかし、第三者の介入によって防がれてしまう。

 アノネデスとノワールの間にイエローハートが割り込み、ノワールの剣をナックルクローで防ぎ、力任せに弾き飛ばしてアノネデスを守った。

 

「あら、あなたどうしてここに?」

 

「え〜っと、何だか悪い予感がして、急いでここに来たの!」

 

 アノネデスの問いかけにイエローハートが答えると、アノネデスは感極まったかのように顔に手を当てて涙ぐむような仕草をする。

 

「この子・・・なんて良い子・・・!」

 

「そこをどきなさい!」

 

 ノワールが剣を構えてイエローハートと向き合う。

 

「イヤだ!パパをいじめるやつはやっつける!」

 

「その強がりはここまでだ!今まで通りにいくとおもうな!!」

 

 ブランも斧を担いで戦闘態勢に入る。

 

「そうですわね。先ほどの爆発が装置が破壊されたからと仰ってましたわね。それが本当だとすると、今なら!」

 

「確実に倒せる!」

 

 ベールの言葉にネプテューヌが便乗し、戦闘態勢に入る。

 

「ふんだ!お前たちなんか、いつも通りコテンパンのフライパンにしてやる!!」

 

「あらぁ〜?もしかして気付いてないぃ〜?なら、今までいじめてくれた分、たっぷりとお返しさせてもらうわ〜!」

 

 イエローハートの挑発にプルルートが反応して言い返す。

 

「行くわよ!今度こそ奴を倒すわ!!」

 

『おう!/ええ!』

 

 ネプテューヌの号令と共に全員が飛翔し、イエローハートとの戦闘が始まった。

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