神次元ゲイムネプテューヌV〜審判を超えし者〜   作:namco

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第五十話 戦闘!アクタイジーン The Final

『覚悟せい、女神共!!』

 

 アクダイジーンが乗るロボットが動き出し、両手に持ったマシンガンから火を吹き出す。

 発射された弾丸がルドガーや女神達に向かって行くが、それらが当たる直前にルトガー達は散開して回避する。

 

「全員固まらないで散り散りになれ!!」

 

「固まってると奴のいい的よ!!」

 

 ルドガーが双剣を構えながら走り回り、ミラも術の詠唱をしながら弾が当たりにくいように走り回る。

 

『ミサイル発射じゃ!!』

 

 両肩に搭載されたミサイルポッドが開き、そこからミサイルが2発発射される。

 

「うわわわ!こっち来たー!?」

 

 ミサイルがネプテューヌに向かっており、ネプテューヌが必死に逃げるがミサイルが追いかけてくる。

 

『追尾性能付きじゃ!そう簡単に逃げられんぞ!!』

 

「うわあああ!?助けてえええ!!」

 

「貫きなさい、シレットスピアー!!」

 

 追尾してくるミサイルを破壊したのは魔法陣から飛び出した木の槍であった。しかも2つ同時にまとめて貫いており、放った本人の技量の高さが伺(うかが)い知れる。

 

「助かった〜、ありがとうベール!」

 

「礼を言うのは後ですわ。次、来ますわよ!」

 

『喰らうがいい!』

 

 再びマシンガンを構えてルドガー達に向かって発射する。放たれるマシンガンから逃れる為に再び走り回る。

 

『フハハハ!何時まで逃げられるかのう!』

 

「ミラ!合わせてくれ!!」

 

「わかったわ!」

 

「「カタラクトリボルバー!!」」

 

 2人のリンクアーツが炸裂し、ミラから渡された光刃をルドガーはロボットの頭部に振り下ろす。

 

―――ガキン!

 

「硬っ!?」

 

『コイツは通常の鋼鉄の何十倍もの硬度を誇る上に耐魔力コーティングを施しとるんじゃ!そう簡単には貫けんぞ!!』

 

「何だそのロボットアニメのお約束みたいなものは!?」

 

『ついでの目からビームじゃ!!』

 

「うおっ!?」

 

 アクダイジーンのロボットの頭部の目からビームが放たれ、

ルドガーは既のところで身を捻って躱す。

 

「くそっ!」

 

『フハハハ!蜂の巣になるがいい!!』

 

「させないわ!ディバインストリーク!!」

 

 ルドガーに照準を合わせたマシンガンは、横から放たれた光のビームが当たってズラされ、発射された弾は明後日の方向へと飛んでいった。

 

「助かったミラ!」

 

「礼は後!次行くわよ!」

 

「「レイニースティンガー!!」」

 

『効かんわ!!』

 

 ルドガーとミラはリンクアーツを放つがことごとく弾かれてしまう。

 

「物理攻撃も魔法も駄目、どうすれば・・・。」

 

『考えてる暇があるのかの!!』

 

 ミラが考えてる隙を突いてマシンガンを連射する。ミラはそれに気付き、ジグザグに動いて当たらないように逃げ回る。

 

「ミラ!ファンドル・グランデ!!」

 

 ハンマーに持ち替えたルドガーは氷塊を出現させ、それを盾替わりにしてマシンガンの弾を防ぐ。

 氷塊が盾になってくれている間にルドガー達は一度岩陰に身を隠して体勢を立て直す。

 

「クソッ、硬すぎるぞあの装甲・・・!」

 

 岩陰から様子を見ながらルドガーは呟く。現在の戦法がアクダイジーンに通用せず歯噛みするばかりだ。

 

「だったらウチらと交代だ。あの野郎とはアタシがケリを着けてやる!」

 

「一人で突っ走ってもいいことないわよ。あたしも加勢するわ。」

 

「わ、わたしも微力ながらお手伝いします!」

 

 そんな時、ブラン、ノワール、ネプギアが交代を申し出てきた。

 

「だが、このまま突っ込んでも奴にダメージを与えられない。どうする気だ?」

 

 ルドガーの不安を交代を申し出てきた三人に言う。

 

「大丈夫だ。一応策はある。上手く行けば奴の装甲を剥がすことが出来る。だからアタシらを信じてココは任せてくれ。」

 

 ブランがルドガーに力強く言った。その言葉にルドガーは頷いた。

 

「わかった。今の俺達の組み合わせじゃ、奴に決定打を与えられない。」

 

「わかったわ。後は任せたわ。」

 

「ネプギアちゃん、姉であるわたくしの後を任せましたわ。」

 

「だーかーらー!ネプギアのお姉ちゃんはわたしー!」

 

『作戦会議は終わったか?なら再開じゃ!』

 

 岩陰からネプテューヌを除いたルドガー達と入れ替わったブラン、ノワール、ネプギアが飛び出し、アクダイジーンと対峙する。

 

『メンバーを変えてきおったか。だが無駄じゃ!戦法を変えようと、このマシーンには傷一つ付けられんぞ!』

 

「へっ!その余裕、今にもぶっ壊してやるよ!!」

 

「皆、まずはアイツの大勢を崩すぞ!その後はノワール、わかってるな!」

 

「わかってるわよ、と言うか命令しないで。」

 

「あの〜二人とも、こんな時にケンカは・・・。」

 

『隙ありじゃ!』

 

「うわわわ!またミサイルが来た!!」

 

 アクダイジーンからミサイルが発射され、白と黒の女神目掛けて飛んでいく。それを認識した2人は、自分がすべき事を頭の中で組み上げ、行動に移した。

 

「凍っちまえ!ヘイルストーム!!」

 

 氷の竜巻がミサイルを包み込み、一瞬で氷漬けにしてミサイルを無力化する。

 

『なんと!?』

 

「へっ!どうやらミサイル自体には耐魔力コーティングは施されてなかったみたいだな!」

 

『グヌヌ・・・!』

 

「余所見してる場合かしら?ボルケーノダイブ!!」

 

『ぬうっ!?』

 

 ミサイルが無力化された事に気を取られたアクダイジーンは、突如として足下のバランスが崩れた事に驚く。

 それは、ノワールがアクダイジーンの足下をボルケーノダイブで穴を開けて、その穴に足を取られたことによってバランスを崩したのだ。

 

『おのれ!小賢しい真似を!』

 

 アクダイジーンはマシンガンをブランとノワールに向けるが。

 

 

 

―――ボン!!

 

 

 

突如として手に持っていたマシンガンが爆発した。

 

『うおっ!?なんじゃ!?』

 

「やった!うまくいきました!!」

 

 この時、声を上げたのはネプギアだった。いつの間にか変身していたネプギアが、手に持っていたガンソードをガンモードに切り替えており、マシンガンの銃口に向けてビーム弾を放ったのだ。針の穴に糸を通すような神業とも言えるこの芸当をネプギアはやってのけて見せたのだ。

 

『ぐぬぬ・・・だが、まだ片方が残っとる!これでも喰らうがいい!!』

 

「させません!!マルチプルビームランチャー!!」

 

『ぐあっ!?』

 

 ネプギアに銃口を向けた瞬間、先程ネプギアがやって見せた芸当をもう一度行い、マシンガンを破壊したのだ。

 

『おのれ!一度ならず二度までも!!』

 

「これで両腕の武器はなくなりましたね!」

 

『こうなれば・・・ミサイル全弾発射じゃあ!!』

 

 アクダイジーンの両肩に搭載されているミサイルポッドが開き、ミサイルが発射されようとしたその瞬間。

 

 

 

―――ピーピーピー!

 

 

 

『な、なんじゃと!?』

 

 両肩のミサイルが発射出来ない状態を知らせるアラートがコックピット内に響き渡っていた。

 

『い、いったいどうなって・・・!』

 

 様子を見るべく頭を動かしてミサイルポッドを見る。そこには。

 

『なっ、何じゃコレは!?』

 

 蓋を開けた状態で凍り付いたミサイルポッドが存在していた。

 

「へっ、思った通りだぜ。機体の外側には耐魔力コーティング施していても、内側には施してなかったみたいだな。」

 

 変身していたブランが空を飛んでおり、アクダイジーンの機体の頭部に向かって話していた。

 

「自慢のロボットもこれじゃただのカカシだな。ざまぁねえぜ!」

 

『ぐぬぬ、貴様ーーー!!』

 

「ノワール!今がチャンスだ!合わせろ!!」

 

「だから命令しないで!」

 

『何をするか知らんがさせるかーーー!!』

 

 アクタイジーンは二人の行動を妨害すべく、肉弾戦に切り替えて拳を振るう。しかし。

 

「てりゃー!!」

 

 ネプテューヌがアクダイジーンの機体の頭部目掛けて泥の玉を投げ付け、カメラアイの視界を塞いだ。

 

『うおっ!?前が見えん!?』

 

「よっしゃー!ナイスピッチング!!」

 

「よくやったわネプテューヌ!ブラン、行くわよ!!」

 

「ああ!!」

 

 ノワールも変身して女神の姿になり、大剣を構えてブランと共にアクダイジーンに向かって駆け出す。

 

「「獅吼爆炎陣!!」」

 

 ブランが放つ獅子の闘気でアクダイジーンを怯ませたあと、炎を纏った剣を叩き付けて大爆発を起こす。

 

「「フレアトーネード!!」」

 

 ブランが斧を持って回転して竜巻を発生させ、ノワールは自身に炎を纏ってブランの周りを旋回し、炎の竜巻を発生させる。

 

『そんなの効かんと言ったはずじゃ!』

 

「「アブソリュート!!」」

 

 二人が組み上げた魔法陣から巨大な氷塊が出現し、アクダイジーンの機体を包み込む。

 

 

 

―――ピシッ。

 

 

 

『ん?なんじゃ?今の音?』

 

「「絶破烈氷撃!!」」

 

 氷塊を2人が砕き、再び露わになるアクダイジーンの機体。機体が氷から解放された瞬間、機体から妙な音が響いた。

 

 

 

―――ピシ、ピシピシッ!

 

 

 

『この音は、まさか!』

 

 

 

―――バキバキ、バキン!!

 

 

 

『ああっ!?装甲にヒビが!!』

 

 アクダイジーンの機体にヒビが走り回る。急激な温度変化の攻撃によって、機体の金属が脆くなってしまったのだ。どれだけ頑丈に鍛え上げた金属でも、急激な温度変化には耐えられず、壊れてしまうのだ。

 

「効いてるわ!これなら!」

 

「ああ!トドメだ!!」

 

 二人はトドメを刺すべく、アクダイジーンに向かって駆けていく。

 

「燃え盛りなさい、紅蓮の炎!!」

 

「今楽にしてやるよ!!」

 

 ノワールの放つ爆炎がアクダイジーンの機体を包み、ブランの氷を纏った斧がアクダイジーンの機体を切り壊していく。

 

「「奥義!!インブレイスエンド!!」」

 

 トドメに2人が十字に交差するように機体を切り裂き、炎と氷が溶けて出来た水によって水蒸気爆発が発生し、機体がバラバラに吹っ飛ぶのであった。

 

 

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