Re:ゼロから始める異世界生活-Story of Zi-O- 作:きゃぷてん
この機会に言っておくと、リゼロSZのほぼ全てのエピソードにも最近変更を加えました。是非、前のエピソードを読んでくれたら幸いです。
「改めて、当家の使用人頭を務めさせていただいております、レムです」
「改めて、ロズワール様のお屋敷で平使用人として仕事をしている、ラムです。よろしくお願いします、お客様。よろしく、お客様改めバルス」
現在、ソウゴとスバルの二人は屋敷の案内を受ける為にレムとラムと一緒に食堂の扉の前に居た。
「おい俺にだけにフランクだな姉様。ていうかバルスって何だよ、天空の城崩壊させる呪文か」
自分の名前が思いっきり改造されてる事と、自分にフランクになっていることにツッコむ。
「だって、お客様、改め、スバル君は同僚になるのでしょう?」
「だって、バルスは立場同じの下働きでしょう?」
「いやまぁ、確かにそうだけどさぁ」
そう言われたスバルはレムとラムの返事に何処かもどかしそうな感じであった。
「別に、俺もスバルと同じ感じで接していいよ?」
「じゃあよろしく頼むわね、トワキ」
「泊?」
「トワキよ」
ソウゴは一瞬聞き間違えるも、すぐに訂正をするラム。
「じゃ、案内を開始するわよ。屋敷の西棟に使用人の控室や衣装部屋があるから、バルスは私に着いてきなさい。東棟に客室があるから、トワキはレムに案内してもらいなさい」
「分かった」
「オッス」
ソウゴとスバルは返事をし、屋敷を案内してもらう為、別れた。
「おおよそ屋敷の案内は終わったわ。後は建物の外に庭園と、屋敷と門の間の前庭があるわ。そっちも後で見て回るけど、他に何か質問は?」
「(特には)ないです」
屋敷の案内を受けたスバルと案内をしたラム。
ラムの質問にスバルは単調に応えた。
「そう、無いようだから仕事の方に移るとしましょうか。今日のラムの仕事は前庭と庭園の手入れと周囲確認。昼食の準備の手伝いと、その後の陽日の8時から食器を磨く……それらをバルスに手伝ってもらうわ」
「わーお。初日から忙しくなりそうだな」
「これから徹底的に扱いてあげるから、精々へこたれないように覚悟しなさい」
「これが卑猥な意味に聞こえるほど俺の心は汚れてるだなあって」
「何を今更なことを言ってるのかしら?」
「ひでぇ!」
ラムが特に変わりない様子で容赦なくそう言い、スバルはツッコむ。
「茶番はここまでにして、早速仕事場へ……」
「ちょっと待てい」
ラムが歩き出そうと背を向けた時、スバルが引き止める。
「?何かしら」
「ちょっち、やらなきゃいけないことあるから待ってくれ」
「何?尿意でも湧いてきた?」
「美少女が尿意とか言うんじゃありません!てかそんなんじゃねぇんだよなぁ。まあ見とけよ見とけよ」
スバルはラムの元から一歩後ずさる。
そして
「スバルパワー!注☆入!」
…………
間。
「……何かしら、それは」
「俺の地元のドラマの名台詞and決めポーズ」
「そんなことやる為に私を引き止めたの?」
「悪かったよ。じゃあ早く仕事場に案内するんだ〜っちゃ」
「その語尾は何?」
「これで屋敷の案内は終了です。何かありましたら、私か姉様を尋ねてください」
「うん、分かった」
屋敷を回り終えたレムとソウゴ。
「では、私は仕事に戻らせてもらいますので、それでは」
「頑張ってね〜」
レムは踵を返し、歩き去っていく。
ソウゴは応援の言葉とともに、見送っていった。
やがて、彼は一人になる。
「……さて、どうしようかな」
【選択肢】
どうしますか?
『エミリアに会いに行く』
『ベアトリスに会いに行く』
『スバル達に会いに行く』
『大乱闘に参戦する』
「ウボァーーーーーー!」
時間は昼より少し前。
厨房でナツキ・スバルの悲鳴が響き渡る。
彼の左手の指からは血が滴っており、スバルは思わず口に含む。
「はっ、だらしないわね」
ラムが悲鳴を上げるスバルを嘲笑する。スバルは相変わらず痛がっている。
「皮剥きって意外とムズイもんなんだなー……やはりヤバい」
スバルが再確認するようにそう言う。
「姉様、スバル君、準備は大丈夫ですか?」
大鍋に材料を流し込み、かき混ぜ調理を進めていたレムが振り返る。
「さすが姉様、皮剥きする姿もさまになりますね!」
「うぉいうぉい、姉様を褒めるのは良いけど俺の仕事ぶりも評価してほしいナー」
「切り方が横暴だと思います」
「ばんなそかな」
レムがスバルの野菜の切り方を冷静に指摘し、スバルは変な返答をする。
「バルスはナイフの扱いがなってないのよ。皮剥きをする時は、ナイフを固定して野菜を回すの」
ラムは手本を見せる為、実際にジャガイモを剥いて見せる。
そしてするするとジャガイモの皮が綺麗に剥けていった。スバルはおー、と感嘆の声を漏らしてそれを見る。
「ね?簡単でしょう?じゃ、やってみなさい」
「よっしゃあ、今度こそ行くぜ」
気合いを入れて皮剥きにリベンジするスバル。ラムはそんな彼を見守る。
「おお、出来る、出来るぞ!」
スバルはジャガイモがするすると切れていく様に思わず口角が上がる。
ちらっと横目にするとそこには自慢げな顔のラムが。
素直に礼を言うのは、正直癪なので、そのまま作業を続ける。
「……えと、レムさん?どした?」
スバルはふと、こちらをじっと見つめるレムに気がつく。
準備を終えていたレムは、背筋を正しスバルを見ていた。
「何か、ずっとこっち見てたけど」
「えっ、あっ……」
スバルに指摘されたレムは、言葉に詰まった。
ーーーーと、その時、厨房の扉が開く音がした。
そこから来たのは
「おー、良い匂いするね」
常磐ソウゴだった。
「お、ソウゴ。どした?」
「暇だから来ただけ」
「いや、冷やかしかよ」
いつも通り笑って言うソウゴにスバルは呆れた様子。
「今日のお昼ご飯はシチューなんだね、レム?」
ソウゴは大鍋を覗いてレムに訪ねる。
「……ええ、そうですよ」
レムは返答する。ソウゴはへぇ〜と、言いながら相変わらず無邪気な笑顔を浮かべ鍋を見ている。
ーーーーレムは、そんな彼を見つめていた。
「疲れたぁぁぁぁ!」
夜。
風呂場で湯船に入っていたスバルの声がその場で反響し響き渡る。
「いやー、働きマンデビューしたけど初日からやめたくなるな……」
「ちょっと見てたけど、大変そうだったもんね」
湯船には、ソウゴも入っていた。
「お風呂は命の洗濯だって聞くけど、今ならそれも分かる気がするぜ」
天井を見ながらそう言った時、風呂場の扉が開く音がした。
「お邪魔すーぅるよ」
「……あんたのネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲……意外とあるな……」
その人物はロズワールであった。
ロズワールは湯船の中へと入っていく。
「風呂場だと、ちゃんとメイクは落としてるんだね」
ソウゴはロズワールの顔を見て言う。
「そういえばそうだーぁね。ひょっとすると、私が君達の前に素顔を晒すのはこれが初めてかーぁな?」
そう言いながら、顔を触るロズワール。あのピエロのメイクが無ければ、端正なイケメンの男性だ。
「ラムやレムとは上手くやれそうかーぁな?あの二人はここで働いて長いから、後輩の接し方も弁えてるはずだけどねーぇ」
「レムとはあんましだけど、ラムとは上手くやってる。というか、ラムは馴れ馴れしすぎるというかな。何か渾名付けてくるし」
「ラムなりの親しみを込めたものだね、それは」
「親しみあんのかなぁ……」
スバルは半信半疑な様子で呟く。
「そーぉれでそれで?ソウゴくんはここでの暮らしは如何なものかな?満足してればいいのだけれど」
「まぁ、今の所はいい感じだよ」
「ふふっ、そーぉれは良かった」
ソウゴの返答にロズワールは満足そうな様子。
「これから、更に仲良くできたらいいねーぇ」
「…………」
自身の部屋で、紙に何かを書いているレム。恐らく、日報であろうか。
すると後ろから、扉が開く音が聞こえた。
振り返って見てみると、そこには姉であるラムが。
「お疲れ様です、姉様」
「貴方もお疲れ様、レム」
互いに労いの言葉をかける姉妹。
ラムは歩き出し、クローゼットを開けて寝巻きに着替えようとする。
「姉様」
「何?レム」
「姉様は、あの二人のことをどう思われますか?」
「バルスとトワキのこと?」
レムはラムに、ソウゴとスバルのことについて尋ねる。
「まだ初日だから、判断するには材料が足りないわ。これからの行動次第ね」
「そう、ですか……」
「……そう不安がらなくても、もしもの事があれば私達で対処すればいいわ。ロズワール様に危害を加えるような真似は絶対にさせない」
ラムは変わらず表情を変えずに言うが、その目には決意が宿っていた。
「それじゃあ、私は寝るわね。お休み、レム」
「お休みなさい、姉様」
挨拶を交わした後、ラムは自身のベッドに向かい、その中に入っていった。
「……姉様」
ラムに聞こえないように彼女を見て小さく呟くレム。
その脳裏にはーーーーいつかの日の、あの光景が浮かんでいた。
「……私も姉様に危害を加えるような真似は絶対にさせません」
再びラムに聞こえないように小さく呟くレム。
その目には、ラムと同じく決意が宿っておりーーーー同時に、憎悪の感情も、宿っている。
(あの二人が、奴らと同じ者ならーーーーその首を、必ず討ち取る)
レムは、彼らから微かに香った咎人の匂いを、思い出した。
言い忘れてたけどコメントも遠慮なく送ってくれよな!(コメント乞食)
誰だお前は!!!!!
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地獄からの使者!!!!!
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鉄十字キラー!!!!!
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格闘技世界チャンピオン!!!!!
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キノコ狩りの男!!!!!
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スパイダーマッ!!!!!