IS学園で最強になる!   作:とあるP

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009 俺達の必殺技

ラウラとのいざこざがあって次の日。IS学園は休日となっていたので、生徒達は思い思いの日常を過ごしていた。

 

ある者は最寄り駅にある大型商業施設『レゾナンス』へ買い物をしに、ある者は己の研鑽を積むために、部活で自主練習を、そして、この男も例外ではなかった。

 

「う~ん城太郎の奴どこ行ったんだ…?」

 

「あれ?一夏じゃない。どうしたのよ?」

 

「鈴か。実は、城太郎を誘って『レゾナンス』に遊びに行こうかと思ったんだけどな、何処にもいなんだよ」

 

「ふ~んそうなんだ…」

 

その時鈴は思った。あれ?これって一夏を遊びに誘えるんじゃない?とそう思った鈴の行動は早かった。

 

「あ、あのさ…城太郎にはアタシから言っておくから…その…一夏!」

 

「うん?どうした鈴?」

 

「あ、アタシ…レゾナンスで買い物があるから…つ、付き合いなさいよ!」

 

そう言った鈴の顔は真っ赤に染まっていた。その意図を読み取ったか、読み取らなかったか一夏は快諾するのであった。

 

「おう、いいぜ」

 

「い、いいの?」

 

「ああ、それとも他に誘う奴でもいたのか?」

 

「ぜ、全然!寧ろお願いしたいくらいだわ///」

 

「わかった。それじゃあ、いくか」

 

「う、うん///」

 

そう言いながら鈴と一夏は『レゾナンス』へと向かうのであった。そして、鈴は心の中で(城太郎ごめんなさい)と思うのであった。

 

その頃城太郎は、とある廃屋の中にいた。何故か椅子に手足を縛られた状態である。何故こうなっているかというと話しは1時間前に遡る。

 

 

 

 

城太郎はいつものように朝の訓練を終えて自室でシャワーを浴びていた。その後自室で勉強をしていると、ドアがノックされた。

 

城太郎は箒が部室から戻ってきたか、セシリアが料理を持ってきたのかもしれない。そう言いながらドアを開けてみた。

 

「…は~い。あれ?誰もいない…」

 

そこには、誰もいなかった。おかしいと思い部屋に戻るとそこには、見知らぬ人がデンオウベルトを持っていた。

 

「おかしいなぁ…え?」

 

「野上城太郎だな」

 

「そうですけど…あ!デンオウベルト!」

 

「コイツを無傷で返してほしければ我々の言う事を聞いてもらおう」

 

「…嫌だって言ったら?」

 

「さぁどうするかな?このベルトごとお前を消し去るつもりだが」

 

「…わかりました。貴女の言う事に従います」

 

「賢明な判断だ。では、この布を被ってもらう。なに、大人しくしていれば危害は加えない」

 

「…はい」

 

そう言って、黒い布を被って侵入者に手を握られた状態で部屋を出て行くのであった。その20分後に部屋に戻って来た箒は城太郎がいない事に驚いていた。

 

 

 

 

 

そして、現在に至る。幸いにもあれから危害を加えてこない事に安心している城太郎は必死になってここからの脱出について考えていた。

 

(あの人はここに来るまで何もしてこなかった。それじゃあ、何でここに連れ来たんだ。けど、早く帰らないと箒さんやセシリアさんに迷惑がかかる。どうしよう…)

 

そんな事を考えていると複数人が部屋に入ってくるのが分かった。

 

「なぁコイツが2人目の男性操縦者なのか?」

 

「ええ、そうよ。しかもあの無人機を1人で倒した実力の持ち主よ」

 

「…コイツにそんな実力があるとは思えない」

 

「同感だ。だいたい男って言うのが気に食わねぇ。いっそアタシ達で倒しちまおうぜ」

 

「やめなさい」

 

「それに、オータムなら秒で負けるからな」

 

「何だとマドカ!表出ろ!その首へし折ってやる!」

 

「やめなさい2人供!それよりも、早く布取りなさいよ」

 

「へいへい」

 

その人達は城太郎の前に立つと、黒い布を取ってみせ、自己紹介をするのであった。

 

「う…ここは?」

 

「目が覚めたか」

 

その人は茶髪のロングヘア。ギラリと光る眼しており、何だか不機嫌そうな人だった。

 

「大丈夫?痛いところは無かったかしら?」

 

心配そうに見てくるのは長身で豊かな金髪の美人。

 

「…」

 

そして、無言のままフルフェイスで顔を隠している人がいた。ライダースーツを見る限り女らしい。

 

「あの…貴女達は?」

 

「私達は『亡国企業』の日本支部の者よ。私はスコール・ミューゼルよ」

 

「俺はオータムってんだ」

 

「…Mだ」

 

「僕は「野上城太郎でしょ?」…そうです」

 

城太郎はこちらから挨拶する前に答えられてしまった。それよりも、城太郎は彼女達と城太郎の前に運ばれてきた料理に驚いた。いつの間にか両手と両足のロープも解かれていた。

 

「え?」

 

「さて、朝食にしましょう。それとももう済ませて来たかしら?」

 

「い、いえ…」

 

「それなら、一緒に食べましょう。早くしないとオータムに全部食べられてしまうわよ」

 

「おー飯だ飯だ!」

 

「大丈夫よ。毒なんて入っていないからこっちにいらっしゃい」

 

「…本当ですか?」

 

「ええ、さぁいらっしゃい」

 

そう言って、城太郎はスコールとオータムの間に座って食事をするのであった。既にMの姿はなく3人で食べ進めていくうちに、スコールが城太郎をここに呼んだ事について話し始めた。

 

「さて、貴方を呼んだのは他でもないわ。伝えておきたい事があってね」

 

「…伝えておきたい事ですか?」

 

「ええ、私達『亡国企業』日本支部は織斑一夏、並びに野上城太郎と敵対する気はないといことよ」

 

「…え?そうれは何故ですか?」

 

「貴方が撃破してくれた無人機なんだけどね、あれは『亡国企業』の南米支部の連中が功を焦って差し向けた物なのよ」

 

スコールの話しによると、『亡国企業』は世界中にそれぞれの支部を持っていて、女尊男卑を主義とし『ISは聖なる女性が乗ってこそ価値がある。男が乗るなんて甚だしい』と語る過激派と『これかの事を考えると、男性も乗るべきだ』と女尊男卑に染まっていない穏健派。更に何方にも属さない中立派の3つの派閥がある。

 

その中でも過激派で1、2位を争う南米支部が無人機を使って一夏と城太郎を抹殺しようとした。結果は失敗に終わり南米支部の地位は地に落ちた。

 

これをきっかけに過激派の中でも南米支部の次に力がある『北米支部』が先ずは城太郎の抹殺を考えてきた。

 

「えー!僕の事を狙っているんですか!?」

 

「まぁ、そうでしょうね。織斑一夏にはブリュンヒルデ(織斑千冬)がバックにいるし、それに大天災の篠ノ之博士とも親しい間柄だしね」

 

「篠ノ之博士?って箒さんのお姉さんですか?」

 

「あら?篠ノ之箒を知っているの?」

 

「…知っていると言うか、一緒に住んでいると言うか…」

 

「マジか!あの篠ノ之箒と一緒に住んでいる!?」

 

「これは、篠ノ之博士が黙っていないわね」

 

「…えっと…何かマズイ事でしょうか?」

 

「いえ、マズイ事はないと思うけどね。ただ、あの人大のシスコンだから今の話しを聞いたら、何しでかすかわからないわね」

 

「ああ、一度だけ会ったことがあるがあの兎、ことあるごとに妹の自慢をしてくるかなぁ」

 

「ええ…」

 

「兎に角、そんな事だから北米支部の連中は野上城太郎の抹殺計画を立てていたわ」

 

「アタシら穏健派はブリュンヒルデと大天災の両方を相手したくないからな。けど、篠ノ之箒が城太郎と関わっているなら、話しは別だ」

 

「ええ、野上城太郎も保護対象に加えたほうがいいかもしれないわね」

 

「えっと…それじゃあ、スコールさんとオータムさんは僕達に手出しはしないと言う事でいいんですね?」

 

『もちろん(もちろんだ)』

 

「…なら、安心しました」

 

そして、朝食を食べ終わると城太郎のスマホに連絡がかかってきた。如何やら箒からの電話だった。

 

城太郎はオータム達に目を配り電話に出る事にした。

 

「もしも『城太郎―――!』うわ!?」

 

『何処にいるんだ!心配したぞ!』

 

「えっと…息抜きに散歩していました」

 

『なに!?直ぐに向かうから何処いるんだ!』

 

「えっと…」

 

どう答えればいいのか分からず再びオータムの方を見ると『レゾナンスにいると言えば分かる』と言ってきた。

 

「えっと…レゾナンス内にある服屋にいます」

 

『レゾナンスだな!分かった!直ぐに向かう!』

 

そう言って、箒は電話を切ると急いで支度しレゾナンスにダッシュで向かって行った。

 

城太郎の方もオータムとスコールが『レゾナンス』へ連れて行く事になった。そして、レゾナンスに着くと、城太郎に対して警告をするのであった。

 

「…ここまで送ってくださってありがとうございます」

 

「別に仕事だからな」

 

「…何だかオータムさんっていい人ですね」

 

「なっ///なんだよお前!」

 

「オータム、照れないの。こちらこそごめんなさいね。勝手に連れて来てしまって」

 

「…大丈夫です。こうしでもしないと、お互い話せませんからね」

 

「…フフフ。貴方面白いわね。ますます気に入ったわ」

 

「え?」

 

すると、スコールは1枚のメモを渡してきた。そこには、電話番号とメールアドレスが書いてあった。

 

「私のプライベート用の連絡先よ。いつでも連絡してきてちょうだいね」

 

「ええ…」

 

「あー!スコールてめえズルいぞ!」

 

「ぼやかないの。それよりも、城太郎くん一つだけ忠告しておくわね」

 

「…は、はい!」

 

「近々『北米支部』の連中が何かを仕掛けてくるわ。それまでに力を付けておくことをオススメするわ」

 

「…はい。わかりました」

 

『城太郎~!どこだ~!』

 

「それじゃあ、怖い彼女が来る前に私達は帰るわね。忘れないでね。私達は貴方の味方よ」

 

「はい。今日はありがとうございました」

 

「次ぐに会うまでくたばるんじゃあねぇぞ!」

 

「それじゃあ、またね♡」

 

そう言いながら2人は去って行くのであった。城太郎は「レゾナンス」内の服屋に向かい、箒からのOSIOKI(お仕置き)と言う名のベアバックと添い寝をさせられるのであった。

 

 

 

箒と添い寝した翌日。何故か(・・・)セシリアにもバレてしまい、セシリアと添い寝する羽目になってしまったが、千冬から「部屋が違うからダメだ」と言われた時セシリアは、絶望になった顔を浮かべていた。

 

その代わりに、いつも以上に城太郎に対してべったりだった。

 

そして、例の事件から1週間がたったある日事件は起きた。クラス対抗戦に出場するために一夏とシャルル、城太郎は第2アリーナで練習する事になっていた。

 

既に講師役のセシリアはアリーナにいるとの事で急いで向かって行った。

 

しかし、第2アリーナに行くにつれて様子がおかしくなってきた。そんな中1人の女子生徒に声をかけると意外な事になっていた。

 

「なぁなんかおかしくないか?」

 

「う、うん僕も思ったよ」

 

「…すみません。第2アリーナで何があったんですか」

 

「ああ、何でもイギリス代表候補生と中国代表候補生がドイツ代表候補生に喧嘩を吹っかけてボコボコにされているらしいわよ」

 

「え!セシリアと鈴が!?」

 

「行こうじょ…あれ?」

 

「どうしたシャルル?」

 

「城太郎がいないんだけど…」

 

「え?」

 

そこに居るはずの城太郎は、普段からは想像が付かない程の速さで第2アリーナに向かっていた。そして、変身する間もなくアリーナ内に倒れていたセシリアと鈴に向かって行くのであった。

 

「セシリアさん!凰さん!」

 

「城太郎…さん…申し訳…ございません」

 

「城太郎…ごめんなさい」

 

「…大丈夫です。どうしてこんな風になったんですか?」

 

「それは…「それについては私が説明しよう」

 

そこには、【シュヴァルツ・レーゲン】を纏ってセシリア、鈴、城太郎を見下す様な格好のラウラが居た。

 

「…ボーデヴィッヒさん。どうしてこんな事をしたんですか」

 

「こんな事とはなんだ?私はただ、本来の目的(・・・・・)をしたまでだ」

 

「本来の目的?」

 

「そうだ。ISは兵器だ。それに代表候補生ともなれば即自国の戦力として担ぎ出さられるはず。それなのにろくに戦闘訓練をせず、ただただスポーツやファッションと勘違いしている」

 

「あまつさえ、コイツら(セシリア、鈴)は男性操縦者であるお前や織斑一夏の事を言ったら、頭にきたらしくてな。少しだけお灸を添えてやった」

 

「…」

 

「どうした?声も出なくなったか?」

 

「言いたいことはそれだけですか?」

 

「うん?」

 

「…僕の事はどうでもいい。けど…セシリアさんや凰さんをいじめた事は…絶対に、絶対に!許さない!!」

 

「戯言をぬかすな!」

 

そう言いながらラウラはレーゲーンに搭載されている肩の大型レールカノンを城太郎に向けた。

 

「城太郎さん!」

 

「消えろー!」

 

「…少しだけ待っていてくださいね。セシリアさん」

 

「え?」

 

挿入歌 Climax Jump DEN-LINER form

 

城太郎はデンオウベルトの黄色ボタンを押してパスをかざした。

 

【それじゃあ行くよ…キンタロス】

《オウ!いくで城太郎!》

 

全身白い装甲に覆われたと思いきや銀色の装甲に変わり、黄色のV字が顔を覆った。

 

「変身!」アックスフォーム

 

《俺の強さにお前が泣いた!いくで!》

 

そして、キンタロスは金色の鉞キンタロスアックスでレールカノンからの攻撃を真っ二つに切り裂いた。

 

《どすこーい!》

 

「なに!」

 

《まだまだいくでー!》

 

ラウラのところまで飛ぶと張り手のラッシュをお見舞うだった。だが、ラウラは一旦距離を置く。

 

「くっそー!」

 

休む暇間もなく【シュヴァルツ・レーゲン】がキンタロスに襲い掛かる。すかさず城太郎はリュウタロスに変身するのであった。

 

【行くよ!リュウタロス】

〔いいよ~城太郎!〕

 

そう言って、紫色のボタンを押して、パスをかざす。

 

「変身!」(ガンフォーム!)

 

一旦キンタロスの装備が解除され、紫色のV字が顔を覆った。更に両肩はパットが装着され胸にはファンみたいな物が装着された。

 

ベルトの中央は紫色に染まり変身が完了したことを伝えている。そして、腰に装備している紫の大型銃リュウボルバーを掲げてこう言った…

 

〔ボク、君を倒しちゃおうけどいいよね?答えは聞いていないけどね!〕

 

「格好が変わっただと!」

 

〔僕怒ってるんだからね…お姉ちゃんを傷つけたこと許さない!〕

 

「知るか~!」

 

〔行くよ~!〕

 

そう言って、レールカノンとリュウボルバーの乱射が始まった。しかし、レールカノンから攻撃が大きいため、このままではマズイと思ったリュウタロスはDJの要領でステップを踏むと、ビーム光線を躱して行くのであった。

 

「っく!なぜ当たらん!」

 

〔こんなの簡単だよ~!〕

 

「な、何だとーー!」

 

リュウタロスの発言に対して怒りを表しているラウラを横目に、リュウタロスは反撃を行うのであった。

 

〔ハァ!〕

 

「っく!」

 

〔ソリャ!〕

 

「ぬぉ!」

 

〔これで…最後!〕

 

ボガァァァン~!

 

「ぐぁぁぁ~!」

 

大型レールカノンにダメージが蓄積し、レールカノンは大破してしまった。そして、リュウタロスは降伏する様に進めるのであった。

 

〔どうする?まだ続ける?〕

 

「ま、まだ!まだ終わらないぞ!」

 

そう言って、ラウラは続行の意思を表明した。その時、【シュヴァルツ・レーゲン】から両肩およびリアアーマーに計6機装備されたワイヤーブレードが城太郎に襲い掛かった。城太郎はベルトにある青いボタンを押してパスをかざした。

 

【行くよ。ウラタロス!】

<任せて城太郎>

 

「変身!」<ロッドフォーム>

 

リュウタロスの装備が無くなり白い装甲に覆われ、目が赤くなり、青く顔を覆った。更に、青い肩パットが装着され、腰にはデンガッシャーが付いており、それをロッドモードに変形させた。

 

<お前、僕に釣られてみる?>

 

「バカにするなーーー!」

 

<う~ん怒った顔もまた、キュートだね>

 

「き、貴様!」

 

<ほら、隙あり>

 

「え?ぐぁぁぁぁ!」

 

ウラタロスはロッドモードにしたデンガッシャーで攻撃していくのであった。ラウラはワイヤーブレードで攻撃するのだが、出鼻をくじかれたラウラが立て直すのは難しく、あるよあるよと内にSEが削られて行くのであった。

 

「なぜ、なぜ当たらん!」

 

<それはね…僕が珍しく女の子に対して怒っているからだよ。セシリア嬢だけでなく、鈴さんにも手を出したからね。さて、最後の仕上げだ>

 

 

【モモタロス…】

(…城太郎。代われ)

【…いいの?】

(ああ、あの銀髪チビッ子にはお灸を吸えないとな)

【モモタロス…】

(早く代わりやがれ!)

【う、うん!わかったよ!】

 

「変身!」(ソードフォーム!)

 

そう言って、赤色のボタンを押して、パスをかざすと一旦ウラタロスの装備が解除され、赤色V字が顔を覆った。

 

ベルトの中央は赤色に染まり変身が完了したことを伝えている。そして、腰に装備しているデンガッシャーをソードモードにしてこう言った…

 

(俺、参上!行くぜ、行くぜ、行くぜぇ!)

 

ラウラは最後の武器として、両腕手首から出現するプラズマ手刀を手にし、モモタロスに挑んできた。ここまで戦って来て、己のダメージをしないラウラではないが、この時は焦っていた。

 

「何故だ…何故勝てない!」

 

(教えてやるぜ。お前は色んな物に手を出してきた。金髪姉ちゃんを傷つけたこと。龍のがきんちょを傷つけたこと…そして何より…この前の一夏との訓練を邪魔してきたことだーーー!)

 

「なんだとー!」

 

(今少し眠ってなー!)

 

そう言って、パスをベルトにかざした。

 

(へへ…いくぜ俺の必殺技パート2)Full Charge

 

そう言って、デンガッシャーソードモードにあるオーラソードが離れだし、上空に離れだした。そして、十字を切るよ様に腕を振った。

 

それに連動するようにオーラソードがラウラの【シュヴァルツ・レーゲン】を真っ二つにした。

 

(でりゃぁぁぁぁ!)

 

ドガーーン

 

「ぐぁぁぁぁぁ!」

 

必殺技を受けた【シュヴァルツ・レーゲン】はSEが0になり、強制解除させられた。また、ラウラ自身も気絶しその場に倒れてこむのであった。

 

(へっ、どんなもんだい!)

 

『……』

 

それを見ていたギャラリーや一夏達は啞然とするしかなった。第三世代、しかも本国ドイツでトライアル段階のISに勝ってしまったのだから。

 

 

当然教師陣が黙って見過ごすわけにはいかない。千冬が先頭に立って教師陣IS部隊がアリーナ内になだれ込んできた。

 

【へ?どうこと?】

(如何やら、銀髪チビッ子に少々やり過ぎたみたいだな)

【ど、どうしよう~!】

(ここは、変身を解除しておいた方がいいかもしれねぇな)

【そ、そうだよね…】

 

それを見た城太郎は変身を解除し両手を上げるのであった。

 

「野上。この騒ぎはお前の仕業か?」

 

「えっと…はい…」

 

「そうか…」

 

「けど…「わかった」え?」

 

「野上。お前はタッグマッチトーナメントまでの間IS学園の独房に行ってもらう。拒否権はない」

 

「えっと…「連行しろ!」…はい」

 

すぐさま教師陣に連れて行かれてしまう城太郎を尻目に箒と一夏、それにシャルルは何も言えず仕舞いだった。

 

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