「ほら。魔理沙をお願いね。」
そういって千は朱莉に魔理沙を渡して、輪花の方に向き直った。
「ほら、スィス、いくよ。」
「分かったよ。」
スィスはまだ見ていたかったのか、それともただ面倒なだけなのか、ダルそうに構えた。
「さー、始めますか。」
そう言ってスィスは両刃剣を構えた。中には6つの玉がはめられていた。
千は、さっき出した杖を取り出す。そしてー
「「スペルカード発動!」」
「行くぜ!炎符『凝固炎刈竜巻』!」
「外気『スロープスネイク』」
すると、スィスから炎の竜巻が放たれる。
輪花も負けじと弾幕を放ち、竜巻を通過したらー
その弾幕はスィスの方へと届かなかった。
「!?」
輪花は驚いた表情で、避けようとしたがー
横からいきなり現れた蛇に巻き付かれ、動けない。
「じゃのー。」
スィスは輪花に手を振った。
そして、輪花を竜巻が飲み込んで行ったー
「くるね。」
そういった千の真後ろに輪花が現れ、レイピアで貫こうとしたが、
「!!」
肌色の薄い幕に弾かれてしまった。
そうして、輪花は消える。
次はスィスの後ろに現れたが、
「風符『ありえない風のいたずら』」
風によってバランスを崩してしまった。
「じゃ、魔理沙、スペルカード借りるね。」
そう言って、いつもの半透明の肌色の物質を集め始めた。おそらくあれが外気なのだろう。そして、外気から作り出したのはー
「魔砲『ファイナルスパーク』」
一枚のスペルカードだった。
「え!」
朱莉は思わず声をあげた。
「あ、そうそう、僕のもうひとつの能力は、気をちょっと利用した能力で、『相手の技をコピーすることのできる能力』だよ。」
「それって…‥。」
「そう。輪花の能力に似てるよね。」
千はそう言ってファイナルスパークを発射した。
輪花は白い魔方陣を展開して、吸収しようとする。が、
「えー、後方、後方にご注意くださーい。」
後ろの声に目を向ける。そこには、
「合砲『エレクティング・スパーク』」
巨大なランチャーを構えた、スィスがいた。
「ダブルスパーク受けてみろやぁ!」
そう言って、ファイナルスパークよりも巨大なレーザーを発射させた。
ーそして、ファイナルスパークを吸収しようとした魔方陣も破壊された。
そして、2本のレーザーが輪花を襲う。
その様を、二人の神がじっと見つめる。
そして、轟音が起こりー
輪花は滑落していった。
「ーおっと。」
それを千が外気で支えた。そして、
「じゃ。あ、魔理沙につたえて。色神じゃなくて、色光神に代わってるって。」
それだけ言い残すと、千は消えた。
「ま、頑張れよ。」
そう言ってスィスも消えた。
そして、空に静寂が戻ったー
作者「投稿遅れてすみませんでしたぁ!」
輪花「久々だよ本当。」
作者「うう、面目ない。」
朱莉「結局私たちの出番はほとんどないのね。」
風雅「俺は名前さえ出てこなかったぞ。」
作者「ごめん。次回、#7『輪花の新能力』ここまで見てくださりありがとうございました!では!」