#8 激おこ巫女さん
-数カ月後、とある秋の日。
「輪花、異変がなくて…。」
「もうそれ聞きあきた。」
魔理沙がぼやこうとした言葉をあっさりと輪花が止める。
「はあ…。まあ実験があるからいいけどな!」
そして魔理沙は立ち上げる。さすが魔理沙というべきか、ひたすらポジティブに考えている。
「輪花、少しはその能力の練習しておいたほうがいいんじゃない?」
朱莉が輪花に声をかけた。
「ああ、うん、そうなるかな。」
そう言ってややぼやきながら輪花は外に出ていった。
「…あら?風雅はどこ?」
「さあ?」
朱莉が魔理沙に問うも、魔理沙もわからないようで、首を傾げるだけだった。
「…まあ、どこかしらね…。」
-と、突如。
「魔理沙ぁ!」
いきなりドアが蹴破られ、霊夢が割り込んできた。
「……なにしてるんだ?いきなりドアを蹴破ってくるなんて。」
魔理沙までもが思わぬことにぽかんとしていた。
「とっとと来なさい!」
霊夢は魔理沙の言葉を聞かなかったように、怒りの形相で近寄ってくる。
「は?」
魔理沙はなんのことかわからない。
「いいから!」
そう言って魔理沙の襟首を掴むと、ズルズルと引きずっていった。
「お、おい!霊夢!…朱莉!輪花と風雅を連れて来い!」
「…はいはい、わかったわよ。じゃ、呼んでくる!」
魔理沙は箒を魔法で呼び出して、箒に乗った。
「行くわよ、魔理沙!」
「あ、ああ。」
霊夢に押されるがままに、魔理沙は飛び立っていった-
「…なあ、霊夢?なんで私を呼んだんだ?」
魔理沙の疑問も最もである。いきなりドアを蹴破り、怒りの形相で近づき、襟首をつかみ、連行させていった。
「なんか別のところに神社が新しく出来てね。そこが評判がいいとやらで、こっちの参拝客が減る危機にあるのよ!」
…それは活動をしないあんたがわるい。この時、この言葉を聞いた全員が思っただろう。
「…なあ、それは活動をすればいいんじゃないか?」
魔理沙が正論を言う。
「う、うるさい!とにかく、さっさと行くわよ!」
そう言って二人はスピードを早めた-
-一方。
「輪花ー?いるー?」
朱莉が輪花を呼ぶと、
「どうしたの?」
転送魔法で朱莉の横に突如輪花は現れた。
「わっ!?…やめなさいよ心臓に悪い。」
「ごめんね。風雅は?」
「ああ、いたわよ。樹の幹にもたれかかってた。」
「あ、そうだったんだ。…で、用は何?」
すると、朱莉は空を指さし、
「あそこの方に魔理沙が飛んでいったわ。霊夢に半強制連行されてね。ついてきてくれって。」
「あそこって……。」
輪花はつぶやく。
「僕が秋の精を止めた時に行った方角じゃ?」
「ああ、そういえばそうね。まあ、風雅は?」
「ここにいるぞ。」
「…そ。じゃ、行くわよ!」
そう言って三人は飛んでいった-
作者「はいおしまい。」
輪花「短い。」
朱莉「浅い。」
風雅「ダメだな。」
作者「………風雅は指摘にもなってないな。しかもみんな短いし。」
輪花「では次回、#9『行き違い』ここまで見て下さりありがとうございました!」
作者「え?」
朱莉「では!」
作者「…えー……。」