魔理沙の弟子は方陣使い。   作:破片

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#13 再開

「さあ、ここあたりね……。」

 

 霊夢がそう言って五人は降り立つ。

 

「そういえば、そっちは何かあったの?」

「ああ、河童と厄神が邪魔してきてね、魔理沙が多少負傷したわ。」

「でも、大丈夫だぜ!」

 

 輪花の質問に霊夢が答える。魔理沙はまだ元気なようだ。

 

「じゃ、行きましょう!」

 

 朱莉の声で、五人は動き出した-

 

 

 

 

 

 

 

-一方。

 

「ほら、うまく焼けたよー!」

 

 そう言って一人の少女…いや、神が、目玉が付いている帽子をかぶった少女に焼き芋を渡す。

 

「お、ありがと…あちっ!」

「熱いのは当たり前でしょ?」

 

 少女が熱がったのを見て、神は笑う。

 その神-豊穣の神、秋穣子は、あと二人の女性にも焼き芋を渡した。

 

「はい、どーぞ!」

「あ、ありがとうございます!」

「こういうのも、たまにはいいねえ。」

 

 そう言ってそれぞれが焼き芋を受け取った。

 一人は緑色の紙に、蛙と蛇の髪飾り。青と白の巫女服を着ている。

 もう一人は、背中にしめ縄を背負っていて、胸元に鏡があり、服は上は赤く、下はえんじ色のスカートを履いている。

 

「にしても、妖怪の山が騒がしいようだけど…。」

 

 そう言って、紅葉の神-秋静葉が向こうを見た。

 

「まあ、後々くるさ。」

 

 そう言って、焼き芋を食べ終わったのは、先程、一番に焼き芋を受け取った、あの少女。土着神-洩矢諏訪子である。

 

「そうだねえ…。おや、来るかね。早苗!」

「は、はい!」

 

 少女に指示をした女性は、神道の神-八坂神奈子である。

 それに答えた女性は、この守矢神社の巫女-東風谷早苗だった。

 

 

 

 

「…ここが守矢神社?」

 

 そう言って霊夢が一番に降り立つ。

 

「まあ、そうだろうな…。」

「神がいるってさ。」

「二体、ってあの大天狗は言ってたわね。」

「まあ、言ってみればわかるだろう。」

 

 そして、魔理沙、輪花、朱莉、風雅が降り立った。

 五人が鳥居をくぐって、見たものは-

 

「…あ、またあの姉妹だ。」

 

 一番に輪花が声を出す。

 

「あれが巫女ね…。」

 

 霊夢が構えた。

 

「そうだな…!?」

 

 風雅が目を見開いた。

 

「…?どうしたの、風雅?」

 

 と、霊夢が改めて向こうの方を見ると…。早苗も驚いていた。

 

「…?風雅、あいつと知り合い?」

 

 すると、風雅の口から漏れた言葉は-

 

「早苗…さん?」

「風雅……くん?」

 

 早苗からも思わず言葉が漏れる。と、諏訪子と神奈子は、顔をこわばらせていた。

 

「…神奈子、今のうちに下がったほうが…。」

 

 そう言って諏訪子は神奈子を下がらせようとするが、

 

「…いや、いいさ。来るなら来いだよ。」

 

 神奈子はそう言って構えた。

 

-と、風雅が二人の方を見た。刹那。

 ……風雅はその場から消えていた。

 

-キィン!

 

 「「「「「「「……………え?」」」」」」」

 

 思わず七人は声が漏れでた。なぜなら-

-風雅が神奈子に向かって抜刀術で向かってきたのである。

 神奈子は、オンバシラで防いでいた。

 

「…っ!まあ、師匠にはかなわないようだね。」

 

 そう言って神奈子は風雅の方を見た。

 

「…ああ。あの人は超えられん。」

 

-風雅からは、他のの七人がわかるほど、おびただしい量の殺気が漏れでていた。

 諏訪子は顔をうつむき、押し黙っている。

 

「え、え?風雅くん?」

 

 早苗が声をかけるが、その声は風雅には届いていなかった。そして-

 

「…師を殺めたこと…その生命を持って償ってもらう!」

 

 そう言って、風雅は二刀流になった。




作者「さあ、風雅は神奈子とも知り合いで早苗とも知り合い。つまりかなりの(ピチューン」
輪花「ほんとに、風雅あの時消えたよね。」
朱莉「早かった…。」
作者「次回、#14『風雅の過去』ここまで見て下さりありがとうございました!」
三人「では!」
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