古代はやっぱり苦手だ~。
…というより東方wikiが見れない…だと…。
ごめんなさい!大きく飛ばします!
…風雅の過去、短い。まあ、結構カットしましたけど…。
-風雅が凰牙の刀を持ち、殺そうとした時。
「まちな!」
諏訪子がやってきた。
「……いいさ。この諏訪の国、降伏するよ。」
「なっ!?」
「これで、もう、殺したらダメさ。戦は終わったんだ。」
「…………っ!!」
風雅は、向こうに行ってしまった。
「……良かったのかい?」
神奈子が諏訪子に聞く。
「ん?ああ、いいさ。もう負けだろうと思ってたしね。」
「そっちじゃないんだよ。」
その言葉を分かっていたかのように、諏訪子の顔が暗くなった。
「……仕方ないさ。どうせ、戦ってもあんた相手じゃ負けてただろうしね。」
「‥まあ、最後のあの剣術は、綺麗だったけどね…。」
そう言って神奈子は思い出した。最後に凰牙が放った、最終奥義。
-綺麗に舞い、切り、動く。全てが演技のように。切られて、出る血までもがその技の一つに取り入れられているのではないのかと思うほどだった。
「…まあ、こっちの民たちをちゃんと進行してくれないとね。」
「……ああ、そこはちゃんと保証するよ。」
こうして、諏訪の国は大和の国の支配下に入った-
-数日後。
「…まだ、風雅は帰ってきていないのかい?」
神奈子の言葉に、諏訪子は首を振った。
「…うん。道場にもいなかったよ…。」
「そうかい…。」
そう言って神奈子は遠くを見た。
「…まあ、これは風雅次第さ。帰ってくるなら帰ってくるだろうし。…中に何かあったかい?」
「いや。武器以外は。…ただ。」
「ただ?」
「もう、うっすらと武器に埃が積もり始めている倉庫があったんだ。…そこから、刀…二本分くらいかな、埃がなかったんだよ。」
「…風雅が持っていった、と考えるのが普通だろうねえ。」
「でも、風雅は持っていたのも合わせて、二本の刀をどうするんだろう?」
「さあ。それも本人次第さ。」
「それに…。」
そう言って諏訪子が取り出したのは、風雅自身が使っていた両刃剣と、凰牙が使っていた刀。
「これは置いていったんだよね‥。」
「ふん……。」
どれほど考えても、神の二人にはわからなかった。
-風雅は、歩いていた。
どこに行くのかも分からない。ただ、歩く。歩きたかった。
倉庫を覗いたら、ふと見つかった、紫色に光る峰が沿っていない、不思議な刀。
…気がつけば、持っていた。
そして、歩き出した。
既に足はフラつき、今にも倒れそうだった。
そして-
「……ん?」
ゆっくりと風雅は目を覚ました。
「大丈夫?」
覗きこんだのは、一人の女性。
「ここは?」
風雅の質問に、女性は答えた。
「…ここは白玉楼。あなた、倒れてたのよ~?」
「あ、ああ。申し訳ない。」
そう言って風雅は立ち上がった。が、まだ体力が回復していないようで、ふらついてしまう。
「ああ、まだ寝ておいたほうがいいわ~。」
そう言って女性に心配をかけてしまった。
「名前は?」
そして、風雅に質問した。
「…創漸風雅です。」
「私の名前は西行寺幽々子よ~。で…。…何故刀を二本持っていたのかしら?」
その言葉に、風雅は一瞬固まったが、
「実は…。
-ということです。」
風雅の説明が終了した。
「…なるほど…。では、死んでいる可能性も否定はできないわね~。」
「え?」
「…ここは冥界。死んでいるものが集う場所…。」
と。
「大丈夫。貴方は死んでいないわよ。」
スキマが開き、一人の女性が出てきた。
「私は八雲紫。」
「はあ…。」
いきなり死んでいないと言われ、自己紹介だけされた。風雅は思わずぽかんとした。
「…ねえ。貴方、第二の人生を歩む気は無いかしら?」
「…はい?」
第二の人生?
「そう。もし望むのなら…。貴方を外界へ飛ばす。」
「……外界!?」
「ええ。はっきり言って…貴方、ほとんど死んでるわ。」
「え?」
「……何も聞いていないみたいね。いいわ、教えてあげる。貴方は半人半妖。しかも、妖怪は『無失』という不老の種族。…死んでるのは、人間のほうよ。まあ、無失自体人間に近い妖怪だから、姿はそのままだけど。」
………自分が半人半妖で、人間の方はほぼ死んでいて、不老?
「…紫。もしかして…。」
「……ええ。恐らく、外界で倒れたあと、どのくらいか分からないほど長い月日、さまよって、ついたのはこの冥界。……不老なだけで、餓死とかはするのよね。…なぜか、死んでいないけど。」
「……それで、外界に行くと、どのようなことが?」
その風雅の質問に、紫は扇を口に当て、
「そうね…。長所は、記憶が今のまま、人間の部分が生き返る。これは、貴方は死んでいないから、私は罪にもならない。…短所は、そうやって飛ばした時、どのくらい過去、未来にいくか。」
その言葉に、風雅はしばらく考えたあと、
「……お願いします。」
「いいわよ。じゃ、目をつむって。」
そして、風雅は、自分が地面と離れた感覚がした。
「…じゃ、楽しんできなさい。」
「……ん?」
風雅はゆっくりと目を覚ます。
と、あったのは、一枚の紙。
『…かなり年が経っちゃったわ。貴方ぐらいだと、高校生ね。まあ、場所は指定したから、頑張りなさい。』
そして、あったのは、制服。
「…?…あ、刀をおいてきたか…。」
そして、風雅の外界の生活が始まった-
-数カ月後。それでわかったことは-
風雅は高校二年生だった。
転校生としてすんなりと迎えられた。これも紫の能力だろうか。
-一番苦労したのが、友達作りということは、風雅の性格からしてわかるだろう。
寮に住むことになったが、部活には入っておらず、大抵放課後は暇なのだ。
-と、近くに神社を見つけた。
「……?こんなところに神社があったか?」
そう思い、風雅は足を踏み入れようとした、刹那。
「ぐうっ!?」
いきなり、地面から電流が走ってきた。そして、そのまま風雅は地に伏せる。と、
「妖怪ね!」
そう言って御札を構えて走ってくる緑色の紙が見えた。と、
「え、うそ……。」
その女性が止まった。…と、ここで風雅の意識は途絶えた-
「……ん?」
「あ、あの、大丈夫だった?」
風雅は起きた直後、声をかけられる。そこを見ると-
「…ああ、確か、名前は-」
「早苗。東風谷早苗。」
そう言った少女-東風谷早苗。風雅とはクラスメイトなのだ。と、
「早苗~。どうしたんだ……い?!」
風雅も声がした方を見て、驚いた。そこにいたのは-
「…諏訪子、様……?」
「………久し振りだね、風雅。」
紛れも無い、諏訪子だった。
「…本当に不老なんだね。」
「え、ええ。そう、紫という女性から伝えられました。」
「ああ。……何年経ってると思う?」
「え?……さあ。一千年くらい…ですか?」
「いいや、違うよ。諏訪大戦から…。そうだね、ざっと4300年位たってるかな?」
「……え?」
さすがに風雅は驚いた。何度気絶したかわからないが、まさかそこまで経っていたなんて。
「あの…。お知り合いですか?」
早苗がおずおずと聞いてきた。
「あ、ああ。昔のね。…おっと、紹介していなかったね。彼女は早苗。神社の新しい巫女さ。」
「はあ…。」
「よろしくお願いします!」
「…諏訪子様。」
「…?なんだい?」
「神奈子はどうしてますか?」
「…………………………。」
諏訪子はもはや何も言わない。
「神奈子?-」
早苗が続けて言おうとした言葉を、
「ああ、大丈夫。もういないよ!…さ、もう、寮で夕食の時間だろう?いった!」
「あ、はい。」
そして、風雅は立ち上がった。
「あの…お騒がせしました。」
「いいさ。毎日来てもいいさ。暇だろ?」
「……それは…。」
「否定出来ないんだろう?」
もはや、早苗は置いてけぼりをくらっている。
「では。」
風雅はそう言って神社を出て行った。
その時、早苗はふと思う。
(何故風雅くんに妖怪退治用地雷御札が効いたんだろう…。)
-1年後。諏訪子に誘われるままに、風雅はほとんどの日、神社に行った。
早苗とも話すようになり、ようやく、まともに話せる友だちができた。うん。
……話がずれかけた。(※すみませんm(__)m)
-そして。
「お久しぶりね。」
再び、スキマから紫が現れた。
「…何用ですか?」
「幻想郷に、戻る気はないかしら?」
「…何故?」
「あなた、不老だから、後々変な目で見られるわよ?」
「…………。」
事実そうである。あれから、身長、体重とも、一切変わっていないので、一部からは奇怪な目で見られていた。
「………まあ、帰るか帰らないかは、あなた次第よ。」
「なぜ、そこまでする?」
「……正直に言うわ。貴方が大事ではない。…貴方の種族が大事なのよ。無失…貴方の種族、ほとんど消えかけてるわ。」
「……そうか。」
「で、どうするの?」
「……………帰ろう。」
紫のためではない。自分がそう思ったからだ。そう答えたとき。
「じゃあ、これを持って行きなよ。」
後ろから声がかかった。振り返ると、諏訪子が、あの両刃剣と刀を持っていた。
「…腕は訛っているだろうけどね。」
「…ありがたい。」
そう言ってその二本を受け取る。
「…じゃ、行くわよ。」
そして、紫によって飛ばされた-
-そして。
「…失礼する。」
ボロボロの赤い巫女に聞いた。
「…ここは、幻想郷か?」
作者「二話で終わったwいつものようだったら五、六話は行けましたね。」
輪花「暇。」
作者「終わった。」
朱莉「同じく。」
作者「終わったっての!」
輪花「ここまで見て下さりありがとうございました!」
作者「次回、#16『仇討ち』では!」