魔理沙の弟子は方陣使い。   作:破片

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最強の伏線、それは、第一部と第二部をまたいだ伏線(`・ω・´)異論は認める(えw


#20 一つの間違い

-白玉楼。そこでは-

 

「幽々子、やめなさい。」

「なぜ?私はただ桜の満開がみたいだけよ~。」

 

 紫と幽々子の壮絶な戦いが行われていた。

 口調はどちらも落ち着いているが、動きはかなり激しい。

 一方、藍と橙は-

 

-地に伏していた。

 

 「…こんなものね…。」

 

 そして、刃がダイヤの形をした、普通の槍をしまう一人の少女。服装はピンクを基準としているが、髪は茶色く、頭からおおきな桜の花びららしきもの2つ出ていて、それが耳に見える。

-春の精である。

 

「あら?終わったの~?」

 

 幽々子は春の精-フィアに声をかけた。

 

「ええ、まあ、強かったわ。」

 

 そう言って階段の方を見た。そこからやってきたのは-

-一匹の朱雀だった。

 

「…これはマズイわね…!」

 

 霊夢は西行妖を見るなり、つぶやいた。なにせ、ほとんどの花が既に蕾をつけていた。それに、この春度の量。もう少しで満開になりそうだ。

 

「…って、紫!?」

「霊夢、遅いわ。待ってたのよ。」

 

 相変わらず口調はゆったりしているが、弾幕の激しさは増していく一方だ。

 

「あら?…フィア~、お願いね~。」

 

 幽々子はフィアに声をかけた。

 

「分かったわ。」

「…あんたは誰?」

「私は春の精、フィア。…他のみんなはやられたみたいね。」

《…春の精…?っ!?…まさか…!」

 

 朱莉が戻りながら気がついた。

 

「あの、亜紀たちの異変のときの…!?」

「そう。本体がやられれば、消えると思った?…じゃあ、春を邪魔されるのは困るのよ。」

 

 そして、フィアは構えた。

 

「西行妖があそこまで行けたのは、この春の精のおかげってことね…!」

 

 霊夢が構えた。

 

「…(あの式)が倒されたほどね…。朱莉!」

「ええ!」

 

 そして、朱莉も構えた。

 

「…私は粘ってるだけでいいのね?」

「ええ、そうよ~。」

 

 幽々子に声をかけ、確認をとった刹那、

 

「春符『桜花片(さくらかへん)の舞』!」

 

 いきなりスペルカードを使用し、視界が桜の花びらで遮られる。

 

「…っ!時間稼ぎね‥!だったら、神技『八方鬼縛陣』!」

 

 霊夢がスペルカードを使用して、桜の花びらを吹き飛ばす。そして、フィアのいた方を見たが-

 

「どこ見てるのかしら?」

 

 フィアは上にいた。

 

「春符『枝垂桜』」

 

 そして、桜の花びらの形をした弾幕が、大量に霊夢達の向かって降り注ぐ。

 

「朱雀『飛来する羽刃』!」

 

 が、朱莉が素早くスペルを発動させ、相殺した。しかし、フィアはもうそこにはいない。

 

「早いわね…。」

 

 霊夢と朱莉は背中合わせで構えた。と、その時。

 

「春符『千本桜』」

 

 フィアの声のみが聞こえ、周りが弾幕に包まれた。

 

「繋縛陣!」

「玄武『六甲の亀壁』!」

 

 ともに技を使って、弾幕を必死に防ぐ、それにより-

-上からやりを向けて落ちてくるフィアに気が付かなかった。

 

「春符『大桜片突(だいおうへんづき)』!」

 

 そして、大きな花びらに見えるフィアが、二人の真上に落ちてきた-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ!」

 

 妖夢が一歩下がり、間合いを撮ろうとするが、風雅がそれを許さない。すぐに間合いを詰め、切り込んでくる。それにより、ジリジリと後退していく。

-が、妖夢は、後ろにもうひとりいた。そして、その妖夢が刀を振り下ろす-が。

 

-キィン!

 

 風雅は素早く防ぐ。

 

「なっ!?」

 

 妖夢は一瞬動揺したが、前後から二人で斬りつけることにし、反撃に出ようとした。

 

「甘い。」

 

 が、風雅は次々と二本の刀で防ぐ。四本の刀を相手に、だ。

 

「くそっ!何故だ!」

 

 それは、風雅の師匠、凰牙にあった-

 

 

 

 

 

「ほら、いくで!」

 

 そして、凰牙が構えた刀の数は-十本。

 二本は確かに持っているが、残りの八本は凰牙の近くで浮いていた。

 

-そう、風雅は『乗』と『連』。凰牙は『刀』だった。

 

 

 

 

 

「アレに比べれば、この程度‥!」

 

 そして、風雅が反撃に出る。が、刀は妖夢をすり抜けた。

 

「…!半霊か。」

 

 そして、周りを見た-が、

 

「…!?」

 

 妖夢が大量にいた。二体や三体ではない。八方向に、計16本の刀が風雅を襲う。

 

「…っ!二乗!」

 

 素早く刀に赤い光をまとわせ、防いでいく。が、

 

「もらった!」

「なっ!?」

 

 刀と剣を一斉に襲うことにより、刀と剣を弾いて、体制を崩し-

 

「はぁっ!」

 

 その隙に他の妖夢たちの刀が風雅を襲った。

 

「ぐうっ…!」

 

 そして、風雅は叩き伏せられた-




作者「剣士同士の戦いは難しい。」
輪花「大変だねえ。」
作者「補足です。何故フィアがあそこまで強いのかというと、一番強いのがフィアで、実力は他の精よりかなり飛び抜けてあります。凰牙の『刀』は、その名の通り、『○刀流』です。二本以上だと宙に浮きます。スゲー。」
輪花「次回、#21『師の言葉』ここまで見て下さりありがとうございました。」
作者「では。」
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