魔理沙の弟子は方陣使い。   作:破片

31 / 58
‹さあ、再び一ヶ月の時を超えて、ソロモンよ、私は帰ってk(ピチューン
‹……本当にごめんなさい。続きを必死に思い出しの、でも思い出せずやる気が失せてます…。


第Ⅹ章 地下地霊-今宵闇に呑まれるは剣士-
#27 雪の流れに抗うは一本の水柱


-幻想郷の季節は、白銀の雪が降り注ぐ冬。

-そこでの、魔理沙宅。

 

「…暇だぜ……。」

 

 魔理沙が相変わらずそうぼやく。すると、

 

「……その言葉言うのやめてくれない?」

 

 輪花が制した。

 

「?どうしてだ?」

「何故か魔理沙がその言葉を言う度に異変が始まってる気がするから。」

 

 その言葉に、魔理沙はニヤリと笑い、立ち上がった。

 

「え、ちょっと、どこいくの?」

 

 輪花は慌てて魔理沙のあとについていく。

 魔理沙は家の外に出た。

 

「…じゃあ、こうすればいいんだな。」

 

 すると、魔理沙は大きく息を吸い込む。

 

「…え、まさか-」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「暇だあああぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-刹那。

 

 博麗神社で、水柱が高く上がった。

 

「よっしゃ、いくぜ!」

 

 魔理沙はそう言うと、箒に乗り、さっさと飛んでいってしまった。

 

「……嘘…。」

 

 輪花はしばらく呆然としていたが、大きなため息を付き、飛んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「霊夢ー、じゃまするぜー!」

「邪魔するなら帰れ!」

 

 変わらぬ挨拶を交わし、魔理沙は箒を降りる。

 

「なんか立ち上ってたが…何だありゃ?」

「…間欠泉よ。」

 

 確かに、水しぶきだけでなく、煙ものぼっている。

 

「おわぁ……。」

 

 その壮大さに魔理沙も思わず声を漏らす。

 

「…やはり来たか。」

 

 輪花が言葉のする方を向くと、風雅が立っていた。

 

「あ、風雅。」

「散歩の途中で見かけてな。……。」

「?」

「……いや、気のせいだと思うが、魔理沙の声が聞こえたあとにこの間欠泉が立ったような……。」

「あ、あはは…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…で、霊夢。」

 

 魔理沙が霊夢に話しかける。

 

「何よ。」

 

 そう言って魔理沙の方を向いた霊夢の目は、怪しく光っていた。

 

「どうするんだ?まさかこれを-」

 

 参拝に利用するんじゃないだろうな、と言いかけた魔理沙の言葉を遮り、

 

「そうよ、悪い?」

 

 それだけ霊夢はいった。

 

「…お前なぁ…少しは努力ってものを…。」

 

 流石の魔理沙も思わず溜息である。

 

「あら、運も実力のうちって-」

「私がやれといったのは努力だ。」

 

 そのような事を言いながら、霊夢達は博麗神社の境内へと入っていった。

…この時、朱莉がいれば早めに気がつけたはずである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「-で、どうだい?」

 

 スィスは声をかけた。一人の少女に向かって。

 

「はい、大丈夫です。……。」

 

 だが、その少女はまだ若干戸惑っている様子。

 

「…まあ、慣れないよな、性転換なんて。」

「…はい…。」

「…どうだい、独立した気分は。」

「……。」

「どうした?」

「…沙紀は…。」

「ああ、戻ったよ、だから君も独立できた、まあ、複雑だろうけどね…。」

「………。」

「それと、君の種族はまだわからない。」

「はい…。」

「…まあ、まだ時間はかかる、その分焦らずに考えればいいさ。」

「………。」

 

-静かに風が通り抜けた。

 

「…改めて歓迎しよう。ようこそ、忘れ去られしものが集う、幻想郷へ。…有間(ありま) 亜紀(あき)。」




‹久しぶりのでした。
輪花「本当に遅いね…。」
‹…すみません。
風雅「まあ、これから地霊殿なわけだ。」
‹…うわ話すこともないよ。
輪花「…………。」
‹……次回、#28、『変化する水から湧き出るは異型の霊』、ここまで見て下さりありがとうございました、では。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告