「…誰だ?」
風雅はルーミアの方を見ながら聞く。
「…私はルーミア。」
その声は、いつもの明るいルーミアの声ではなかった。
「…周りにいるのは…。」
ルーミアの周りにいたのは、あの、間欠泉とともに出てきた、地霊達だった。
「……この地霊達が、私に闇を与えてくれてるの。」
「…そうか。…悪いが、少し大人しくなってもらおうか。」
そう言うなり、風雅は二本とも剣を抜いた。
「…何で?」
「…汝が危険だと思ったのでな。」
「…危険?何言ってるの?」
そうルーミアが言った途端、辺りが急激に暗くなり始めた。
「…。」
風雅は落ち着いて、再びルーミアの方を見た。そのルーミアは-
-大人の姿になっていた。
地霊達の恨み等がつもりにつもり、闇となってルーミアに力を与えたため、封印が解けてしまったのだ。
「……それが本来の姿か?」
「ええ…。…見逃すことは…」
「ダメだろう。スキマ妖怪も察するだろうな。」
「そう…なら…。」
そして、ルーミアは十字型の、黒い大剣を構えた。
「…消えてもらおうかしら。」
「……来い。」
「さあ、溶けてしまえ!」
そう言いながら、お空は次々と爆発する弾幕を発射していく。
それらを避けながら、霊夢と魔理沙は話していた。
「…あいつ、何なのよ。」
「究極の力を試すとか言ってたぜ。」
「究極の力?」
「確か…何とか融合って…。」
「とりあえず、あいつが間欠泉の犯人だ。」
「…なら、とっとと決めるわよ!」
そして、霊夢と魔理沙がお空に突っ込んでいく。
「核熱『ニュークリアフュージョン』!」
と、ここでお空が二枚目のスペルを発動させた。
超巨大な弾幕が発生する。
「でっかっ!」
思わず霊夢はそう言うが、
「6つか、だったら…星符『サテライトイリュージョン』!」
魔理沙がスペルを発動させると、魔理沙の周りに、6つの玉が現れた。そして-
「行けっ!」
そう言うと、周りの6つの玉が高速回転を初め、超大型の弾幕を打ち消していく。
が、お空の放つスペルは超高温。
いくら遠心力で飛ばすとはいえ、一つの弾幕を消す度に一つ、魔理沙の玉が消えていく。
「あ、危ねぇ…。」
が、お空の弾幕も6つ、魔理沙の玉も6つ。相打ちに終わった。
「霊夢、今だ!」
「夢符『退魔符乱舞』!」
そして、霊夢が大量の退魔符を投げ、弾幕を消しつつ、お空に当たる。それにより、スペルブレイクとなった。
「…霊夢のそれ、スペカか?」
「え?」
「だって、ただ御札を投げてるだけじゃないか。」
「…う、うるさいわね、ブレイクしたからいいじゃないの。」
そして、お空が二人の方を向き-
「焔星『フィクストスター』」
三枚目のスペルを発動させようとした時-
「ぁぁぁぁああああ!」
何かがお空の横に激突。
「「痛っ!?」」
ぶつかったものとぶつかられたもの、二人が同時に声を上げた。そのぶつかってきたものとは-
「-輪花!?」
魔理沙が一番に声を上げた。
「…あ、魔理沙…うぅ…鬼って、やっぱり鬼だ…。」
「…大丈夫?」
「何とか…。」
そう言って、輪花はゆっくりと起き上がった。そして、お空の方を見る。
「…あれは?」
「異変の首謀者よ。」
「……そう。…ところで、風雅が全く喋らないけど…。」
「あいつ、無口でしょ?」
「…そうだね。」
「さあ、行くぜ!」
「……っ…!」
風雅は受け身を取る。
「…甘いわね…。」
ルーミアの周りからは、闇が放たれている。
「………。」
風雅は、周りを闇で包まれているため、目が見えにくくなっている。
「…。」
そして、別の刀二本に手をかけた-
‹終わった。
風雅「…。」
‹100話記念?ああ、ネタもないし何もない。私には何もn(((
輪花「これ、地霊殿100話目超えちゃうよね…。」
‹うん。恐らく…。次回、#33『異変を解くは異変解決者』ここまで見て下さりありがとうございました。
…活動報告にて100話記念の内容、募集します。