魔理沙の弟子は方陣使い。   作:破片

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#32 闇を支配するは人食い妖怪

「…誰だ?」

 

 風雅はルーミアの方を見ながら聞く。

 

「…私はルーミア。」

 

 その声は、いつもの明るいルーミアの声ではなかった。

 

「…周りにいるのは…。」

 

 ルーミアの周りにいたのは、あの、間欠泉とともに出てきた、地霊達だった。

 

「……この地霊達が、私に闇を与えてくれてるの。」

「…そうか。…悪いが、少し大人しくなってもらおうか。」

 

 そう言うなり、風雅は二本とも剣を抜いた。

 

「…何で?」

「…汝が危険だと思ったのでな。」

「…危険?何言ってるの?」

 

 そうルーミアが言った途端、辺りが急激に暗くなり始めた。

 

「…。」

 

 風雅は落ち着いて、再びルーミアの方を見た。そのルーミアは-

-大人の姿になっていた。

 地霊達の恨み等がつもりにつもり、闇となってルーミアに力を与えたため、封印が解けてしまったのだ。

 

「……それが本来の姿か?」

「ええ…。…見逃すことは…」

「ダメだろう。スキマ妖怪も察するだろうな。」

「そう…なら…。」

 

 そして、ルーミアは十字型の、黒い大剣を構えた。

 

「…消えてもらおうかしら。」

「……来い。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、溶けてしまえ!」

 

 そう言いながら、お空は次々と爆発する弾幕を発射していく。

 それらを避けながら、霊夢と魔理沙は話していた。

 

「…あいつ、何なのよ。」

「究極の力を試すとか言ってたぜ。」

「究極の力?」

「確か…何とか融合って…。」

「とりあえず、あいつが間欠泉の犯人だ。」

「…なら、とっとと決めるわよ!」

 

 そして、霊夢と魔理沙がお空に突っ込んでいく。

 

「核熱『ニュークリアフュージョン』!」

 

 と、ここでお空が二枚目のスペルを発動させた。

 超巨大な弾幕が発生する。

 

「でっかっ!」

 

 思わず霊夢はそう言うが、

 

「6つか、だったら…星符『サテライトイリュージョン』!」

 

 魔理沙がスペルを発動させると、魔理沙の周りに、6つの玉が現れた。そして-

 

「行けっ!」

 

 そう言うと、周りの6つの玉が高速回転を初め、超大型の弾幕を打ち消していく。

 が、お空の放つスペルは超高温。

 いくら遠心力で飛ばすとはいえ、一つの弾幕を消す度に一つ、魔理沙の玉が消えていく。

 

「あ、危ねぇ…。」

 

 が、お空の弾幕も6つ、魔理沙の玉も6つ。相打ちに終わった。

 

「霊夢、今だ!」

「夢符『退魔符乱舞』!」

 

 そして、霊夢が大量の退魔符を投げ、弾幕を消しつつ、お空に当たる。それにより、スペルブレイクとなった。

 

「…霊夢のそれ、スペカか?」

「え?」

「だって、ただ御札を投げてるだけじゃないか。」

「…う、うるさいわね、ブレイクしたからいいじゃないの。」

 

 そして、お空が二人の方を向き-

 

「焔星『フィクストスター』」

 

 三枚目のスペルを発動させようとした時-

 

「ぁぁぁぁああああ!」

 

 何かがお空の横に激突。

 

「「痛っ!?」」

 

 ぶつかったものとぶつかられたもの、二人が同時に声を上げた。そのぶつかってきたものとは-

 

「-輪花!?」

 

 魔理沙が一番に声を上げた。

 

「…あ、魔理沙…うぅ…鬼って、やっぱり鬼だ…。」

「…大丈夫?」

「何とか…。」

 

 そう言って、輪花はゆっくりと起き上がった。そして、お空の方を見る。

 

「…あれは?」

「異変の首謀者よ。」

「……そう。…ところで、風雅が全く喋らないけど…。」

「あいつ、無口でしょ?」

「…そうだね。」

「さあ、行くぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……っ…!」

 

 風雅は受け身を取る。

 

「…甘いわね…。」

 

 ルーミアの周りからは、闇が放たれている。

 

「………。」

 

 風雅は、周りを闇で包まれているため、目が見えにくくなっている。

 

「…。」

 

 そして、別の刀二本に手をかけた-




‹終わった。
風雅「…。」
‹100話記念?ああ、ネタもないし何もない。私には何もn(((
輪花「これ、地霊殿100話目超えちゃうよね…。」
‹うん。恐らく…。次回、#33『異変を解くは異変解決者』ここまで見て下さりありがとうございました。

…活動報告にて100話記念の内容、募集します。
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