-数日後。
「……よし!」
そう言って魔理沙は机から立ち上がった。
「どうしたの?」
輪花は魔理沙に聞くが、
「ああ、新しい魔法をな!」
魔理沙はそれだけいうと、あっさりと家を飛び出していった。
「…最近、どうしたんだろう……。」
輪花は、最近、魔理沙が
あの魔理沙である、正直、何時どんな嘘をつくかわからない。
「……まあ、いいか。」
そうつぶやくと、輪花は本に目を落とした。
-数分後、魔理沙は博麗神社についた、が…
「……は?」
そこには神社はなく、瓦礫の山があった。
「え、おい、霊夢ー!」
慌てて魔理沙は霊夢のを呼ぶ。
「………。」
すると、霊夢が瓦礫の向こうからやってきた。
「なんだよ、これ?誰かに壊され…?」
「何って、誰よ。地震よ、地震!気が付かなかったの!?」
「地震……?」
神社が倒壊するくらいの揺れである。気が付かないほうがおかしいが-
「…いや?」
「…………。」
見るからに霊夢がこちらを睨んでいる、あからさまに疑っているようだ。
「いや、いくら私でも、こんなあからさまな嘘はつかないぜ!?」
「うるさい、こちとらやり場のない怒りをー!」
霊夢がそこまで言ったとき、魔理沙は今の霊夢には何を言っても無駄だと判断したのか、箒にまたがり、空へと飛び出す。
「あ、待ちなさ…?」
霊夢が魔理沙を見て追おうとしたとき、霊夢はあるものを見た。
「…緋色の雲……?」
その名の通り、緋色の雲である。
魔理沙もその様子に気が付き、戻ってくる。
「どうしたんだ、霊夢?」
「魔理沙………」
しかし、霊夢が言ったのは-
「…あれ、あんたが作ったんでしょ!」
緋色の雲を指さし、霊夢はそう言った。
「はっ?えっ、いy」
「じゃあ何であんたの方向にアレがあるのよ!」
「知らないぜ!?」
即座に降りてきたことを後悔した魔理沙である。
魔理沙は再び逃走した。
「待ちなさい!」
そして、急遽謎の弾幕ごっこが始まった-
「……どう、亜紀の調子は。」
とある場所で、千は苑斗に話しかける。
「ああ、上々だ、大丈夫だろう。」
そう言って、苑斗は外を見た。
「…流石。」
千のその言葉に、苑斗は苛ついたように少し声を荒らげた。
「…お前な、少しは自分の力を認めたらどうだ。お前だろ、亜紀の気を読み取って、どの能力がベストか見極めたのは。」
「そうだね。でも、それをやろうと思いついたのは苑斗だ。」
「そうだけどよ……。」
苑斗が次の言葉を続けようとした時、千の目が鋭くなった。
「…何かいる。」
「は?馬鹿な、いくらなんでも気がつくはず…」
すると、千は目をとじる。
「………。」
苑斗はそれを見て、何か言うのをやめた。集中の邪魔をしてはいけない、そう思ったのだろう。
「……そこっ!」
すると、千は何もいない筈のところに弾幕を一つだけ放った。すると-
「わあ、よく分かったね!」
その場所にいきなり、その少女は現れた。
「っ!?…そうか…」
苑斗は驚いたようだが、改めて思い直した。
「…いたなぁ…そりゃあ千だけしか気が付けない筈だ…。」
そう言って一つ、溜息をついた。
「ねえ、どうやって分かったの?教えて!」
その少女は、無邪気に千に話しかける。
「ああ、外気って、普通は何も無ければむら無く空気中にあるはずなんだよ。だけど、外気がない空間があった。…そうすれば、君の無意識の能力も関係ない。」
「そう、私の能力は『無意識を操る程度の能力』よ!」
「うん。…にしても、暇だったのかな?」
そう言って、千はその子の頭をなでた。
フリルをふんだんにあしらった可愛らしい格好。姉と同様、胸の辺りに第三の目を持つが、その目は姉と違い、閉じられている。そして、頭にかぶっているのは特徴的な帽子。
千は、その名前を読んだ。
「……古明地こいし。」
破片「終わり」
苑斗「」
破片「何?」
千「…何時ぶりだろう」
破片「本当ごめん(汗)」
苑斗「俺の名前変えやがって……。」
破片「アハハ(ピチューン」
千「……とりあえず、話が本編と半々に…(汗)」
破片「この裏話は実を言うと地霊殿の最後に付け忘れt(((←」
苑斗「………。」
千「…じゃあ、ここまで見てくれてありがとう、では。」