「はあぁぁぁっ!」
萃香の遠慮のない一撃が輪花を襲う。
「っ!」
輪花はそれをギリギリで避けるが-
「-っはぁっ!」
腕を振りきった勢いを利用して回し蹴りをする
「なっ…」
輪花はそれを避けられず-
「っがっ!」
脇腹を捉えられ、思い切り吹き飛ばされた。輪花はかなり遠くで地面に叩きつけられ、雪煙が舞う。
「…朱莉のを見てやってみたのさ。」
萃香は鼻を擦り、構え直した。
「…流石、『技の萃香』だね…。」
そう言って、輪花はゆっくりと立ち上がった。
「…っ…。」
輪花は立ち上がりながらも、脇腹を抑えていた。先ほどの一撃で、骨が数本折れたようだ。
「…あり…?」
「ありさ。これが私の戦い方だからね。」
…つまりは殺しさえしなければいい。そういうことである。
「…。」
輪花は、只々無言でレイピアを構えた。
「行くぜ!」
そして、魔理沙はマジックミサイルを打つ。
「ふっ!」
対する衣玖は、それを避けると、大きな雷弾をだした。
「なんだ、ずいぶん遅いな。」
それを魔理沙はグレイズしようとすると-
「っ!?」
いきなりその雷弾が弾け、魔理沙に当たった。
「あらら、残念ですね…。龍魚『龍宮の使い遊泳弾』」
すると、衣玖は今度は、右手を高く上げ、人差し指を天へと向けた。
「!それは…!」
魔理沙は慌てて移動を始める。そのすぐ後、魔理沙がいたところに、雷が次々に落ち始めた。
「くっそ…!」
魔理沙は移動に手いっぱいになっている。
「こうなったら!魔符『スターダストレヴァリエ!』」
魔理沙はいきなりスペカを発動し、衣玖に突っ込んでいった-が。
「甘い…。」
そう言うなり、衣玖は飛んで突進を回避する。と-
魔理沙がいるところ-衣玖の真下-に、雷が落ちた。
「ぐっ!?」
そして、魔理沙は上に跳ね上げられると同時に-
「光星『光龍の吐息』-」
衣玖は下におり、指先から巨大な電気の玉を発生させる。そこに魔理沙は捉えられてしまった。
「っ…くそぉ…!」
そして止めに-
「雷符『エレキテルの龍宮』」
巨大な雷が、魔理沙を襲った-
「ぐうっ!」
再び輪花は吹き飛ばされるが、今度は受け身を取って着地する。
「…鬼神『ミッシングパープルパワー』!」
そして、萃香は巨大化して輪花に拳を振り下ろす。
「陣符『吸力方陣砲』!」
拳の勢いを左手で吸収し、右手の魔法陣でレーザーをうつが-
-そこに萃香はいなかった。
「…甘いね。」
「…っ」
スペルの効果を素早く切ったのだ。よって、輪花のレーザーは虚しく空へと放たれ-
「四天王奥義『三歩壊廃』!」
萃香の三連打を、無防備に受けてしまうこととなった。
「あっ………」
輪花は今回は受け身もとれず、雪煙が舞う。
「…こんなところかい?それじゃ…。」
そう言って、萃香は雪を萃め始めた。すると、萃香は能力を発動させ、巨大な雪の玉を氷の玉にした…
「これで止めだ!」
そして、萃香は氷の玉を投げた-
-ズバッ
「……?」
が、投げた氷の玉は、途中で真っ二つに割れた。
「…まだ、終わってない……。」
そして、向こうにゆっくりと立ち上がる一つの影。
「…これ以上はやめときなよ、死ぬからさ。」
萃香はゆっくりと告げる。
「…陣符……」
「お?」
「『仭魔円』」
そして、輪花は二枚の魔法陣を萃香に向かって投げた。
「……。」
萃香は動かず。そして-
-二枚の魔法陣は、萃香のすぐ脇を通ってしまった。
「…命中力も欠けてるね…それじゃ…!」
そして、萃香は一瞬で間合いを詰め、鳩尾に拳を叩き込もうとしたところで-
「変化『定-炎陣-』!」
輪花の周りを炎が包んだ。
「なっ!?」
慌てて萃香は後ろへ飛び退く。
その炎が止んだ時-
-左目の緑色の目が、赤に変わっていた。
「…さあ、始めよう。」
<輪花は謎、俺でも分からん
輪花「ええ…。」
<まあ、これはあんなロイヤルフレアみたいな偶然ではありませんよ。
輪花「狙ったよ、ちゃんと。」
<まあ、それより心配なのは魔理沙さんで
輪花「…どうなったの?」
<ネタバレなるからダメ
輪花「えー…。」
<では、ここまで、見て下さりありがとうございました。