魔理沙の弟子は方陣使い。   作:破片

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#45 雷、光、密疎、炎

「はあぁぁぁっ!」

 

 萃香の遠慮のない一撃が輪花を襲う。

 

「っ!」

 

 輪花はそれをギリギリで避けるが-

 

「-っはぁっ!」

 

 腕を振りきった勢いを利用して回し蹴りをする

 

「なっ…」

 

 輪花はそれを避けられず-

 

「っがっ!」

 

 脇腹を捉えられ、思い切り吹き飛ばされた。輪花はかなり遠くで地面に叩きつけられ、雪煙が舞う。

 

「…朱莉のを見てやってみたのさ。」

 

 萃香は鼻を擦り、構え直した。

 

「…流石、『技の萃香』だね…。」

 

 そう言って、輪花はゆっくりと立ち上がった。

 

「…っ…。」

 

 輪花は立ち上がりながらも、脇腹を抑えていた。先ほどの一撃で、骨が数本折れたようだ。

 

「…あり…?」

「ありさ。これが私の戦い方だからね。」

 

 …つまりは殺しさえしなければいい。そういうことである。

 

「…。」

 

 輪花は、只々無言でレイピアを構えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「行くぜ!」

 

 そして、魔理沙はマジックミサイルを打つ。

 

「ふっ!」

 

 対する衣玖は、それを避けると、大きな雷弾をだした。

 

「なんだ、ずいぶん遅いな。」

 

 それを魔理沙はグレイズしようとすると-

 

「っ!?」

 

 いきなりその雷弾が弾け、魔理沙に当たった。

 

「あらら、残念ですね…。龍魚『龍宮の使い遊泳弾』」

 

 すると、衣玖は今度は、右手を高く上げ、人差し指を天へと向けた。

 

「!それは…!」

 

 魔理沙は慌てて移動を始める。そのすぐ後、魔理沙がいたところに、雷が次々に落ち始めた。

 

「くっそ…!」

 

 魔理沙は移動に手いっぱいになっている。

 

「こうなったら!魔符『スターダストレヴァリエ!』」

 

 魔理沙はいきなりスペカを発動し、衣玖に突っ込んでいった-が。

 

「甘い…。」

 

 そう言うなり、衣玖は飛んで突進を回避する。と-

 魔理沙がいるところ-衣玖の真下-に、雷が落ちた。

 

「ぐっ!?」

 

 そして、魔理沙は上に跳ね上げられると同時に-

 

「光星『光龍の吐息』-」

 

 衣玖は下におり、指先から巨大な電気の玉を発生させる。そこに魔理沙は捉えられてしまった。

 

「っ…くそぉ…!」

 

 そして止めに-

 

「雷符『エレキテルの龍宮』」

 

 巨大な雷が、魔理沙を襲った-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぐうっ!」

 

 再び輪花は吹き飛ばされるが、今度は受け身を取って着地する。

 

「…鬼神『ミッシングパープルパワー』!」

 

 そして、萃香は巨大化して輪花に拳を振り下ろす。

 

「陣符『吸力方陣砲』!」

 

 拳の勢いを左手で吸収し、右手の魔法陣でレーザーをうつが-

-そこに萃香はいなかった。

 

「…甘いね。」

「…っ」

 

 スペルの効果を素早く切ったのだ。よって、輪花のレーザーは虚しく空へと放たれ-

 

「四天王奥義『三歩壊廃』!」

 

 萃香の三連打を、無防備に受けてしまうこととなった。

 

「あっ………」

 

 輪花は今回は受け身もとれず、雪煙が舞う。

 

「…こんなところかい?それじゃ…。」

 

 そう言って、萃香は雪を萃め始めた。すると、萃香は能力を発動させ、巨大な雪の玉を氷の玉にした…

 

「これで止めだ!」

 

 そして、萃香は氷の玉を投げた-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-ズバッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……?」

 

 が、投げた氷の玉は、途中で真っ二つに割れた。

 

「…まだ、終わってない……。」

 

 そして、向こうにゆっくりと立ち上がる一つの影。

 

「…これ以上はやめときなよ、死ぬからさ。」

 

 萃香はゆっくりと告げる。

 

「…陣符……」

「お?」

「『仭魔円』」

 

 そして、輪花は二枚の魔法陣を萃香に向かって投げた。

 

「……。」

 

 萃香は動かず。そして-

-二枚の魔法陣は、萃香のすぐ脇を通ってしまった。

 

「…命中力も欠けてるね…それじゃ…!」

 

 そして、萃香は一瞬で間合いを詰め、鳩尾に拳を叩き込もうとしたところで-

 

「変化『定-炎陣-』!」

 

 輪花の周りを炎が包んだ。

 

「なっ!?」

 

 慌てて萃香は後ろへ飛び退く。

 その炎が止んだ時-

 

-左目の緑色の目が、赤に変わっていた。

 

「…さあ、始めよう。」




<輪花は謎、俺でも分からん
輪花「ええ…。」
<まあ、これはあんなロイヤルフレアみたいな偶然ではありませんよ。
輪花「狙ったよ、ちゃんと。」
<まあ、それより心配なのは魔理沙さんで
輪花「…どうなったの?」
<ネタバレなるからダメ
輪花「えー…。」
<では、ここまで、見て下さりありがとうございました。
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