魔理沙の弟子は方陣使い。   作:破片

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今回、第Ⅶ章、おそらく短いと思います。


第Ⅶ章 輪花開放
#1 始動


-あの異変から数年。

 

「おーい、輪花!」

 魔理沙が輪花を呼ぶ。

「なにー?」

 輪花の声が聞こえ、やってきた。

「材料調達頼めないか?」

「また?一昨日やったばかりでしょ?」

「いや、この頃異変がなくて暇なんだぜ。」

「…分かった、どれ?」

「ほら。」

 いつものように魔理沙はリストを渡した。

「…て、これ香霖堂の品物も入ってるじゃん。」

 輪花はリストを見て言う。

「いや、ちょっとした買い物なんだが…。」

 魔理沙は頭を掻きながら照れ笑いを浮かべる。

「はあ…。朱莉ー?」

 輪花は朱莉を呼んだ。

「何ー?」

 黒い耳が尖った朱莉はすぐにやって来た。

「ほら。香霖堂かキノコか、どっちがいい?」

 開口一番、輪花はそう言う。

「そりゃあ茸よ。私は獣なんだから。」

「じゃあ、僕が香霖堂だね。あーあ、いい加減弾幕打てるようにならないとな。」

 そんなことをぼやきながら、輪花は支度を始める。

「じゃあ、私は言ってくるわね。」

 朱莉はかごを取ると、魔理沙の家を出た。

「…なあ、輪花。」

 支度をしている途中に、魔理沙が訪ねてきた。

「…今度は何?」

 輪花はもはや半分うんざりとしている。

「お前、左目に何か違和感はないか?」

 魔理沙はいきなり質問してきた。

「…別に。なんで?」

 輪花は支度の手を止め、魔理沙に聞く。

「いや、左目あたりにまだ魔力を感じるんだ。」

「…そうなんだ。」

 輪花は支度を終え、

「じゃ、行ってくるね!」

「おう!風雅、手伝ってくれ。」

「別に構わないが。」

 魔理沙は風雅に手伝いを頼む。

「よし、じゃああれを-」

 普段の日常が始まろうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-スキマの中。

「…ほんとうに大丈夫なのですか?」

 紫が、振り向きつつ、その二人に聞く。

「だから、敬語は似合わないって言ってるのに、ゆかりん。」

 冗談交じりに声をかける、六枚の羽を持ったN。

 その隣には、白いローブをまとった、あの男が。

「ええ、そうだったわね。でも、貴方達の権威はね‥。」

 紫は指摘され、いつもの口調に戻す。

「‥本気、ですか?」

 藍もその二人に聞く。

「ああ、大丈夫さ。何も問題はないよ。」

 藍の質問には白いローブの男が答えた。

「藍さま、いったい何の話をしているのですか?」

 橙が藍の服を引っ張り、聞く。

「ああ、ちょっと待っててくれ。」

 が、藍は橙の質問にすぐに答えず、二人の方を向いた。

「何のために封じたか、分かってるの?」

 紫はそう聞くが、

「いつかは漏れだすでしょ、それに、今のままじゃ輪花はもう負け続けるだろうね。」

 ローブの男が言う。それに、Nが重ねて、

「まあ、あいつらだったら死なねーだろ。」

 と言った。

「そう、ですね…。ところで、貴方はまたNを名乗ってるの?」

「ああ、いいじゃねえか。」

「はあ。…まあ、頑張ってください。N()ature god、自然神…スィス。」

 その羽根を持ったN-スィスに声をかける。

「ああ、任せとけって!」

 スィスは笑う。

「じゃ、行きますか。…輪花の力の解放へ…。」

 ローブの男の言葉にNは頷き、

「じゃ、いこうぜ、ソラ!」

 その男-ソラとともに消えていった。




破片「いやっほーう!やっと能力開放だ…。」
スィス「まあ、俺らも参加。やっと名前が明らかになった。」
セン「まあ、本当の名前は違うんだけどね。」
破片「次回、#2『再開』の予定です。ここまで見て下さりありがとうございました!」
三人「では!」
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