…うーん…ここでいれよう…花映塚
#51 咲き乱れる花
「…静かね…。」
幽々子はそう言って、一人、西行妖の目の前に立っていた。
「……静かよ、朱莉…貴女が沈めてくれたお陰で…。」
独り言か、もしくは目の前の西行妖に言ったのか。
幽々子はそう呟いて、目を閉じる。
「……幽々子様…。」
暫くすると、妖夢の声が聞こえた。妖夢はそっと幽々子に椅子を差し出す。
「…ありがとう、妖夢。」
幽々子はゆっくり微笑むと、椅子に腰掛ける。
妖夢はただ、その場に膝立ちをする。
そして、暫しの沈黙が流れ-
「…静かね。」
「…そうですね…。」
それだけの会話が流れた。そこに-
「…あら…ここに寄ってみましたが…随分と霊が減っていますね。」
「…ふう。」
ゆっくりと霊夢が縁側でお茶を飲んでいる。その隣でお茶を飲んでいるのは-
「…ふう。」
魔理沙……ではなく、輪花だった。
「貴女ね、私は確かにああ言ったけど、来るのが遅すぎるわよ…。」
霊夢はそう言いながら、煎餅をとってかじる。
「あはは…ごめんごめん、だって魔理沙がもっと元気になってね…いつも話しかけてくるんだよ?そこら中飛んで回って…疲れるよ?」
輪花は苦笑しながらも楽しそうなのがにじみ出ていた。
「…大変ね…。」
霊夢は無表情で向こうを見やる。
「…でさ、不思議だね…。どの季節の花も咲いて。」
「え…?」
霊夢は思わず煎餅をとろうとした手を止めた。
「え?」
輪花は別におかしいと思わなかったようだ。
「…え、咲いてるの?どこの花も?」
「うん、そうだけど…霊夢、見てないの?」
「……。」
再び霊夢は考え込んだ。
「…輪花、これは異変かもしれないわね…。」
「…そう。異変解決者がそう言うならそうかもね…。」
輪花はそう言ってお茶を飲み終わる。
「…それで、どうするの?」
「解決するしか無いでしょう?」
すると、輪花は少し驚いた表情をした。
「…珍しいね、霊夢が……。」
「だって、ここまであからさまだと、解決しないと私がサボってるように見えるじゃない。」
その言葉に、輪花は溜息をついた。
「…はあ、はあ……。」
ある傷だらけの少女が、山道をふらふらの状態で歩いて行く。周りには、季節の花、全てが咲いている。
-と、不思議なことがおこる。
歩く度に、周囲の花が枯れていくのである。しかし、全てではなく、大方4、5割方といったところか。
それに比例するように、少女の傷がほんのすこしずつだが、癒えていくのである。
「…っ、良かったけど、これはひどいわね…それに何、この花…」
そうつぶやきながら、少女はゆっくりと歩いていく-
「亜紀…準備はいいか?」
「え、ええ…。大丈夫です…。」
「ん。」
亜紀の答えに苑斗は微笑む。
「じゃあ、俺らがサポートできるのはここまでだ、後は頑張るんだな。」
そう言って苑斗が去ろうとするが、
「…何故私をここまで…?」
亜紀はそれを引き止める。
…苑斗はその言葉に、向き直り、こういった。
「…ここは幻想郷だぜ?」
「え…?」
「それじゃあな。」
〈…うん、オリジナルだとやっぱり難しいってわかったから…
輪花「はあ…。」
〈お久しぶりです。これでもコラボ考えてるんですよ←
輪花「誰も来てないじゃん…。」
〈いや、大規模な
輪花「馬鹿でしょ?」
〈うん←
輪花「…。」
この章でようやく進みます…間の章は何だったのか…
ここまで見て下さりありがとうございました。