魔理沙の弟子は方陣使い。   作:破片

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言っておきますが、輪花は声はちゃんと高いですからね?


#3 輪花の正体

-上空。

「…さ、ついた。おーい、スィス!」

 千はスィスの名前を呼んだ。すると、

「やっと出番かい、待ちくたびれた。」

 スィスが浮かんできた。

 その姿は-

「Nか!?」

 魔理沙のみが反応した。

「おう、お久しぶりでっせ、魔法使いさん。」

 スィスは笑って魔理沙に言った。

「…何者だよ、お前。…その膨大な神力は!?」

 魔理沙は少し下がる。Nは以前会った時とは、姿も違い、力も圧倒的に上がっていた。

「隠してただけだ。…ま、改めて自己紹介で。俺は自然神、スィス。人間名で言うと、気仲(きなか) 苑斗(えんと)。」

「僕も言ったほうがいいかな。」

 そう言って、千は驚きの事を言った。

「僕は気神、ソラ。人間名で言うとさっき言ったね、後来 千だよ。」

「「「え?」」」

 思わず魔理沙、朱莉、風雅の声が重なる。そして、輪花の方を見た。輪花は、暗い顔をして俯いていた。

「…あら、話してなかったんだ。そうだよ。僕らは、()()()()()()()()なんだ。」

「まて、本で読んだことがある。確か、元神と龍神に次ぐ、最強格の三神。それが、自然神、気神、そして、色神。そう言われてるはず…。」

 魔理沙はそう呟いた。千は微笑み、

「正解。でも、人間と結婚するという禁忌を犯してね、まあ、僕が気神になったから良かったよ。…まあ、父さんは処刑されたけどね。母さんは魔法使いでね、輪花を産んだ時に死んだよ。」

「…ねえ、待って。だったらどうなったの?」

「…どうやら輪花の神力は奇跡的にうまく封印できていたようだね。」

「封印?」

「輪花には能力は強すぎたんだよ。だから、()()()()()()()で封じた。まあ、軽く能力は使えるように、吸収したら一つ目の封印が解けるようにしたんだ。」

 よってあの時、能力を発動し終えた時に、髪と目が白くなったのだ。

「じゃあ…。」

 朱莉は予想がついた。

「そう。今から封印を解けば、輪花は本当の能力を使える。…でも、暴走する可能性がある。輪花、どうしたい?」

 千は輪花の方を見た。

 輪花は俯きながら、

「…確かに使えるようになりたい。でも…。」

 そう言って三人の方を見た。すると。

「大丈夫だぜ、輪花!」

 魔理沙の声が聞こえた。

「…え?」

 輪花は顔をあげる。

「私達が止めるさ。な?」

「当たり前よ。」

「構わん。」

 三人は輪花の方を見た。そして、それを確認したあと、千の方を見た。

「…いいよ。」

「分かった。その代わり、俺らは限界まで助けない。あと-」

 そう言ったら、魔理沙の隣にスキマが開き、

「うわっ!」

 霊夢が出てきた。

「霊夢!?」

 魔理沙が驚いているが、

「大体の事情は紫から聞いたわ!………大雑把だったけど。」

 そう言って霊夢は構えた。

 それを見て、三人も構える。

「…まあ、頑張りなよ。じゃ、輪花、目を閉じて。」

 言われ、輪花は目を閉じた。

「じゃ、見せてあげるよ。神と魔法使いの子供の力をね…!」

 そして、千は指を鳴らした、刹那。

「「「「!?」」」」

 四人は押しつぶされそうな感覚に襲われた。どうやら力が開放されたようだ。

 そして、ゆっくりと目を開けた輪花の左目は-

-緑色になっていた。




作者「ここまで長かった‥。」
輪花「だるい…。」
作者「次回、#4『暴走開始』ここまで見て下さりありがとうございました!」
輪花「短い…では。」
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