小人転生いいえフェアリーです(仮) 作:枝豆ってその後大豆になるんだよ
転移してきた場所には、ほとんど食われている、熊さんにスライムが貼り付いて少しだけ残っている腐敗臭のする肉を処理していた。
「おぅ、アイテムボックスに入れとけば良かったかな。ちょっと勿体無いような」
「ノア様、ごめんなさい私のために」
「あ、いや、熊よりエヴァの方が大事だから」
「ノア様〜」
「あ〜、この後どうしようか。エヴァの村はどうする」
「行きたくないです」
「うん、分かった街でも探そうか」
さて今回もお願いしますよ。今回は人の住んでる街で、そう思いながらコンパスに魔力を流せば針が一点を向く
「よし、行こうかエヴァ」
「はい、ノア様」
その後、針の示す方に歩いていると1時間程度で舗装されていない道に出た。
「うん、轍(わだち)もあるし使われてる道だな」
「ノア様、わだちってなんですか」
「ん、ああ、この車輪の跡だよ草とかも生えてないから普通に街と村なんかを行き来してる人間がいる証だな」
「流石です、ノア様」
「は、ちょっと流石です、お兄ちゃんて言ってみて」
これはまさか俺があの立ち位置に
「流石です、お兄ちゃん、これで良いですかノア様」
「うん、満足、もう言ったら駄目だよ」(これ一回でも怒られたりするのかな)
「は〜、分かりました」
その後は針の示す方の道を喋りながら歩いていくと、向かっている方向から武器を持った護衛だと思われる数人を連れた馬車が向かってきたので少し端の方を通り過ぎようとする。
「おい、お前ガキだろ、口減らしか」
護衛の一人が先行してやってきたと思ったら話しかけてきた
(ノア様、話しかけられました)
(うーん、口減らしってことは村の子供かなんかが捨てられたって思われてる感じかな、取りあえずうなずいとこうか)
(はい、ノア様)
この際、声に出しての会話はしていない契約の効果の1つで魂の繋がりを利用して有り体に言えば念話で会話している
エヴァがうなずけば
「おう、やっぱりそうか街道を歩くときに馬車にあったら端によって見える位置で通り過ぎるまで待つのがルールだ、じゃねーと盗賊と間違われて攻撃されても文句はいえねーから気をつけろよ」
「あと、訳ありかしらねーがそんなに深くフードを被ってると怪しまれるぜ」
「分かった、ありがとう、あと街まではどのくらい」
「あー、お前女かじゃあしょうがねーか街までは3時間位だ、あと街に付ついたら金があるなら武器を買って宿は一人部屋を取ることをおすすめするぜ」(まー無理だろうがな、良くてどっかの下働き、悪けりゃすぐに身ぐるみ剥がされて娼館行きかスラム落ちだな、最悪はあの世かね。まー、生きてたほうが良いとは言えねーけどな)
「まー、頑張れや」
「おい、ルーカスいつまで世話を焼いてる早く行くぞ」
「あいよ、ほんじゃあな、がきんちょ生きてまた合うかもな」
取りあえずエヴァに軽く頭を下げるように言いまた歩き出す
「うん、結構親切な親父だったな。しかし道を歩くのにルールか野党とか出るんだな」
「返り討ちです」
「おふ、シャロの脳筋教育のせいだな」
後はうん、シャロの言った通り見られたくないと思いながら体に魔力を流せば見えないのを確認できたのは良かったな(精霊と妖精が使える種族特性)(妖精は魔力を流さないと消えないが精霊は魔力体なのでは通常はいつでも見えない。例外あり)
その後もエヴァと喋りながら歩いていくと灰色の壁が見えてきた
「でけー、これぞ異世界だな」
エヴァは目を点にして止まっている、記憶を見た限りエルフにこんなでかい建造物はなかったからな
「エヴァ、そろそろ行こうか」
「は、はい神様」
動揺してまた神様呼びしてる、少しエヴァの方を見れば気づいたのか謝ってくるので構わないと言い街を目指し歩いていく。
近づくとまたでかいな、見れば門の前で20人くらいが入るのを待っている。エヴァには最後尾で待つように言って、何をしているのか見に行く
「次、馬車の中を確認とギルドカード」
「はい、馬車は焼き物でエヴァンス商会のものです」
「よし、馬車と馬で銀1枚お前は入市税が大銅貨1枚、払いはギルドカードからだな、冒険者はギルドカード」
「よし通れ」
何人か見た感じは冒険者は入市税が無くて普通は銅貨1枚か商品なんかは別で掛かるみたいだな
「エヴァ、だいたい分かった」
その後はエヴァに内容を話して順番が来るのを待つ
「次、ん、お前見ない顔だなフードを上げろ」
エヴァの顔を見た門番が笑いやがった嫌な笑いだ
「入市税は大銀貨(十万)1枚だ払えないなら、問題がないかあっちで話を聞こうか」
こいつ払えなさそうな額を言ってエヴァを連れ込もうとしてやがるなどう言うつもりだ
(ノア様どうしたら良いの)
(これを渡せ)
今から問題を起こすわけに行かないから精霊にもらった大きめの銀貨をエヴァに渡す。エヴァから門番に渡すと
「チィ、通ってよし」
アイツ舌打ちしやがった覚えてろよ
ただじゃ済まさないからな
「ふー、取りあえず親父に言われた宿を探して武器を買うか」
その後、宿の場所を人に聞こうとするが無視される。身なりのせいかな
「しょうが無い、こう言うときは市場だ」
「はい、ノア様」
食料なんかを扱ってそうなところを探せば少し歩けば露天商がいる道に出た。これぞ異世界だな紫色の肉とか緑の人参ぽいやつを売っている
「お、アプル売ってるなあそこにしよう、言うとおりに言ってみればいいから」
「おねーさん、アプルください、後ちょっと聞きたいんですが」
「あらまー、やだね、おねーさんだなんてアルプは1つで銅貨1枚だよ。それで何が聞きたいんだ、なんでもおねーさんに聞いてみな」
その後、エヴァは棒読みだが、お世辞を混ぜながら話を聞くとマシンガントークで帰ってきた、お礼を言いながらアルプを5個買って逃げるように離れる(どこの世界でもおばちゃんはやばい1時間くらい拘束された、エヴァも最後には頷くだけの機械とかしていた)
まず、おばちゃんに聞いた宿に向かう、少し分かりづらい所にあるから
サービスは良いけど少し安いそうだ
「ここかな、確かに分かりづらい」
そこにはレンガ造りの2階建てで
映画とかに出てきそうな宿屋だ。飯が美味いから泊まる客が少なくても問題ないのだとおばちゃんが言っていた
「いらっしゃいませ~、お食事ですか」
一階は食堂になっていて15歳位の女の子が話しかけてきた
「泊まりで」
「わ、女の子ですか。あ、すいませんお泊りは個室しかないので1日、銀1枚で7日取ってくれると銀6枚になります。お食事は朝と晩の二回でおかわりも一回無料です、あとお湯と洗濯が銅貨3枚です」
「うん、14日でお願い」
大銀貨1枚と銀貨2枚渡すと代わりにブレスレットを渡された鍵だそうだ(あれ、異世界なのにホテルのルームキーみたいだな)
あと昼飯は料金がいるって言っていたが今回は無料で部屋まで運んでくれた、あまり泊まってくれる人がいないのでサービスだそう
「美味しそう」
そこにはまだ温かいパンとゴロゴロのお肉が入ったシチューにサラダが付いたお盆が置かれている一人だと食べ切れるのか心配なほどの量がある
「取りあえず食べようか」
「はい、ノア様」
大変美味しかったです(胃腸を魔法で強化して全部食べました)
「うーん、動きたくないけど武器だけは買いに行こうか」
「はい……ノア、さま」
キャロ(宿屋の子)に美味しかったと言って出ることを伝える
「行ってらっしゃい」
可愛く手を振って送り出してくれる、ちょっと頬が緩んでいるとエヴァにジト目で見られたような気がした
「さぁ、おばちゃんに聞いた武器屋に行くか」(誤魔化すように大きな声で)
その後は武器屋に着くまで気のせいだと思うけどエヴァが冷たかったような
カラン、ドアを開けるとベルの音がして、武器が所狭しと置かれている
「そう言えばエヴァは武器使えるのか」
「体術と合わせて使える短剣が良いです」
「らっしゃい」
店主はこちらを、ちらりと見て興味を無くしたように見えるけどずっとこっちを見てるな、金が無いと思われてそう
「触っても大丈夫」
「構わねーよ」
エヴァが選んだのはブラックウルフの牙から作ったダガー二本セットだった
「金1枚だ」(百万)
こちらを見ながら払えるのか怪しんでる
ちなみに精霊から貰った金は結構あるので余裕だ
「はい」
「まいど、お嬢ちゃん」
店主がホクホクした顔でにたりと笑ってる完全に人殺しの顔だな。腰につけるベルトをおまけでつけてくれた
今日は冒険者ギルドに行くのを諦めてそのまま宿に帰っていると
「よう、お前金持ってるんだって少し俺たちにも分けてくれよ」
3人組のチンピラが話しかけてきた
「いや、退いて」
「おいおい優しくお願いしてやってるうちに出したほうがお前のためだ……ぞ」
いきなり殴りかかってきた男にエヴァは拳を躱してお股を蹴り上げた(俺はお股がヒュンとしました)
「てめーぶっ殺す」
残りの2人がナイフを出して切りかかってくるが1人は腹を殴られ、もう1人はナイフを躱されて頭に両腕をかけたかと思うと顔面に膝蹴りを入れていた(やだ、シャロってばどんなこと教えてるの)
そのまま頭を蹴り飛ばそうとするエヴァを急いで止める
(まて、エヴァ)
「はい、ノア様」
(あー、念話で頼む、取りあえずなんで俺たちが金を持っていることを知っているのか聞こうか)
腹を殴った男に話を優しく(残り二人の腕を折りながら)聞いてあげると、門番がこのチンピラ共に襲うように指示したみたいだ、痛めつけて連れてくれば金をやると、ただ一番初めに殴りかかってきたやつが武器を買ってるところを見て自分たちだけで金を手に入れようとしたと正直に話してくれた
クズ共が話した男の腕も折って喚いてる男を捨てておく
別に返り討ちにしたくらいなら大丈夫だと思うけど殺すと面倒そうだからな
「さて、門番の狙いは金かそれともエヴァかな、まー絶対に許さないが」
「あ、おかえりなさい、晩御飯どうしますか。ここで食べるかお部屋に持っていくか」
「部屋にお願い」
晩御飯は玉ねぎとベーコンのスープに海鮮系と言っても川だそうだが魚介を使ったパスタにステーキまで付いてる。異世界だけどアメリカンだぜ
大変美味しかったです
その日は何気に初めてエヴァと一緒に寝たけどすぐに眠りに落ちた
「おはようございます、朝ごはんですよ」
朝はキャロが起こしに来てくれた
「ありがと」
「ごゆっくりどうぞ、おかわりもできますからね」
朝はパンと昨日のスープにウインナーが結構ヘビーな量で出てきた
味は美味しいです
お金は
銅貨 百円
大銅貨 千円
銀貨 1万
大銀貨 十万
金貨 百万
大金貨一千万
この間に半貨がある
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