ある日1つの怪奇事件があった。
それは【二人目の
「どうなってるんですの?ガセですの?」
「いえ、能力を使われた痕跡はありましたからいるはずです。」
「しかし初春!だとしたらなぜ見つかりませんの?」
「解りません。しかし、探すしかないんです。」
困り果てた初春はデータバンクを見直しました。
すると、ある人物がヒットしたのでした。
「白井さん!ちょっと来てください!」
「どうしたんですの?」
「これを見てください。
「ふむ怪しいですわね。此方にアポをとってみましょう。」
「そうですね。」と初春は賛同しました。
「念の為にお姉様には連絡しておきましょう。」
「それはいいですが大丈夫ですか?御坂さんはジャッチメントじゃないんですよ?」
「レイス・ロイズがもう1人の超電磁砲だとしたら私達だけでは対処が難しいですわ。」
白井と初春が話をしていると支部の扉が空いたのでした。
「すみません。第一七七支部の白井黒子さんはいますか?」
「ん?はい、ただいま参りますわ。」
白井は声がした方に行くと一人の女性がいてその人物は先程データバンクで見たレイス・ロイズ本人だった。
「れ、レイス・ロイズ…。」
「はい、私レイス・ロイズです。知り合いに第一七七支部に行くように言われてきました。」
「なるほど、中へどうぞ。」
白井は中へレイスを招き入れ椅子に座らせると質問をしました。
「レイスさん、一つ確認なのですが宜しくて?」
「はい、構いません。」
「最近道端でもう一人のレールガンの噂を聞いているのですが貴女ですか?」
「…はい、そうです。」
「ちなみにレベルは?」
「4です。正確な判定では無いですが。」
「御坂美琴お姉様の話は?」
「知っています。常盤台の超電磁砲のこと御坂美琴さんですよね?」
「ええ、その通りですの。」
「同じ能力の件ですか?」
「その通りですの。」
「私の能力は三種の神器、中身は炎、雷、氷です。」
「その3つを使って超電磁砲を放つと言うわけですのね?」
「はい。」とレイスは白井の質問に頷きながら返事をしたのです。
「レイスさん、私からも一ついいですか?」
「どうぞ、私で答えられることなら。」
と、質問に答えることを承諾したのでした。