ルイージマンション ~ オバケホテルと吸血鬼 作:アヤ・ノア
エレベーターボタンを探すため、7階・グリーンフロアを探索する三人。
そこはニワシー博士が支配する、植物がたくさんある“木”けんな部屋だった。
とげとげバスルームでアンストに倒されるが、
黄金のホネが身代わりになったため何とか障害を突破する事ができた。
しかし、黄金のホネは一つしか持てないため、三人は慎重に進んでいくのだった。
三人が先に進もうとすると、またもや巨大なパイナップルが立ち塞がる。
「今のあなたの体力だとまずいです、グーイージを使ってください!」
「わ、分かった!」
ルイージはグーイージを呼び出して代わりに吸い込んでもらい、障害を突破した。
先に進もうとすると、またもや巨大な植物が橋を壊した。
三人は再び、遠回りをしていくのだった。
「さっきからあたし達、遠回りしてばかりね」
「そうだねぇ」
次に三人がついたのは、くさむらベッドルーム。
まず、ルイージはダークライトでコインの絵画を照らし、中から金品を出す。
次に、ストロボで光を当てて芝刈り機を作動させ、草むらを刈っていく。
奥にある木を刈ると、ドアを開けられるようになった。
「ルイージ、頼むから無茶はしないでよ?」
「お守りはもうありませんからね」
「わ、分かってるよ……」
ルイージは慎重にドアノブに手をかける。
ミロとユミルはいつでも攻撃できるよう身構える。
すると、西側から蔦が伸びてきて、ルイージの身体を締め上げた。
「うぐぅぅぅぅぅぅぅ!」
「ルイージ、今助けます!」
ユミルは蔦目掛けて萎縮の呪文を唱える。
すると蔦は破壊され黒焦げになり、ルイージは蔦から解放された。
「はぁ、はぁ、はぁ……死ぬところだったよ」
「あなたが死んでほしくないんですよ」
次に三人がついた場所は、すいかバスルーム。
そこには、その名の通り大小様々な西瓜があった。
「美味しそうね」
「そ、そうだね……でも食べるんじゃなくて」
ルイージとグーイージは、
この部屋にある一番大きな西瓜を協力してキューバンショットで吸い付けて破壊する。
すると、中からオバケが姿を現した。
三人は戦場の鉄則を守りながらオバケを撃退した。
「二度とあたし達を邪魔しないでよね」
愚痴を吐きながら、三人は先に進んでいった。
「もう少しで一番上だね。でも……」
上には簡単に登れそうもない。
ルイージはグーイージを呼び出して、近くにある蔦をオバキュームで左に伸ばした。
「ぴろぴろ~♪」
まるで、未来の地球にあるピロピロのように伸びていく蔦。
こうして三人は上に登り、ルイージ、ミロ、ユミルの順番に蔦を持って向こう岸に跳んだ。
三人が最上段に上がろうとすると、鴉の群れが襲ってきた。
「うわぁっ!?」
鴉の群れが去った後、ルイージは懐中電灯で辺りを照らす。
すると、如雨露を持ったニワシー博士が、青い巨大植物に水をやった。
「きゃああああああああああああ!!」
すると、三人の足元にあった巨大植物が急成長し、三人は振り落とされてしまった。
「もう、あの緑庭師、さっきからあたし達の邪魔をしてばかり!」
「……」
おかげで、壁に穴が開いてきのこベッドルームに繋がるようになったが、
ミロは不機嫌な表情だった。
何度もキノコを見てきたルイージだが、こんな色のキノコを見るのは初めてだ。
ドアの前には、木が立ち塞がっている。
「どうにかして切れないかしら……」
「あ、ミロ、隠し通路があるよ」
ミロが考え事をしていると、ルイージが青い絨毯の下に隠し通路があるのに気づいた。
「え、本当なの? じゃあ、行ってきて」
「はーい」
しかし、隠し通路には先に行くための手掛かりはなかった。
ルイージとミロが困っていると、ユミルが何かを閃いた。
「もしかして、あのキノコの上に乗って、大ジャンプすればいいんじゃないですか?」
「それだ!!」
ルイージは入り口の近くにあったキノコの上に乗り、バーストを使う。
すると、ルイージは大きくジャンプし、上の足場に辿り着いた。
ミロとユミルも、魔法を使ってルイージの後に続いた。
こうして奥の葉っぱを引っ張ると、ドアが見えた。
今度はオバケに邪魔される事なく、この部屋を出る事ができた。
三人は落ちないように慎重に進み、ルイージのオバキュームで障害を突破する。
そして、三人はようやく一番上に辿り着いた。
「エレベーターボタンを取りますよ!」
ルイージとグーイージは、花の両端にキューバンショットを取り付ける。
二人が同時に引っ張ると、中からエレベーターボタンが出てきた。
エレベーターボタンはグーイージの頭にぶつかり、
ルイージは転がっていくエレベーターボタンを拾おうとするが、落ちてしまった。
「ああぁーっ! エレベーターボタンが!」
「……落ちちゃったわね。追いかけるわよ」
「わ、分かっ、うわ、わ、わわああああ!!」
ルイージは足を滑らせて、植物の蔦にしがみつきながらぐるぐると回転して落ちていく。
ミロとユミルは、魔法を使ってゆっくりと地面に降りる。
こういう時、ミロとユミルは何故か冷静なのだ。
「これでようやく、エレベーターボタンを……」
「ゲット、というわけにはいかないんですよね」
ルイージがエレベーターボタンを拾おうとすると、巨大な食人植物が現れ、
エレベーターボタンを食べてしまった。
その植物を使役していたのは、もちろん、ニワシー博士だ。
「そう簡単には渡さんぞ」
「うわぁぁっ!」
ニワシー博士は食人植物をルイージに向かって伸ばす。
間一髪かわしたルイージと、真剣な表情で身構えるミロとユミル。
しかし、食人植物が何かに引っかかり、一瞬だけ動かなくなった。
「……!」
「さあ、ワシの植物の前に散るがいい!」
ユミルはこれを見て、食人植物の弱点を見切った。
そうしている間に、ニワシー博士が襲ってくる。
ニワシー博士と三人の退魔師の戦いが、始まった。
「ルイージ! あの植物を引っかけてください!」
「分かってるけど……」
なかなか植物を捕らえる事ができず、魔法の矢も魔法攻撃も届かず、防戦一方の三人。
しかし、ニワシー博士の動きを見極めて、ようやく彼の食人植物を引っかける事に成功。
すぐにグーイージを呼び出して芝刈り機をオバキュームに取り付け、
蔦ごと食人植物を切り裂いた。
「今だ!」
「うおぉぉっ!」
ルイージは逃げるニワシー博士をストロボで怯ませ、
オバキュームで吸い込んで地面に叩きつける。
さらに、ミロとユミルの魔法攻撃がニワシー博士に命中し、ダメージを与えた。
「三人がかりとはいえ、このワシを追い詰めるとは。じゃが、これでどうじゃ?」
ニワシー博士は再び食人植物を呼び出す。
「ド・ゲイト・デ・テラ・マ・ギ!」
ユミルはニワシー博士と距離を取り、魔力の塊を放って牽制する。
ニワシー博士の食人植物をルイージは回避する。
「それっ!」
ミロは魔法の矢をニワシー博士に撃って攻撃する。
ユミルは周りの植物を見渡している。
植物は大きく膨らみ、しばらくして黄色く光り、やがて、風船のように弾けた。
「この植物は風船みたいに膨らみますね。割れないうちに引っかけましょう」
「ナイスアドバイス!」
ユミルのアドバイスで、ルイージは植物が膨らむタイミングを見計らい、
ニワシー博士に攻撃させる。
彼の作戦通り、ニワシー博士は再び食人植物が膨らんだ植物に引っかかった。
急いで芝刈り機を使い、ニワシー博士の食人植物を切り裂く。
「くそっ! ワシの植物が!」
「逃がしませんよ! ド・トニト・ド・テネブ!」
植物が崩れたニワシー博士は逃げ出すが、
ユミルは麻痺魔法を使ってニワシー博士を動けなくする。
「今だ!」
「うぐおっ!」
ルイージはストロボ機能でニワシー博士を怯ませ、オバキュームが届くようにする。
その後、すぐにルイージはオバキュームでニワシー博士を吸い込んだ。
「今ですよ!」
「「いっけぇーーーーーーーーーーー!!」」
そして、ミロの矢と、ルイージのスラムが炸裂。
ニワシー博士はオバキュームの中に吸い込まれていくのだった。
「やった……僕達の勝ちだ……!」
そして、オバキュームの中から如雨露が飛び出す。
ルイージ、ミロ、ユミルは、植物を操るニワシー博士に勝利したのだった。
「じゃあ、エレベーターボタンを回収しましょう」
ミロはニワシー博士が残した如雨露を使い、
蔦に水をやってエレベーターボタンに届くようにする。
そして、彼女が出した蔦に登ったルイージはようやくエレベーターボタンを取り返した。
「これで大丈夫だね」
その後、三人はエレベーターに8階のエレベーターボタンを取り付ける。
ここで8階に行けるのだが、まずはオヤ・マー博士への報告が必要だ。
ルイージ、ミロ、ユミルはエレベーターで地下1階に戻るのであった。
「この自然溢れるフロア、まさに癒しだったわ」
「そ、そう……だね」
ルイージにとっては、癒しではなかったが……。
ユミルの助言は実際にプレイして書きました。
次回は外伝となります。