ルイージマンション ~ オバケホテルと吸血鬼   作:アヤ・ノア

31 / 46
~前回までのあらすじ~

10階・デザートフロアで罠にかかり、ルイージ、ミロ、ユミルは分断されてしまう。
ピラミッドの死の仕掛けに困惑し、不安になるルイージ。
だが、ミロとユミルを心配する気持ちのおかげで、
弱音をほとんど吐かずにピラミッドを攻略できた。
そして、三人は何とかサーペンティスを倒し、11階のエレベーターボタンを手に入れるのだった。


11章外伝「Boo Chase」

 ベースラボで、ルイージ、ミロ、ユミルは何かを話していた。

「そういえば、このホテルにもテレサがいる、ってオヤ・マー博士が言ったわよね」

「……って事は、テレサを探すの……?」

「当たり前じゃない。全部捕まえたら何かいい事があるわよ?」

「うーん……」

 このホテルにいるテレサも、キングテレサの手下なのかもしれない。

 ルイージは顎に手を当てて、不安になる。

「まぁ、テレサは結構恥ずかしがり屋ですし、単独行動中なら簡単に捕まえられるのでは?」

「言われてみれば! よーし、やる気が出たぞ!」

「その調子よ、ルイージ! さ、行きましょう!」

 

 そんなわけで、三人はホテルにいるテレサを探す事にした。

 ここからはダイジェストになるので、詳しい出来事は省略する。

 まずは、三人が最初にボスオバケを倒してベースラボもある、地下1階に行く。

 グーイージはテレサが近くにいると震えるらしい。

 上手くグーイージを頼りにテレサを探すと、一人目のテレサを見つけた。

「ほっほっ、儂はテレチカじゃ。見つかってしもうた……のか?」

「こっちよ!」

 地下に住むテレチカは、オヤ・マー博士とよく似た口調だった。

 ミロが上手く彼を誘導した事で、ルイージはテレチカを捕獲する事に成功。

 

「やっほー! 僕、テレワン! 見つかっちゃった! 来ないでー!」

「あはっ、恥ずかしがり屋なんですね」

 1階のゴミ箱に隠れていたテレワンは、グーイージの振動のおかげで発見。

 ユミルの魔法によって、あっさりと捕まった。

 

「ハイホー! 僕、テレゴ! 捕まえてごらん! ハイホー!」

「ハーイ、ホーッ!!」

 ミスリーがいた5階には、テレゴという矢鱈と陽気なテレサがいた。

 「ハイホー」という言葉を聞いて、ミロはとある小人を連想したようだ。

 このテレサも、ユミルの魔法であっさり捕まった。

 

「バァー! 僕、テレスリー! 捕まえないでー!」

「君、元気なんだね」

 ゴロリファットがいた3階には、テレスリーというテレサがいた。

 このテレサ、ゴロリファットと違って物怖じしないようで、ルイージは少し驚いた。

 とはいえ、捕まえなければ話にならないので、三人で力を合わせてテレスリーを捕まえた。

 

「僕、テレッツ! よく見つけたな! 見逃してくれよ!」

 ムッシュテイシェがいた2階には、テレッツというテレサがいた。

 やや矛盾した言葉を言っているテレッツには、捕獲というお仕置きが必要だ。

「覚悟してください!」

「いくぞ!」

 このテレサもルイージとユミルの協力で捕まった。

 

「じゃじゃーん! テレフォーでーす! このホテル、なかなか居心地いいよねー!」

 ナルシェスベンがいた4階には、ホテルを気に入っているテレサ、テレフォーがいた。

「ねえ、君、キングテレサの事はどう思う?」

「さぁねー!」

 キングテレサについてルイージは問いかけるが、テレフォーは話をはぐらかした。

 ルイージはやれやれと呆れながら、テレフォーをオバキュームで捕獲した。

 

「我が名はテレキシ! いざ、尋常に勝負!」

「参る!」

 ホリーボーテ三世がいた6階には、騎士道精神を重んじるテレキシがいた。

 戦えなかった悔しさを晴らすために、ミロが一対一でテレキシと戦った。

 そして、戦いに敗れたテレキシは、ルイージに捕獲されるのだった。

 

「どうも、テレグリンと申します……。見つかっちゃいましたね……」

「そうですね……」

 ニワシー博士がいた7階には、大人しいテレサのテレグリンがいた。

 しかし彼もまたテレサであり、ルイージ達は油断せずに戦った。

 

「はっはっはっ、僕はテレスター! 人気者はどこにいても見つかってしまうのさ!」

「アイドル目指すよー! チェキ!」

「チェ、チェキ?」

 ジョーノーズ監督がいた8階には、目立ちたがり屋のテレサ、テレスターがいた。

 ミロはこの世界と同じ次元にある猫の口癖を言い、ルイージと共にテレスターと戦った。

 もちろん、結果はルイージ達の勝利で終わった。

 

「俺様はテレルスだぞー! ガー! ちぇっ! 見つかっちまったか! 相手してやるよ!」

 ホネスキーがいた9階には、恐竜の真似をしているテレルスがいた。

 テレルスはなかなか強かったが、ユミルの助言によって何とか捕獲した。

 

「プシュー! 俺はテレユ! お前ら、なかなか熱いな!」

 モップラーがいた地下2階には、熱血テレサのテレユがいた。

 ここはある意味一番行きたくない場所だが、

 テレサが隠れている以上、行かないわけにはいかない。

 三人は勇気を振り絞って、テレユを捕獲した。

 

「私、テレスナーよ! あら、あなた達、探し物が上手なのね!」

「わぁ、可愛い!」

「でも、手を抜いちゃダメよ」

 サーペンティスがいた10階には、女性のテレサ、テレスナーがいた。

 ルイージは思わず手を抜きそうになるが、ミロに言われてしっかりとオバキュームを構える。

 そして、テレスナーの捕獲に成功するのだった。

 

「ふー、楽しかった!

 でも、まだまだテレサはいるわ。フロアを攻略したら、また探しましょう!」

「そ、そうだね」

 またミロに付き合わされるのか、とルイージはがっくりするのであった。




次回はとっても楽しいフロアになります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。