続きは書くつもりですがしばらくお待ちください。
「お…陰陽師…鋏…?」
地面に伏せたままのめだかが鋏をみる
「そだよ?これからよろしくね!あっ!!ごめん」
「これからはなかったね」
そう鋏が言った瞬間、黒い何かがめだかを襲う
ーザシュッー何かが切れり音がした
めだかは切れていない…
切れたのは
「ぜ…善吉?」
胸に風穴を開けてもなおめだかちゃんを守る男だった
「が…ぁっ…ぁ…………」
「善吉!?善吉!?」
胸に風穴を開け、全身をズタズタに切られた善吉がどうなるかー
全員の頭にー死ーという文字がうかんだ
「あー、駄目だって、そんな風に考えたら…」
呆れたような様子でそう鋏が告げた瞬間
「善吉!…善吉!!」
「………ごめん…めだかちゃん…………」
そういって…人吉善吉は目を閉じた
「善吉っ!善吉っ!善吉ぃぃぃぃぃ!!!」
「あちゃー…そのまんまでいたら死ななかったかもしんないのに…」
失敗した、と鋏が言ったときめだかが立ち上がる
「………えっ?……わかったよー………うん…でもこの子は?………そっ、わかった」
鋏は独り言をしゃべっているかと思えば突然
「かはっ!」
善吉が吐血した、否、蘇った
「善吉!?」
「全く…、あの人ときたら、わがままだなぁ……暇潰しのために生き返らせろなんて……ていうか禊くんにやらせればいいじゃん」
善吉が蘇ったのに驚く素振りを見せない鋏
『鋏ちゃん』『あの人って…彼女?』
「うん、別に私があの人のいうこと聞くことなんてしなくていいけど………そっちのほうが皆《不幸》になりそうだし」
『そっか……』『まぁなんにしても』
球磨川は善吉とめだかのほうを向く
『二回目の復活おめでとう』『あまり命を捨てちゃ駄目だよ?』『………さて』『時間も稼いだし、そろそろいくよ』
球磨川が去ろうとしているところに
「お待ち下さい球磨川様」
戦挙管理副委員会である長者原融道に静止を求められる
『なんだい?』『僕はこれから飛沫ちゃんたちとカラオケに行くんだけど』
「いえ、その前に、そのかたはあなたがたのお仲間でしょうか?」
『ん?』『ああ…鋏ちゃんか』『仲間だけど戦挙にはでないよ』
「そうですかそれならば特に問題は御座いません」
『そんじゃね』
「次は死なないように気をつけてねー」
嵐のように現れて嵐のように去っていった陰陽師鋏
彼女の出現は生徒会勢力の全員の心に不安を生み出していた
「ふーん…あんたが陰陽師鋏先輩か」
「そだよ♪あれっ?なんでしってるのかにゃ?」
例のごとく一年十三組で会議をする過負荷たち
鋏のことを先輩、と呼んだのは志布志飛沫
一年マイナス十三組の女生徒だ
「それはそうでしょう、警察署爆破、都庁破壊、さらには世界経済を混乱させた人間なんですから…まぁ知ってるのは過負荷の人間だけだと思いますが」
「あはは~それは僕がやったわけじゃないよ…ただ《不幸》が重なっちゃっただけだよ」
二年マイナス十三組蝶ヶ崎 蛾々丸からあきれたような声で鋏のしたことを述べたがそれを鋏は否定した
それに対して特に気にするようすがない蛾々丸、
そして面白そうに笑う不知火
それらを見渡して球磨川が質問した
『ところでどうだった?』『高貴ちゃん達は?』
「んーあー、流石は天才様だったよ、でもあの……なんていったかな……あれ?……誰かと戦ったような気がするような?」
「さっき戦ったばかりなのにもう忘れたんですか、全く……あれ?……確かに誰かいたような……」
「私も誰かいたような気がするんですけどね……」
驚いたことに誰も阿久根高貴と後の二人は覚えていたが日之影のことは覚えていなかった……否、彼のスキルによって覚えることができなかったのだ。
そんな様子を気にすることなく球磨川はこういった。
「ここからだ……ここで手を抜くやつはただの幸せ(プラス)だ」
そんな彼を鋏は虚ろながらも嬉しそうに笑っていた。