「わかったよ、犯人のトリックが。」
「本当なの、達仁君。」
「ああ。」
「殺害現場がわかったのね。」
「犯行現場は、福井県の敦賀だ。」
「えーっ。」
「恐らく、犯人は敦賀で殺害され、伊根の海で遺棄した。」
「そうなの。」
「ああ、恐らく車で敦賀から車で運んだんだろう。」
「という事は、敦賀で殺害して丹後で遺棄したと。」
「その通りだよ。」
「それで、犯人が使った凶器は?。」
と、曜は言う。
「凶器はナイフで刺し、後に毒殺したと。」
「なるほど。」
「恐らく注射器に入っていた毒薬は塩化カリウムと見て間違いないな。」
「それで、犯人が使った車はどうなってるの?。」
「犯人は4ドアセダンと見て間違いない。」
「という事は犯人は3人って事ね。」
「その通りだよ、千歌ちゃん。」
「じゃあ、すぐに京都府警に知らせようよ。」
「うん。」
達仁と千歌と曜と善子は宮津警察署へ行き、事件の事を詳しく話をした。
「なるほど、敦賀で殺害して伊根で遺棄したんだね。」
「ええ、犯人は恐らく3人と思われます。」
「よし、我々もこの線で捜査してみるよ。」
「うん。」
「ところで、名前は何だったかな。」
「俺、南 達仁探偵さ。」
「なるほどね。」
数時間後、達仁の推理で犯人式部隼人と神前 忍と西川雄介を逮捕した。
「いやー、よくわかりましたね。」
「ええ。」
「福井県警からも、敦賀で血痕を発見したと報告があった。」
「やはり、そうでしたか。」
「それにしても、お手柄だったな。」
「ええ。」
「この後は、どこへ行くんだ。」
「明日は、秘湯城崎温泉へ行くんです。」
「そうか。」
次の日、達仁と千歌たちは天橋立駅で城崎行の特急「あさしお3号」に乗った。
「楽しかったね、若狭と天橋立。」
「うん。」
「それにミステリーな冒険だったわ。」
「さすがね、達仁は。」
「ああ、旅行するとすぐ事件に会ってしまうんだからな。」
「そうよ。」
「次は、城崎温泉だ。」
「ところで、千歌ちゃんは言ったことあるの?。」
「うん、希さんと一緒にね。」
「本当か。」
「うん。」
「それで、私は温泉に行く前に天橋立に行ったんだよ。」
「そうか、実際に行ったことあるのか。」
「うん。」
達仁と千歌と曜と善子が乗った特急「あさしお3号」は13時32分に城崎に到着した。
「やっと城崎だ。」
「温泉がいっぱいだ。」
「うん。」
「そして、何といっても出石そば。」
「どっちも美味しそうだわ。」
「千歌ちゃんって、グルメ好きだったけ。」
「うん。」
「楽しみだわ。」
と、善子は言った。
そして、城崎へ行ったら温泉とグルメを楽しむことになる。