戦姫絶唱シンフォギア "誰が為に喰らう力を振るう"   作:アインスト

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さて、勢いのまま第1話へと行きます。

なるべくエタらないように気をつけながらやっていきたいと思います・・・(白目)
あ、ヒロインについてはまだ募集するんでどしどしご参加くだせぇ。

ではほんへ、どぞ。


章節‐1 一仕事取り掛かる前に

 

処遇を言い渡されて一週間。

 

僕らは空を飛んでいた・・・とはいっても飛行機で、だけど。

 

僕らが所属することになった"F.I.S"という組織、その中でも一応は特殊部隊に位置付けされているところに配属することに。

 

アルさんいわく、僕らとは違う"戦うための力"を備えた人たち・・・らしい。

 

ウェル博士と一緒に配属されたのはいいのだけど、なんて言うか・・・疑念の目が凄い。

 

確かに配属されてから一度も力を使ってないからそう見られても仕方ないんだけどさぁ・・・。

 

あ、あと食生活がちょっと杜撰だね。アルさんが言うには"年端も行かない子供がしていい食生活とは言えない"らしい。

 

アルさんにそこまで言わせるとは正直驚いてるけどね・・・。

 

そんなこんなで色々思考を巡らせていると、向かい側の席に二人の女の子が座る。

 

確か・・・"イガリマ"と"シュルシャガナ"の子、だっけ。

 

 

 

「・・・おはよう」

 

「おはようデス、アルテマさん!」

 

「───うん、おはよう。これから朝食?」

 

「そう。貴方は───」

 

「じゃあ僕は下がるとするよ・・・邪魔しちゃ悪いし」

 

 

 

そう言ってそそくさと立ち去ろうと席を立とうとすると、ふいにイガリマの子に手を掴まれる。

 

 

 

「・・・な、何か?」

 

「今日こそ、今日こそは一緒に食べるデス!」

 

「───へ?」

 

「切ちゃんの言う通り。いつも貴方だけ席を外してるから、何も理由がないなら一緒に食べた方がいい」

 

「そっ、かぁ・・・」

 

 

 

仕方なくアルさんにどうするか聞いてみる。

 

すると少しの間うーん、と唸ってまぁ引かれさえしなければいいだろう、とGOサインを出したのだった。

 

ただ、引かれないといいなぁと懸念しながら。

 

 

 

「アルテマさんは好きな食べ物とかあるデス?」

 

「僕かい?そうだなぁ・・・燃焼効率を考えるなら石炭かなぁ?」

 

「──へ?」

 

「・・・すみません、今何て?」

 

「え、いやだから燃焼効率を考えるなら石炭かなって・・・」

 

 

 

僕がそう言うとイガリマの子は目をぐるぐるさせて困惑、シュルシャガナの子は額に手をあてて苦虫を噛み潰したような表情に。

 

あれっ、変な事言ったかな?

 

 

 

【十分変だぞ、相棒。何処の世界に鉱物を喰らう人間が居ろうよ】

 

「えっ・・・あっ、そっか。じゃあ好きな食べ物はない、かなぁ」

 

「ななっ、何デスと!?どうしてデスか!?」

 

「いやぁ・・・生まれてこのかた"鉱物"しか食べてないからさぁ」

 

「"好物"?」

 

「切ちゃん、多分石とかの"鉱物"だよ」

 

「へ!?あの石っころみたいなのを食べるんデス!?」

 

「そりゃ驚くかぁ・・・」

 

 

 

しみじみと言ってるとイガリマの子に右手を両手で、シュルシャガナの子に左手を両手で掴まれて"美味しいものを食べたことがないなんて人生損しまくりデス!!"とか、"なんでそんな重大な事相談しなかったの!"とかかなーり怒られた。

 

なんで???

 

 

 

【相棒、それはこいつらが人間だからだろうて】

 

「そう、だろうねぇ・・・」

 

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

 

まぁ色々あって朝っぱらからお小言をくらった僕とアルさん。

 

ちなみに朝食はトーストだった。

 

ただあれだけじゃ食べた気にならないからポケットに忍ばせていた鉱物を取り出し、食べる。

 

最近ウェルは研究に没頭してるし、マム──ああ、マムというのは"ナスターシャ博士"の別名。

 

そのマムも何やらもう一人いるお姉さんと何かを計画しているから忙しそうにしている。

 

とはいっても僕とアルさんは忙しい訳ではないので、暇を持て余してしまっているのだ。

 

ただ邪魔になるといけないので、休憩室で一人黙々と本を読む事にしている。

 

もちろん、鉱物を片手にね。

 

そうして鉱物を頬張りながら本を読み進めていると、ふいに背後から本を取り上げられる。

 

何事かと振り向くと桃色の髪に猫耳の髪型が似合う女の人が、くすりと笑っていたのだ。

 

 

 

「あー・・・カデンツァヴナ・イヴさん、だっけ。出来れば返してくれると助かるんだけど・・・」

 

「マリアでいいわよ、"名無し"君?それよりも・・・貴方みたいな人でもこういうのを読むのね。この伝記物の本だったり・・・あとはそこの机に置いてある推理小説?の本も・・・意外と普通なのね?」

 

「・・・まぁ、ね。僕の中の同居人が"普通の身体ではないのだからせめて普通の趣味を持っておけ"って言っててさ」

 

「そう・・・面白いの?」

 

「うーん、まぁ、そこそこ?」

 

「何よそれ、曖昧じゃない・・・まぁいいわ。そんな事よりも、私は貴方に話があって来たのよ。時間あるかしら?」

 

 

 

不意にカデンツァヴナ・イヴ・・・は長いから今後はマリアと呼ぼう。

 

そのマリアの目付きが真剣そのものへ変わった時、僕は鉱物をポケットに戻して話を聞くことにした。

 

 

 

「・・・話って?」

 

「そうね・・・どこから話しましょうか。貴方の実力もわからないままに話を続けるのはどうかと思うかもしれないけれど・・・」

 

「大丈夫だよ。認めてもらうのだってまだまだだろうしさ・・・それで?」

 

「・・・簡単に言うわ。数週間後、私と"あるアーティスト"のライブがあるのだけど───そこで、私たちF.I.Sは世界に"宣戦布告"するわ」

 

「───はい???」

 

 

 

ちょっと待って状況が飲み込めない。

 

助けてアルえもん。

 

 

 

【我は何処ぞの青狸ではないぞ】

 

 

 

知 っ て る 。

 

 

 




最後ギャグみたいな終わり方になって申し訳ないと思っている・・・けど、そういうスタンスなので多少なりとも許し亭許して・・・(白目)

ちなみに次回あたりに名前を決めていきたいと思っとります。

あとここの主人公君は一人称"僕"だけど男やで(ボソッ

活動報告内で募集してますのでご協力お願いします。

という訳で次回、やっとこさ物語が動きます。

次回もよろしくです。

ではでは、感想お待ちしてますー( ´-ω-)ノシ

主人公のヒロイン、どうする?

  • 響ちゃん
  • 翼さん
  • キネクリ先輩(クリスちゃん)
  • 切ちゃん
  • 調ちゃん
  • マリアさん
  • いっそ全員フラグ立てるだけ立てて全回収
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