戦姫絶唱シンフォギア "誰が為に喰らう力を振るう"   作:アインスト

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毎日とはいかなくてもやっぱり更新するってのが大事だって、ハッキリわかんだね。

そんな訳で第五話です。
今回は廃病院での戦闘ですが主人公がウェルの目的に疑念を持ち始める、そんなお話になる予定です。

さらに今回でやっと主人公の名前が決まります。
ではほんへ、どぞ。


章節‐5 歪みだした目的と疑念と

 

あれからさらに数日。

僕はマムから話がある、と言われてマムの研究室へ訪れている。

 

何でも"今後の生活に関わる重要なこと"らしいけど・・・何なのかはあまり想像がつかない。

 

 

「マム、来たよ」

 

『わかりました。入りなさい』

 

 

入れ、と指示されて素直に入ると車椅子に座ったマムが待っていたようだ。

マムの目の前の机の上には・・・数枚の書類が置いてあった。

 

 

「それでマム、話って?」

 

「ええ、貴方の事で話がありまして。今まで貴方を便宜上"アルテマ"と呼んでいましたが"貴方自身"の名前はありませんでした」

 

「まぁ、そりゃそうだけど・・・それで?」

 

「日常生活に潜伏するには不都合ですから、こちらで貴方の名前を用意しました。その書類を見ていただければすぐわかるでしょう」

 

「わかった」

 

 

 

マムにそう言われて書類を手に取り、確認する。

 

それには僕の顔写真と僕の名前が表記されていた。

 

───"ネロ イヴニング"。

 

どうやらそれが、僕の、僕だけの・・・名前。

 

 

 

「ネロ・・・か。由来はあるの?」

 

「私が決めたわけではありませんよ。決めたのは調と切歌・・・そしてマリアです」

 

「え、そうなの?」

 

「ええ。恐らくネロは貴方の出自に関わる"ネフィリム"から。イヴニングは───貴方の瞳の色から、でしょうね」

 

「僕の、瞳の色?」

 

 

そう問うと、マムは"貴方の瞳は夕暮れの色のように綺麗ですから"と、それだけ答えた。

 

僕は───ネロ。

 

それが、僕の名前で・・・存在証明にもなる。

 

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

 

それから数時間後。

 

ウェルから"特機部二"が僕らの行動を感知しているという報告があった。

 

そこで二課のシンフォギア装者を抑え込むために廃病院を囮にして弱体化を図る作戦を立案してきたのだ。

 

その作戦にはウェルの"秘密兵器"を投入するという話だ。

 

 

【───ネロ、悩んでいるのか?】

 

「・・・まぁね。最近のウェル、何か変だしさ」

 

【確かに食えぬ男だとは思っていたが・・・そうだな。我の"同類"も保有しているとの話だ。どうにもきな臭い事になってきたな】

 

「やっぱり、そう思う?」

 

【ああ。恐らくだが・・・F.I.Sとウェルの目的は違えているようにも思える】

 

 

今後用心することだ───そう言われてアルさんと話すのをやめた僕は改めて作戦概要を確認する。

 

元々その廃病院はアジトとして使っていたようで、ウェルの言う"秘密兵器"の維持に必要な資材を保管していたらしい。

 

で、近頃様々な物資を搬入しているとそれを嗅ぎ付けられた・・・らしい。

 

アルさんに言わせれば、警備態勢ガバガバじゃないか、とのこと。

 

そこでウェルの発案であえてそこに二課のギア装者を誘い込み、一網打尽にする流れ。

 

ウェルは自信ありげに作戦を立案してたんだけど何でも、彼女らに対する"特効薬"があるらしい・・・。

 

そんなこんなで作戦を決行することになったんだけど、今回僕らはウェルのバックアップに回らなくてはならない。

 

マリアたちは別行動・・・ちょっと寂しそうにしてたけど、また後で一緒に過ごせるんだし大丈夫。

 

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

 

「───ねぇ、ウェル」

 

「何です?」

 

「ウェルはさ・・・"フロンティア"?だか何かを使って何がしたいの?」

 

「何を、ですか・・・決まっていますよ。私は"英雄"になりたいんですから」

 

「英雄、か・・・」

 

「ではネロ、逆に貴方は今後どうしたいのです?」

 

「僕は今後・・・わからないや。とりあえずマリアたちと笑って過ごせれば、それでいいかな」

 

「・・・何とまぁ、無欲というか───と、来ましたね。私は行きます。ネロ、君は有事に備えて準備をしてくださいね」

 

「わかった」

 

 

 

深夜、ウェルと問答を繰り返しているとどうやら来たようだ。

下の方が賑やかになってきている。

 

そんな事を考えていると突然アルさんが話しかけてきた。

 

 

 

【───相棒、我々も動くぞ】

 

「え、もう?早くないかな?」

 

【どうにも嫌な予感がするのだ・・・とにかく急げ。我の見立てではどうもろくなことにならん気がする】

 

「・・・わかった。行こう───"アルテマ"」

 

 

 

そう言われて鎧を纏い、下に向かう。

向かうにつれて戦闘音が激しくなってくる。

 

───その直後、とてつもない音が響いたかと思うと一気に静かになったようだ。

 

ゆっくりとその様子を覗き見てみると、既にマリアも到着していた。

 

・・・だけど、その近くにいたウェルが告げた一言で僕らはさらに困惑することになる。

 

 

 

「───時間通りですよ、"フィーネ"」

 

 

 

フィーネ、だって?

それは確か"ルナアタック事変"での黒幕だったっていう・・・?

 

そう困惑している僕を傍らに、アルさんは一人思考を続けていたようだった。

 

 

 

【カデンツァヴナ・イヴがフィーネだと・・・?"リィンカーネーション"なら有り得なくはないが・・・妙だな。フィーネに関する"力"が何一つ、感じない・・・何故だ・・・?】

 

 

 

 




中途半端ですがここで一度区切ります(白目)

ちなみに主人公の名前の由来はご協力してくださった方々のアイデアを集約して違和感がないように組みました。

ご協力、感謝でごぜーます・・・!!

今回の主人公たちの立ち回りとしては完全に裏方、廃病院においての作戦では撤退する時だけ手助けしています。

というわけで次回は少し時間が飛んでネフィリム覚醒です。

ではではまた次回お会いしましょ( ´-ω-)ノシ

感想、お待ちしてますー(乞食)

ヒロイン募集はまだやってますんでよければご参加お願いします。

主人公のヒロイン、どうする?

  • 響ちゃん
  • 翼さん
  • キネクリ先輩(クリスちゃん)
  • 切ちゃん
  • 調ちゃん
  • マリアさん
  • いっそ全員フラグ立てるだけ立てて全回収
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